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原点に戻る、株・為替でなく「金取引」の時代へ

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株式、為替(FX)、不動産などなど投資手段は様々ありますが、今再び注目が集まっているのが「金(金地金)」です。金取引とは一体なんなのか、なぜ株式や為替より良いのかをご紹介していきます。

 

 

先の見えない経済

現在、株式、為替、不動産など各種投資はかつて無いほど盛り上がっています。ただそれは経済が潤ったから、資産に余裕が出来たからというよりは、ネット取引などの発達により投資が行い易い環境となった、銀行預金などかつての投資法が崩壊し新たな投資手段を選ぶ必要があった、またそれをメディアがそう促している事 等が理由になっているのではないかと思います。

対して実際、経済が活性化した、投資で儲け易くなったかというとそれはまた別の話です。アベノミクスで日本株も上がり、ドルやユーロなど世界の主要通貨も上昇しています。ただそれはあくまで数値的な上昇の話。株価、為替を上昇させている確たる要因というのは今現在ほぼはっきりしていません。小さな要因はあったとしてもこの過度な上昇を根本的に裏付ける要因はなく、実態がないまま右肩上がりに延々と上がっている様な状況です。

それを表すように8月末より日経平均は暴落、9月現在は日経平均は17000円をも割ろうともしています。今回の暴落における下落幅値、下落継続期間はリーマンショッククラスですが、今回これだけの暴落を起こした理由は何かあったでしょうか。何やら理由を語っている専門家もいますが、結局理由の無い下げかと思います。しいていえば理由も無く上げていたので、チャートの節目となり理由も無く下げているのでしょう。

実際には経済回復はしていないのに株価や為替は実態以上に上がりそして突如下がってくる、そんな先行きの見えない、また非常に不安定で危険な相場となっているのが現在の投資市場です。

日経平均の考察は以下記事にまとめています。
>>【考察】実態などなく終わりの始まり、日経平均2万円大幅割れ597円安(8月22日)

 

そんな時代に利益を生む「金(金地金)」とは

さて本題となる金(金地金)についてご紹介します。金とは貴重で高価な金属だという事は広く知れ渡っていますが、なぜ貴重なのかご存知でしょうか。
金は純度99%以上のものは人の手で練成する事は出来ず、金鉱山から採掘するしか入手する方法がありません。またその鉱山というのはわずかであり、これまでの有史の中で採掘された金の総量はわずかオリンピックプール3.5杯(約17.6万トン)となっています。この希少性の高さ、またその耐久性と美しさから、紀元前より今現在まで、国・種族の枠を超えて高値で物々交換出来る鉱物として歴史を積み重ねてきました。
なお金が人の手で練成できないのは最近の学説では隕石に含まれていた鉱物であったためと公表されています。40億年前に宇宙から飛来した無数の隕石の中に金が含まれており、それが地上に残って金鉱山となり、今現在もそれを発掘している様です。
このため全量が限られています。

 

金は経済の影響を受けない

さてなぜ金取引が今良いのかですが、これは金の価値が普遍であるためです。金は上述の通り時代や経済が変わっても、その希少性から一定の価値を持ちます。金はインフレが起きた場合はヘッジファンドの逃避先となるため基本的に価値は上昇していきます。景気悪化しデフレが起きても、株式や為替通貨に不振を持った投資家のリスク分散に使われるため、景気悪化と一緒に下落するという事はほぼありません。
特に現在の株式、為替相場の様に実態がなく上昇しており、一つ間違えば暴落する様な状況では確実な投資手段となってきます。

 

金相場は上昇している

金はコーヒーやトウモロコシといった”先物”として分類されます。先物取引としての金相場は、その時代毎の需要で上下はします。ただし金は希少な鉱物ですので、時代や経済が変わっても一定の価値は保ちます。また近年は長期的に上昇傾向にあります。
↓は過去40年の金相場チャートですが、過去40年の間に様々な経済動向がありましたが、長期的には上昇中です。世界的にもう金など不要というような価値観にでもならない限り極端な下落というのは起きないでしょう。

GOLD_TOKYO_201508
出典:楽天証券

 

金のその他のメリット

金には他にも以下の様なメリットがあります。

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・品質が劣化しない
金は何百年、何千年保管しても物質的には劣化しません。経年劣化により汚れたり破損したりで価値が下がる事はありません。(ダイアモンドなどで削るか高温で溶かしでもしない限り)

・直ぐにでも換金できる
金は通貨の様に常に需要がありますので、マーケットもしくは店頭で直ぐにでも売買、換金出来ます。また国内だけでなく海外でも換金可能です。

・固定資産税が掛からない
金は固定資産には含まれませんので、固定資産税を支払う必要はありません。

 

金のデメリット

金相場は長期的には上昇していますが、日々細かくは上下しています。余り短期的な目線で投機的な取引をしようとしすると金と言えども時には損失を抱えてしまう事があります。
また金相場は株式や為替の様に激しくは上下しない分、経済が儲け時となっている状況では株式や為替取引をした方が利益が出る事もあります。(機会損失となってしまう)
こういった点が金取引のデメリットと言えます。

金取引を行うには

最後に金取引の方法をご紹介します。
金取引は、現物かマーケットのいずれかで行います。

・現物取引
映画などで登場する金バーの様に現物の金で取引する方法です。純度99.9%の刻印が捺された売買の金を購入します。
購入、売却は貴金属店、商品先物取引会社など、最近では雑貨店やTUTYAYAなどでも店頭現物取引が出来ます。(注:商品先物会社の場合は1キロ以上でないと受け付けない事もあります)
最低1gから販売されており、価格は金相場に基づきます。

なお最近ではAmazonでも販売されています。

 

・マーケット取引
株式の様に先物マーケットで取引する方法です。証券会社に口座を開設し、ネットもしくは証券会社窓口で取引を行います。この場合は権利のみとなり現物の金は扱いません。(株券の様なイメージ)マーケットで取引する場合は最低1キロ単位(ミニ取引の場合は100gから)ですのである程度運転資金は必要になってきます。

どちらの方法でも価格は同じ金相場のレートとなりますので変わりません。手軽に取引したい、頻繁に売買したいという方はマーケットがおすすめですが、マーケットの場合証券会社倒産のリスクはありますのでその点は注意したい所です。

なお本日9/27時点の金相場レートは、1キロ当たり4,773,000 円です。

 

まとめ

この様に金取引というのは、経済の先行きのみえない今だからこそ利点が大きくなります。投資はしたいが、今の株式や為替に不信感を持っているという方にはおすすめかもしれません。また金というのはたとえ投資目的でなくても価値あるものとして扱われますので、ちょっとしたプレゼントや景品として使うのも一つの手と言えるでしょう。

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