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本物のバカで世界終わった?余りに酷い「トランプ大領領就任前会見」内容まとめ・感想・評価

 1月12日、トランプ次期米大統領は、当選後初となる記者会見を開き、海外移転企業に対しては重い国境税を課す方針や薬価改革などを表明した。11日記者会見場のトランプタワーで撮影(2017年 ロイター/Lucas Jackson)
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本日2017年1月12日、午前1時~午前2時30分の間、ニューヨーク・トランプタワーにて、次期大統領ドナルド・トランプ氏の大統領就任前記者会見が行われました。

大統領選挙後初めての公的な会見となるため全世界から注目されていましたが、トランプが見事にやらかしてくれました。
一言に言えば、「トランプってこれまではパフォーマンスなだけで実際は有能なんじゃないの?」が見事に裏切られ、”本物のバカ”であった事が全世界に向けて公開されたような会見でした。

歴史に残るほど酷い内容であった今回のトランプ会見。
観られなかった方もいらっしゃるかと思いますので、内容まとめ・感想・為替動向・今後について、書いて行きます。

1.アメリカ大統領はこれでいいのか?余りに酷いトランプ会見内容まとめ

まずは、今回行われたトランプ氏の大統領就任前会見の簡単な流れと内容のまとめを書いていきます。

【トランプ氏の大統領就任前会見内容まとめ】
・遅刻し10分遅れの会見開始、特に謝罪はなし
・トランプが発言したのは全90分のうち半分程度。残り半分は側近や弁護士のどうでもいい演説。
・開始早々、昨年の選挙選にロシアのサイバー攻撃が関与したスキャンダル問題に関する言い訳やメディア批判。この無駄な話に大半の時間を使う。おまけにサイバー攻撃への守りを強化するなど斜め上の話に。
・現在のビジネスの引継ぎについて。大統領就任後、自身は現在のビジネスから手を引き息子たちに会社を譲渡する、うんぬんの身内の保身話を延々と行う。その後、弁護士から更に詳細について説明。(あとで書面でやってくれレベル)
・「アメリカはすごいグレイト」、「アメリカをよくする」、「トランプ政権の人材はすごい」、「これからすごい政策素早く出していく」等の具体性のない抽象発言を連呼
・日本を始めとする諸外国を批判
・「最も雇用を作る大統領になる」と宣言。
・オバマ政権が実施してきた「オバマケア」を”最悪な政策”と一喝。しかし具体的な対策は挙げず。
・記者からの質疑応答に対する返答も抽象的で答えになっていないもの多数。不利と思われる質問に対してはスルーして答えず次の記者に強制移行。
・最後は記者から、「ロシアのサイバー攻撃に本当に関与していないか明確な返事をください」と際どい質問が投げかけられるが、無視し逃げるように舞台袖へ。これで会見終了。

※さらに詳細が知りたい方は、ネット上の動画などをご観覧ください
トランプ次期大統領の記者会見 ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30417190

2.トランプ会見を見ての感想や評価

さて本題のトランプ会見の感想について。
上でも書いたとおり、一言で言えば「トランプは本物のバカだったんだな」という印象を受けました。

今回の会見は大統領選挙選後初となる、トランプ氏の”大統領としての”正式な公的発言です。「この人が今後アメリカをどのように舵取りしてくか」、「世界経済をどのようにしていくのか」など、大国アメリカの大統領としてのマクロな見解を期待していたハズです。キワモノな人物だけあって尚更に。

そんな世界の注目が集まる会見で述べられたのが、前述のとおりスキャンダル問題の言い訳や自身のビジネスに関する身内話など本当にどうでもいい内容、まるでツイッターでつぶやくような話です。
世界中が、「あんたこの大切な場で何の話してるんだ」とポカンとするような会見でした。NHKの翻訳者や解説者も理解に困りながら、翻訳や解説をしていましたね。

また質疑応答にて、政策や外交など具体的な話になっても、「これからよくなる」、「すごい政策をつくる」など出てくる言葉は、相変わらずの勢いまかせの抽象表現トランプ節。この人がアメリカをどう考えているか、どうしようしているかがさっぱり分かりません。

それでも選挙選前はパフォーマンスとして片付けられたかもしれません。しかし今回は”大統領としての”初となる公的発言。アメリカの大統領が、抽象的な表現しか言えず何も考えていない本物のバカだったと世界に伝わった瞬間でした。

海外ではトランプのような抽象発言ばかりする方は嫌われます。海外の人々はこの会見を見てどう感じたのでしょうか。
おそらく私のような日本人が感じる以上に怒りや不安が募ったかと思います。

3.ドル円セリクラで3円落としの乱交下、市場からも見捨てられたトランプ

トランプの会見がいかに酷かったのかは、会見中の為替相場の反応を見ても分かります。

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↑はSBI証券の「ドル円レート10分足」のチャート。

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会見開始時は116.8前後の高値で推移していましたが、会見開始直後の1時20分ごろより乱交下。その後一方的な売りが継続し、会見終了後の3時10分頃に最安値の114.2をつけています。
途中セリクラとも呼べる強烈な売り展開となり、わずか2時間足らずの間に約3円も落ちるという前代未聞の展開に。

悪材料となる明確な指標もなく、単なる一個人の発言(しかも決意表明)だけでドル円が3円も落ちるのは本当に前代未聞です。

全世界の金融機関・へッジファンド・投資家が、「ああこの人は本気でヤバイ」、「この人がアメリカ舵を握ったら大変なことになる」、「ドルを持っていたらヤバイ」と確信した結果だと思われます。

そこに買い向かう人はおらず、チャートの抵抗線も全く機能せず、テクニカルも一切通用しなくなった為替相場。近年稀に見る”一体感”を感じる動きでした。

4.トランプ就任で第三次世界大戦がくる?

今回の会見は単にトランプはバカだと感じるだけでなく、得体のしれない怖さのようなものも感じました。

自分の保身や身内の事ばかり話すトランプ、勢いやその場しのぎの考えだけで動くトランプ、不利な質問にはコミュニケーションを取らずぼやかし時には攻撃的になるトランプ、不満を感じるものには露骨に敵意を表すトランプ、今回の会見ではこういったトランプの素の人物像がひしひしと伝わってきました。
もう選挙ではないのでパフォーマンスでは片付けられません。これが地なのでしょう。

もしトランプがこのスタイルのまま大統領として活動したらどうなるのでしょうか。
今後議会などの場でも建設的なコミュニケーションを取らず、不満を感じるものにはそれが国家であっても敵意をぶつけていく、そんな恐ろしい大統領、ゆくゆくは恐ろしい独裁国家になるような雰囲気を本気で感じました。

 

もしかしたら「第三次世界大戦」なるものが本当に実現してしまい、トランプのさじ加減一つで遠く離れたこの日本にも飛び火がくるかもしれません。今回の発言からも何かと日本も敵視しているようですし。

「ふざけていると思っていたらマジだった」、そんな得たいのしれない恐ろしさを感じる会見でした。
これが世界をリードするアメリカの大統領。冷静に考えると本当に恐ろしくまるで映画のような話です。
アメリカ国民は本当にやってはいけない選択をしてしまったのではないでしょうか。

余談となりますが、映画『スターウォーズエピソード3 シスの復讐』にて、暗黒卿としての裏の顔をもつパルパティーンが共和国最高議長に選ばれてしまう際、パドメが「満場の拍手のもと、自由が死んでいく・・・」というセリフを吐くシーンがありました。今のトランプをみるとこのシーンが脳裏をよぎります。

満場の拍手のもと暗黒卿に権力が授けられる(スターウォーズエピソード3 シスの復讐より)

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この先、どうなるのか? さっぱりわかりません。

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