お金とルール、AKB総選挙で結婚発表。アイドルにも「事業計画書」を
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お金とルール、AKB総選挙で結婚発表。アイドルにも「事業計画書」を

「第9回AKB48選抜総選挙」にてNMB48の須藤凜々花が、突如前代未聞の結婚発表をし、批判が溢れている。

AKB総選挙は、「投票権付きCD」というリアルマネーが絡むため、株と同じ金融投資に近い。今後こんな問題が起きないためにも、アイドル各自で会社のように「事業計画書」が必要だと思う。

タイムリーなこの話題について、お金・投資・株を絡めながら、偉そうに書いていく。

1.AKB総選挙で須藤が結婚発表、株価はまさにストップ安

2017年6月17日に開催された「第9回AKB48選抜総選挙」の中、NMB48の須藤凜々花(20)が、突如結婚発表をはじめた。

自己最高の20位にランクインした喜びを伝えたのち、「初めて人を好きになりました」、「私、NMB48の須藤凜々花は結婚します」の爆弾発言をぶっこむ。相手は医療関係の一般人らしい。

詳細:
スポニチ 須藤凜々花 掟破りの結婚宣言…ファンの批判殺到「裏切られた」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170618-00000025-spnannex-ent

これに対して、応援する声もあるものの、
「ふざけんな、しね」
「恋愛禁止じゃなかったのか」
「金返せ、金返せ、金返せ」

などなど、ネット上で批判の声が溢れかえっている。

なぜここまで批判、罵声が浴びせられるのか。
これは皆さんご存知の通り、AKB総選挙にはリアルマネーが絡むからだ。投票権付CDという名のリアルマネーで、その人の将来に”投資”している。

私もAKBオタの友人いるが、まあすごい。お気に入りのAKBメンバーに陽の目を当たらせようと、とにかくCDを買いまくる。ネットで箱いっぱい100枚、200枚と買い込んで、それに付いている投票権で投票するのである。

1度の総選挙で使うお金はおそよ数十万円。もちろんCD本体には用はなく、すぐに近くの中古ショップなどに10円、20円で売りさばく。”権利”だけのためにお金を使っている訳だ。まるで子供の将来を期待してお金を出すかのようにせっせとCDを買っている。

さてこれまでも「山口百恵」など、結婚発表を機に引退しているアイドルは大勢いるが、それとは訳が違う。AKB総選挙はマネーが絡んでおり、金銭的なリターンはないものの株式投資に近いものがある。

今話題になっている↓のツイートが的確だと思う。


お気に入りのAKBメンバーの将来のために投資し、株価を上げたけれど、いざ決算報告で糞決算が出され、ストップ安になっている状態だ。しかも株のように損切する事もできない。出したお金は無意味になり、一生塩漬けになる。

今回の総選挙で彼女の投票に使われた額は、総額4000万円近くにもおよぶ。

 

 

2.問題は運営に。AKB総選挙にも「事業計画書」を

 でもこの件、須藤凜々花が100%悪いとも言えない。
彼女だって人間なわけで、途中で気持ちや目標が変わることだってある。

それに、応援したファンの中には、結婚が彼女にとってある意味幸せな”将来”で、それを称えて喜ぶ人だっているハズ。現にそういったツイートもある。けれども一方で、「アイドルや仕事として将来輝いて欲しい」と願うファンもいるのも事実。実際そちらの層の方が多いかと。

問題は、そこが固まっておらず、宙ぶらりんになっている事じゃないかと思う。

なので毎回大量のお金が絡むAKB総選挙においては、会社のように「事業計画書」を各メンバーに書かせるべきだとおもう。キャッチ-なタイトルにするため事業計画書と書いたが、正しくは”目標管理シート”。

・今回の選挙にどういう意気込みで挑むのか
・将来は何をしたいのか
・選挙でランクインしたら、それを利用して何をするのか
・応援したファンにはどういった形で恩返しができるのか

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ここが最初から具体化できていれば、今回のような批判問題は起きない気がする。「選挙後、結婚したい」なら、はじめからそれを嫌うファンはCDを買わないからリスクを負わない。
この件に対して、運営側は「びっくりしていますが、本人の判断(卒業して結婚すること)を尊重する」とまるで他人事のように須藤の責任のような物言いをしている。

ルールをあいまいにして、リアルマネーで選挙ゲームを行っている運営側が一番問題じゃないかと。

運営はいわば「証券会社」のようなもの。(リターンはないので完全一致ではないが)大量のお金を出資させて総選挙ゲームを行うのであれば、そのルールをしっかりと決めるべきだ。

10代、20代の女の子に、すべてを自己責任とさせるのはあまりに酷である。

 

 

3.ルールがないとマネーゲームになる

なぜこんな記事を書いたかというと、最近「VALU」というサービスが誕生したからだ。VALUとは、個人の将来にお金を払い、価値を株のように売買できるサービス。

VALU公式サイト https://valu.is/

AKB総選挙も売買はできなくとも、これと似た形かと思う。

これからの時代、こういった個人の将来にお金を出すサービスやシステムが続々と登場してくるかと思う。

それがただのゲームであればいいのだが、リアルマネーが絡むと、批判・中傷も起きやすくなるだろうし、場合によっては取り返しのつかない問題になる可能性もある。それにお金を出した側にとってもリスクが大きくなる。

 

お金というのは恐ろしいもの。そして個人というのは生もので、感情や目的は移り変わりやすいもの。

そこに大量のお金を絡める以上は、それを管理するルールが必要なはずだ。
そうしないと無法地帯となる。なかなかにぶっ飛んだ時代になるかもしれない。

まとめ

私はCDも買っていないので蚊帳の外からの意見となってしまうが、投資をよくやる身として、思い当たる事があったので書いた。

これからは、今までにはない色々なモノに対して投資が行える時代になっていくと思う。
そうした時にルールが無くラフになっていると、やりにくいし、余計な問題も起こり易そうな気が。今回のAKB総選挙を見てもそう感じる。

 

関連
批判:「VALU」サービスのユーザーが余りに酷いので書いておく

 

 

 

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