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高速道路の制限速度が120km/hに引き上げ、軽自動車や遅いクルマはデメリット?

福岡高速道路環状線堤入口
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高速道路の制限速度を、今後従来の時速100km/hから時速120km/hに引き上げていく方針が警視庁より発表されました。

スピードがあがればより早く目的地まで着くので嬉しい限りです。ただ、軽自動車など非力で遅いクルマについてはデメリットがありそうです。

高速道路、制限速度最大120km/hに引き上げ

高速道路の最高速度引き上げに関するポイントは以下の通り。

・制限速度100km/h区間を120km/hに引き上げ。
・試験運用後、事故などの問題がないようであれば正式採用へ。
・試験運用が行われるのは、新東名高速道路(静岡県)の御殿場ジャンクション~浜松いなさジャンクション間、東北自動車道(岩手県)の花巻南インターチェンジ~盛岡南インターチェンジ間。
・試験運用の開始日などは現在未定。

詳細 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160324/k10010454361000.html

 

軽自動車などはどうなる?

特に車両による制限は無いようですので、軽自動車も時速120km/hで走れる様になるのかと。

ただし、軽自動車のような非力なクルマの場合、たとえ走れても以下の様なデメリット、リスクが生まれてくる可能性あり。

①エンジンブローを起こす可能性あり

最新の軽自動車であればポテンシャルは上がっていますが、それでも規格上64馬力、660ccである事には昔から変わりありません。このため、120km/hオーバーで長時間走行したり、上り傾向の道を走ったりすると、エンジンにかなり負担が掛かるため、エンジンブローや寿命を縮める原因となる事があります。

特に以下の様な軽自動車や旧式の非力な車は注意かと。
・64馬力、660ccにも満たないスペックの軽自動車など(スズキ・アルトなど50馬力台の軽自動車など)
・ターボ非搭載の軽自動車など
・車重の重い軽自動車など(4WDモデルなどで1000kgを超えているモデルは注意)
・年式の古い軽自動車など
・メンテナンスが十分行われていない軽自動車など

こういったタイプの軽自動車ですと、時速120kmオーバーで走るとエンジンブローを起こしたり、エンジン寿命が縮まる可能性はあります。


②ボディ剛性とサスペンションの問題

軽自動車は総じて、ボディ剛性は普通車より低く、サスペンションは柔らかめです。(一部のスポーツモデルは除く)
ボディ剛性が低いと、高速走行時に車体が不安定になります。またサスペンションが柔らくても高速走行時に車体が不安定になります。

時速100km/h程度であれば、軽自動車でもまあ走れるレベルですが、120km/hを超えるとかなりふらつき不安定になってきます。特にとっさの回避や急ブレーキをした場合には不安定になり危険が伴います。

※以下実証に基づきます。

【スズキ・セルボ(2011年式 ターボのスポーツモデル)の場合】
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軽自動車の中では、サスペンションをやや固めにしてあるスズキ・セルボですが、それでも120km/hで走るとふらつきます。直線はまあ走れますが、少しカーブになるとハンドルをしっかり握っていないと吹っ飛んでいきそうな感じです。

【スズキ・アルト(1995年式 ノンターボモデル)の場合】

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比較対象のスズキ・アルトです。ボディ剛性もサスペンションもチープな90年代のスズキ・アルト。120km/hで走ると、直線でもフラフラです。ハンドルを力んで握っていないと左右に暴れだします。100km/hであっても高速はとても走りたくない車でした。

 

③120km/hが出ない車もある
一人乗りであれば軽自動車であっても、大抵のモデルは120km/は出せます。ただそれでもギリギギリギリ出せるといった形です。
さてこれが複数乗車をしたり、上り勾配を走ったりする場合、そもそも120km/hが出せない場合もあります。

【スズキ・セルボ(2011年式 ターボのスポーツモデル)の場合】
ターボモデルであるため、そこそこのスペックはあるはずのスズキ・セレボ(ターボモデル)。それであっても、大人3人乗車をすると120km/hがやっと出せるといった感じです。

【スズキ・アルト(1995年式 ノンターボモデル)の場合】
90年代のスズキ・アルトですと3人乗車をすると、110km/hくらいが限界です。
加えて上り勾配となると、100km/hも怪しい事も。

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周囲の車が120km/hで走っているのに、自分の車が110km/hくらしか出せないと煽られたり、追い抜かれたりなどで危険が伴います。

 

燃費はどうなる?

Shin-Tomei_Expressway_20120909

普通車ですと、80km~120km程度の高速走行の方が燃費が良くなる車種が多いです。
対して軽自動車の様な非力な車の場合、40~60km程度が最も燃費が良く、80kmを超えると逆に燃費が悪くなってくる車種が割合としては多い様です。(CVTモデルなどは除く)

特に旧式の馬力が低い軽自動車ですと、120km/hで走行するとエンジンをほぼレッドゾーンで回していますので、燃費はかなり悪くなるでしょう。

 

高速走行向けの軽自動車は?

この様に、軽自動車は今後、制限速度が120km/hになると不利になる事が多いです。ただ影響の受け難い軽自動車というのもあります。

①高速走行向けの軽自動車
「ダイハツ・ミラ」、「ダイハツ・ムーブ」、「ホンダ・N-ONE」などは高速道路でも意外と走れる軽自動車と言われています。この手の車はサスペンションが固めに造られているため、高速走行でも意外と粘る様です。

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②スポーツモデル
「スズキ・アルトワークス」、「スズキkeiワークス」といったガチのスポーツモデル、また「スズキ・コペン」、「ホンダ・S660」といったスポーツカーであれば、スポーツ走行を前提として造られていますので120km/hで走っても普通車並みの安定した走りを体感できます。

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以上の様なタイプの軽自動車であれば、120km/hであってもそこそこ快適に走れるかと思います。

 

まとめ

いかがえしたでしょうか。
このように高速道路の制限速度が120km/hに引き上げられると、軽自動車の様な非力な車ではややデメリットが多くなってきます。軽自動車ユーザーは今後の動向に注目かもしれません。

 

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コメント

  1. 名無しのリーク より:

    香川県ルー餃子のフジフーヅはバイトにパワハラの末指切断の重傷を負わせた犯罪企業

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