記事公開日:2016年5月19日
最終更新日:2018年4月4日

どう生きる?

平均寿命は130歳に、今ある職業もなくなる?30年50年先の将来の生き方はどうすべきか

人間の平均寿命はいずれ130歳を超えるそうです。
時代の進歩や技術の進歩は恐ろしい勢いで進んでおり、わずか数年でスマホが普及しSNSが当たり前のコミュニケーションツールになりました。今後はAI化により既存の職業すらロボットに置き換わるとも言われています。この激動の時代、30年後、50年後の将来はどう生きていくべきなのでしょうか。

 

1.人間の平均寿命は130歳の時代へ、今のライフスタイルや職業観は崩れる?

平成25年の段階の平均寿命は、男性が80.21歳 、女性が86.61歳となっており、これは毎年増加傾向にあります。世界的にも過去10年間で100歳以上の高齢者数は71%増加しており、平均寿命は年に約3カ月ペースで延びている模様。グロバールな高齢化が進んでいます。
現在長寿のギネス記録は、フランス人ジャンヌ=ルイーズ・カルマン氏の122歳164日となっていますが、今後再生医療が更に進化する事で、向こう30年程度の間に”平均寿命”が120~130歳になる時代がくると言われています。

平均寿命130歳に一つの壁がある様ですが、細胞自体を若返らせる技術が開発されれば、一気に300歳、500歳のレベルに持っていく事も可能であるという学説もあります。現在の技術進化のスピードを考えればおそらく早い段階でこういった技術は生まれてくることでしょう。

こうなってくると、65歳定年というライフスタイルは近い将来消えてなくなる可能性があります。

2.崩壊に向かう年金制度

破綻寸前といわれている日本の年金制度。
現在のペースで進めば、厚生年金については2033年に枯渇、国民年金については2037年に枯渇すると示唆されています。

日本の年金財源があと20年で枯渇!社会保障費の増大で日本破綻!
http://matome.naver.jp/odai/2138086285302863601
完全に崩壊とまではいかなくとも、定年後これまでどおりの水準の額が支給される可能性は極めて低く、65歳定年後も、大半の方は労働しないと生きていけない時代がくる可能性があります。

 

3.10年後に消える職業

今後AI化やロボット化が進むことにより、現存する702職以上の職業が今後10年~20年で消滅すると米オックスフォード大学が公表しています。

オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925
タクシー運転手、レジの店員、経理などルーチンワークとなっている職業はもちろん、社会福祉士、税理士、会計士、医師、弁護士などコンピュータで代用できる専門職もいずれ消滅していくようです。安定と言われている公務員ですら将来コンピュータに代用されるとも言われています。
この他にも現存する数多くの職業が今後消えていく模様ですので、今就いている仕事が将来無くなってしまう方は多いでしょう。

 

4.急速に変わる文化

インターネットの発達により文化や価値観が大きく変わりつつあります。
特にスマホが普及したここ数年の変化は著しく、LINE、フェイスブック、ツイッターなどが当たり前のコミュニケーションツールとなりました。20代ではLINEの使用率が優に94%を超えていると言われています。若者だけでなく40代、50代がネットやSNSを活用するのも当たり前の時代となり、仕事の対話ですらSNSで行われる時代になりつつあります。
わずか数年でこの変化。今後3年先、5年先にはまた違うテクノロジーが浸透し、全く違う文化が浸透している可能性が大いに考えられます。

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5.将来インフレになる可能性もあり

未だ不透明なアベノミクスですが、もしアベノミクスが今後もプラスに働き経済が回復していくのであれば、今後経済はインフレに向かうとも示唆されています。
いずれそうなれば、将来のために蓄えていた現金の価値が減るため、貯蓄をする=将来安定の神話も崩れる可能性があります。

 

6.この先の将来をどう生きるべきなのか

さて、前述したとおり変化は恐ろしい勢いで進んでおり、今後の時代はこれまでの価値観、ライフスタイルが一切通用しない時代がくる可能性があります。

では、どうすればいいのか。
そのヒントは、ホリエモン(堀江貴文)が近畿大学卒業式で行った「伝説のスピーチ」と呼ばれる↓の演説にある気がします。

正直、ホリエモンの言う事は極論的なので、全て鵜呑みにはできません。彼は、全員が全員いままでの価値観のままでは生きていけない様な言い方をしていますが、例えば、絶対に潰れないような超大手優良企業のエリート社員、もしくは農家のような地に足をつけた職業の方などであれば、時代の変化が起きても実際はあまり影響を受けないでしょう。

ただ、おそらくこれまで”普通”と扱われるような生き方をしている方は、ホリエモンの言うとおり徐々に時代の変化の影響を受けていくのではないでしょうか。

さてこのスピーチの
「老後のことは老後に考えましょう」
「いくら準備してたって50年後のことなどわかりっこないです」
「今を一生懸命いきましょうよ」
の部分に注目したいです。

あのホリエモンでさえも先はわかならないということ。(本心なのかはわかりませんが)
この激動の時代、30年先、50年先を見据えるのは、人並み外れた先見の目でもない限り難しいでしょう。
結局のところ、不確かな未来に身構えたり不安を感じたりするのではなく、今できることを”今の目線”で精一杯行うのがこの激動の時代を生き抜く最善の策なのではないでしょうか。

ある程度は将来の設計をする必要はあるかとは思いますが、先の見えない時代だからこそ今を生きる事が一番良いのではないでしょうか。

70代~80代の高齢者のうち、優に7割が「チャレンジしなかったこと」を人生の後悔として挙げているというデータもあります。これまでの時代であれば、チャレンジしなかった事が後悔は残っても見方によっては正解だったかもしれません。
ですが、今後の先の見えない時代であればチャレンジしなかったことの後悔に加え、安定すら手に入れられない可能性もあります。

こういう時代だからこそ、将来だけに縛られず、今を見て今やるべきことをやるのが良いのではないでしょうか。チャレンジとまでいかなくとも。

あなたを待つ恐ろしすぎる老後。70%の老人が同じ理由で人生を後悔
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20160411-67799597-magmag

 

 

 

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