記事公開日:2016年2月18日
最終更新日:2018年4月4日

FF・スクエニ

FF15にも繋がる、FF13「ファブラノヴァ神話」のストーリー徹底解説&考察②

 

まもなく、発売が期待されているPS4ソフト「ファイナルファンタジー15」。

さてこのFF15は、「FF13」~「FF13-2」~「FF13ライトニングリターンズ」のFF13シリーズ三部作で描かれていた“ファブラノヴァ神話”がベースになっています。

 

FF15のストーリーをより楽しむためにも、このファブラノヴァ神話は知っておきたい所ですが、なにぶんFF13シリーズをプレイするとなると膨大な時間がかかりますし、またこの話がややこしい。

そこでこの記事では、このファブラノヴァ神話の流れを、出来る限り分かりやすくご紹介していきます。
加えて、このファブラノヴァ神話、今後のFFシリーズの流れをヤバい方向に変えそうなので、これについても合わせて触れていきます。

※壮大にネタバレ含みます。
※FF13シリーズ未プレイだけどネタバレ覚悟で知っておきたい、もしくはFF13シリーズをプレイしたけど良くわからなかったので見直してきたい方向けの記事です。
※複雑な話なため、誤解釈もあるかもしれませんので、参考程度で観ていってください。

 

 

考察に必要な前提、FF13~FF15を跨ぐ「ファブラノヴァ神話」とは?

ファブラノヴァ神話(正式名称:ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジー)というのは、FFシリーズのタイトルを跨ぐ大きな世界設定・ストーリーの様なものです。

これまでのFFシリーズは、各タイトルで独立した話が展開されていましたが、最新のFFシリーズはこのファブラノヴァ神話が土台となり、タイトルを跨いで同じ世界設定を共有しています。

ファブラノヴァ神話を共有するのは以下のFFタイトルです。
・ファイナルファンタジー13(FF13)
・ファイナルファンタジー13-2(FF13-2)
・ファイナルファンタジー13 ライトニングリターンズ(FF13-3)
・ファイナルファンタジー零式(FF零式)
・ファイナルファンタジー15(FF15) ※旧称:FF13ヴェルサス

この様に最新のFF15も含め、計5つのソフトが、タイトルの枠を超え、ファブラノヴァ神話という同じ世界設定を共有してます。

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ファブラノヴァ神話をざっくりとしたまとめ

このファブラノヴァ神話はかなり複雑です。そこで、この章で、まずはざっくりとした流れをご紹介します。

まず、FF13の3部作を通し「ファブラノヴァ神話」として描かれているのは、人の輪廻転生の話、人の意思や絆の重要さ、そして人が神々から独立する話です。(おそらくこんなはず・・)

一番はじめにこの3つがありました。
①ムインという神
②可視世界/ヴァルハラという2つの世界
③混沌(魂)

そして以下の条件がありました。
・可視世界/ヴァルハラの2つの世界は、混沌(魂)が双方で上手く循環していないとバランスが崩れ、崩壊する。

 

そして、ムインが混沌(魂)の循環を管理していましたが、子のブーニベルゼという神に迫害されます。これが全ての元凶となります。
そこで、ムインの代わりにエトロという神が混沌(魂)の循環を管理します。この際に”人”を造り、そして人に混沌(魂)を与えます。つまりは、人の輪廻転生が世界を維持させる力となりました。
ただ色々あって、エトロは消滅させられます。これによって、世界は崩壊に向かいます。そこでブーニベルゼは全く新たな世界、地球をつくります。ただブーニベルゼは最後まで混沌(魂)つまりは人の重要さに気づいておらず、人に倒されます。そして、人は神々の支配から独立し地球へ転生します。

と、まあこんな感じかと思います。
これをFF13シリーズを通して壮大に描かれています。
なおこの神話の冒頭部分をスクウェア・エニックスで公式でまとめたものが↓の動画です。

 

 

ファブラノヴァ神話の詳細

さて、ここからは、このファブラノヴァ神話をもっと細かく書いていきます。

 

まずファブラノヴァ神話では5人の神々が登場します。

ムイン   全ての大もとになる初め?の女神。
ブーニベルゼ ムインの息子となる全知全能の神。
パルス ブーニベルゼに作られた神の一人。
エトロ ブーニベルゼに作られた神の一人。
リンゼ ブーニベルゼに作られた神の一人。

 

次に、再度となりますが、ファブラノヴァ神話の世界には、以下の様な仕組み(メカニズム)の様なものがあります。

①世界は可視世界(=現実世界)/ヴァルハラ(=不可視世界、魂の世界)の二つに分かれている。
②2つの世界は、混沌(魂)が均等にある事で成り立ってる。

 

そして、太古の昔~400年前に神々達が以下の様な事をしでかしていきます。

0.ムインが混沌(魂)の循環を管理している。そしてブーニベルゼをつくる。
1.ブーニベルゼ、母のムインを倒す(理由は不明?)ムインはヴァルハラに逃げ込む。
2.ムインがいなくなった事で混沌が乱れ可視世界が崩壊に向かう。ブーニベルゼは世界が崩壊する事に嘆き、それを母ムインのせいだと考え、ムインを完全に消滅させようとする。
3. ブーニベルゼ、母ムインを消滅させるために、パルス・エトロ・リンゼ3人の神々をつくる。(こういった神につくられたしもべの神を”ファルシ”という。)
4.パルスは更にしもべとなるファルシ(タイタン/ビスマルク/アトモスなど)を造り、ムインのいるヴァルハラへの扉を探す。その一環で、FF13の地上となる「グラン=パルス」を築く。
5.エトロは、何の力も与えられれず、嘆き悲しみ自ら消滅。その際にエトロが流した血から人間が生まれる。
6.エトロは、消滅後、ヴァルハラに行けてしまう。そこでムインと合い、ムインに混沌の循環について教えを受ける。ムインはエトロに教えを授けたあと混沌に飲み込まれ完全に消える。エトロはムインに変わり、混沌(魂)の循環を管理する存在となる。
7.エトロは、ヴァルハラから、人間に混沌(魂)を分け与える。その混沌が人間の心になる。人間が混沌を持つ事で、ヴァルハラ側の混沌が減り、可視世界側の混沌が増える。このためバランスがとれ可視世界は滅びず、かろうじて現状維持する。
8.心を与えられた人間達は、パルスを「全能の支配者」、リンゼを「守護神」、そしてエトロをなぜか「死神」と称える。
9.パルスは依然、ヴァルハラへの扉探している。
10.パルスとリンゼは、ヴァルハラへ扉を見つけ扉を開くためには、多くの人間の命が必要と判断
リンゼはしもべとなるファルシ達(バルトアンデウス/オーファン/フェニックスなど)を造り、そして天上の楽園となる「コクーン」を作る。そのコクーン内で、人間達の生活をサポートする。(繁殖させるため)
11.パルスは、人間達の人口が十分増えたためコクーンを破壊し、ヴァルハラへの扉を開こうと計画する。このため「ヴァニラ」と「ファング」、2人の人間を”ルシ”とし、コクーンを破壊させる使命を与える。(ファルシによって使命を与えられた人間をルシとよぶ。)
12.ヴァニラとファングは「ラグナロク」となり、コクーンを破壊しようとするが、エトロによって止められる。
13.この後、400年程度の時が流れ、FF13のオープニングに繋がる。

ここまでが太古の昔に起こったファブラノヴァ神話のストーリーです。

パルス神によって作られた地上の楽園「グラン=パルス」
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リンゼ神によって作られた天上の人口球体「コクーン」
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すごく簡単にまとめれば、
・ブーニベルゼという神が母ムインを倒し世界がおかしくなった
・ブーニベルゼはそれを母ムインのせいにして、母を討とうとした
・ブーニベルゼは母ムイン居る場所にいくために、色々してたらFF13の「グランパルス」や「コクーン」ができた、エトロも生まれた
・エトロがムインに変わるキーパーソンになった

てな感じです。

————————————————————————

※ファルシとルシ

・ファルシ
ファルシとは、ブーニベルゼにつくられたしもべとなる神です。
上位のファルシがパルス・エトロ・リンゼ。それらによってつくられた下位のファルシが、FF13でも散々登場したバルトアンデウス/オーファン/フェニックス/カーバンクル/エデンなどです。

・ルシ
ルシとは、ファルシによってしもべにされた人間です。
ルシとなった人間は、それぞれに使命を持たされ、使命果たすとクリスタルになります。期間中に使命が果たせなかった場合には「シ骸」と呼ばれるモンスターの様な姿になります。

————————————————————————

 

FF13のストーリー解説

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ここからは、FF13のストーリーを解説していきます。FF13では以下の様な事がおきました。

1.クリスタルにされたヴァニラ、ファングが人間に戻される。コクーンを破壊する使命は継続。(本人達は忘れている)
2.パルス配下のファルシの力により、セラがルシにされる。その使命は仲間を集めること。
3.セラが仲間達を集める。使命が達成されセラはクリスタルになる。
4.パルス配下のファルシの力より、集められたライトニング・スノウ・サッズ・ホープの4名が、ルシにされる。彼らの使命はヴァニラ、ファングと同じくコクーンを破壊すること。
5.ライトニング達は、心ではコクーンを守りたいと願っているが、知らず知らずのうちにコクーンの破壊へ誘導されていく。
6.ライトニング達は、コクーンの中枢となる「ファルシ・オーファン」と対峙。ラストバトルによりオーファンを倒す。
7.オーファンが倒されたため、コクーンは破壊されていく。
その直後、ヴァニラとファングが自らの意思により巨大魔獣「ラグナロク」となり、崩壊して地上に落ちようとするコクーン止めようとする。
8.直後にヴァニラとファングはクリスタルに。(オーファンを倒す=コクーンを破壊するという使命を果たしたため)クリスタルがコクーンの落下を支える形になり、地上への落下は避けられる。
9.ライトニング達もコクーンを破壊する使命を果たしたためクリスタルに。
10.ここで奇跡(エトロの介入)が起き、ライトニング達(ライトニング、スノウ、サッズ、ホープ、加えてセラ)がクリスタルから元の人間に戻る。
11.コクーンが崩壊した際にヴァルハラへの扉(通称:エトロの門)が開いてしまう。(おそらくコクーン崩壊に巻き込まれ結局かなりの人が死んだため)
12.ヴァルハラへの扉が開き、混沌がヴァルハラに流れ出す。
ヴァルハラに混沌が流れると、可視世界の混沌が減り可視世界側が崩壊してしまうため、エトロはそれを止めにかかる。そして力を使い果たしたエトロは眠りにつく。

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すごく簡単にまとめれば、
・FF13のキャラたちは神々に使命を与えられ、それを拒んだが結局使命を達成した。ただ被害は少し減らせた。
・そうしたら結果的に、ヴァルハラへの門が開き可視世界がおかしくなる原因を作った。
・エトロが力を使い果たし眠った

てな感じです。
↓FF13-1の細かいシナリオの背景はシナリオアルティマニアでも一部補完されていました。(マニア向け)

 

FF13-2のストーリー解説

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ここからは、FF13-2のストーリーを解説していきます。FF13では以下の様な事がおきました。

※FF13-2では前提として、ヴァルハラは時空(時間)を超越した場所という設定が加わってきます。

1.FF13のラストで、ヴァルハラへの扉が開いた際に、ライトニングの混沌(魂)がヴァルハラに流れる。
2.ライトニングは力を使い眠りについてしまったエトロの代わりに、ヴァルハラの守護者となる。
3.エトロは眠りにつく際に、自らの心臓「混沌の心臓」をカイアスという人物に与える。
4.カイアスは時読みの巫女ユールを助ける為に、可視世界を終わりに導こうとする。そのために時空を超え、クリスタルで支えらられたままのコクーンを落とし、多くの人の命を奪おうとする。(これによってヴァルハラの扉が開かれ、混沌が可視世界→ヴァルハラに流れ込み、可視世界が崩壊するため)
5.ライトニングはこれを止めるべく、世界崩壊後の時代に住むノエルという人物に時空を超える力を与え協力を求める。
6.ノエルは時空を遡り、カイアスを止める試みをする。その際にライトニングの妹であるセラと出会い、セラもこの件に協力する事となる。(セラは詳しい事情はよくわかっていない)
7.ノエルとセラは時空を旅し、カイアスを止めようとする。
8.最終的にはノエルがカイアスを倒し、カイアスに宿る混沌の心臓が消える。このためエトロが完全に消滅。そして、この際にセラに宿った”時読みの力”が発動し、これによりセラが死亡。
9.エトロが消滅したため、ヴァルハラへの扉が開く。これにより混沌がヴァルハラに流れ込んでしまう。

FF13-2はタイムトラベルも加わりはちゃめちゃな話になっていますので、正直私もよく理解できていない部分があります。

すごく簡単にまとめれば、
・FF13の終わりでエトロの力が弱まり、それで起きた問題をタイムトラベルで解決しようとした。
・結局は、いろいろあってエトロが消滅した

・エトロが消滅した事により、ヴァルハラへの扉が完全に開いてしまい、可視世界がヤバくなった
・セラが死亡してしまった

てな感じです。

 

FF13-3 ライトニングリターンズのストーリー解説

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ここからは、FF13-3ライトニングリターンズのストーリーを解説していきます。FF13-3では以下の様な事がおきました。

1.FF12-2のラストでエトロが消滅しヴァルハラの扉が開かれたため、可視世界もヴァルハラもおかしくなった。
2.可視世界では、エトロの消滅により混沌が管理されなくなり、人間は歳を取らずまた新たな生命は誕生しなくなった。
3.混沌のバランスが乱れ、可視世界の寿命は残り13日に。
4.ここで全知全能の神「ブーニベルゼ」がやっと登場。ブーニベルゼはこの可視世界はもうどうにもならないので、新たな世界を創造する事とした。その新世界に人々の混沌(魂)を転生させようとする。
ただし、ブーニベルゼが転生させようとしているのは、価値があると判断した一部の人間で、その見定めライトニングに行わせる。
5.ライトニングは、”全ての人の魂”を転生させたい思いがあったため、ブーニベルゼの歪んだ思惑に立ち向かい、最終的にブーニベルゼと対峙する。
6.人々の思いの力・絆の力が後押しとなり、ライト二ングはブーニベルゼを撃破。ブーニベルゼは闇のかなたへ消える。
7.可視世界はタイムリミットを向かえ崩壊。ライトニングを含め可視世界に住んでいた人々も消滅。
8.それらの魂は、ブーニベルゼが新しくつくった新世界に転生される。
9.ライトニングが転生し、新たな世界で過ごすシーンで物語の幕が下りる。「君が生まれる前の物語」という言葉回しを使っている事から、ブーニベルゼが新たに作り上げた世界(星)は、地球であると判断できる。

FF13-3を簡単にまとめると、
・混沌(魂)の循環がおかしくなったので、世界はついに滅びに向かった。
・ブーニベルゼは対策として新たな世界、”地球”をつくった。
・ブーニベルゼは歪んだ思想を持った神だったため人に倒された。
・人の魂は地球に転生した。

と、いった感じになります。

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FF15へのつながり

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以上をまとめると、新作となるFF15では、次のような事が継続されそうです。

・大昔に神々によって維持された世界があった。そして混沌(魂)の乱れによって、それは崩壊した。
・FF15の地球は、ブーニベルゼが作ったもの。
・FF13-3で人々の魂は地球に転生したため、FF15の人々はFF13シリーズの子孫?ともいえる。
・FF13-3で「ブーニベルゼは、いずれ蘇るかもしれないが、人はまた神に勝てるさ」というセリフがある。この事から、ブーニベルゼはまだ死んでいない可能性がある。
・FF15の地球でも、エトロのような魂を管理する存在が必要?

この辺がFF15にも関わってきそうな話となります。

 

なお、このFF13とFF15のつながり部分の詳しい考察は、以下の記事にてまとめています。
ファイナルファンタジー15(FF15)のストーリー徹底考察①-ルシスはエトロ信仰?ファブラ神話は?-

 

ファブラノヴァ神話はヤバい事をしようとしている!?

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さて、最後に一つ気になる点が。

FF13-3のエンディングで、↓の様なテキストが登場します。

—————————————————-
神々は見えない世界に消え去り
クリスタルの神話は終わる

クリスタルの神話 星が生まれる前の物語
君が生まれる前の物語

—————————————————-

このテキストでFF13の3部作の幕を下ろします。トロフィータイトルも「君が生まれる前の物語」と強調。

さて、

①「神々は見えない世界に消え去り クリスタルの神話はおわる」
→神話は終わる=最後の神話=ファイナルファンタジー

そして
②「クリスタルの神話 星が生まれる前の物語 君が生まれる前の物語」
→ファイナルファンタジーとは、われわれの”地球から見た”最後の神話。

そして
③ファブラノヴァ神話は大きな構想なので、今後のFFシリーズにもこの流れは継続される可能性がある
(当初の「FF13ヴェルサス」を「FF15」とナンバリンクタイトルに変えたことからも。)

以上のことから、こう思うのです。

もともと”ファイナルファンタジー”というのは、1987年当初、スクウェアの業績が悪く「最後の作品」、「最後の夢」という意味を込めて、”ファイナルファンタジー”と名付けた様です。
そういった意味合いでFFシリーズは今まで継続してきました。

これをスクエニは、この「ファブラノヴァ神話」という大きな構想を通じて、
ファイナルファンタジーを“最後の作品”、”最後の夢”ではなく、”地球から見た最後の神話”にという意味に置き換えようとしているのではないでしょうか。

そしてスクエニは、今後もこのファブラノヴァ神話を継続させ、今までの様な異世界のファンタジーではなく、地球を前提としたファンタジーのゲームにさせるつもりではないでしょうか。

もし、こんな感じなら、ちょっと嫌な感じがします。
1回くらい地球を舞台にしたFFシリーズがあっても面白そうですが(恐らくそれがFF15)、以降のFFシリーズでも地球が舞台で進んでいくとしたら、なんか嫌です。
FFシリーズは全くの異世界という設定だから面白さがある訳で、地球や現実世界を意識したものになれば、それはFFシリーズではない別の何かになってしまいそうな気がします。

・・・とまあ、私の妄想なので実際はこうにはならないかと思いますが。

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FF15プレイ後の考察について

実際にFF15をプレイしてみてからの追加の考察は以下の記事にまとめました。

【徹底考察】FF15のストーリーの謎を多角的に解説、メテオは?アーデンの正体は?クリスタル神話とは?

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
色々書きましたが、正直私もチンプンカンプンな所も多々あります。書いていて頭痛くなってきました。
それくらいややこし話ですので、もし正確に見極めたい方は、FF13シリーズを改めてプレイしてみる事をおすすめします。一つ一つの会話までしっかりと拾っていけば、もっと正確な解釈が見えてくるかもしれません。

part①はこちらの記事で↓
ファイナルファンタジー15(FF15)のストーリー徹底考察①-ルシスはエトロ信仰?ファブラ神話は?-

FF好きなら知っておきたい、『FF14』はFFシリーズのストーリー・世界観の始発点になっている

 

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    FF15発売を控えて、FF13シリーズのこと知っとこうと検索してきましたが
    複雑すぎてもう・・・。なんでスクエニはここまでして「俺の考えた最強の神話」を作ろうとするのか・・・。

    1. syumi より:

      コメントありがとうございます。

      全くです。考察としての楽しみは一応ありますが(笑)。
      FF15でも、また膨大な用語集が用意されているのでしょうか。しかもあれも全部観ても初見だとよく理解できないという(笑)

  2. 匿名 より:

    結局のところ、FF15はファブラノヴァ神話とは無関係の世界みたいですね。
    私もこのFF15で現実的な世界をオープンワールドで旅ができることを楽しみにしていますが、これ以降の作品は是非、昔のような剣と魔法の王道ファンタジーの世界観にしてほしいなあと思います。

  3. 匿名 より:

    すげえわかりやすかったです
    でももう一回通して
    やる気にはならないです…笑

  4. Painapoo より:

    管理人さんへ、下手くそな文章となりますが私の考察を読んでいただけたらと思います。
    まずff13シリーズとff15は繋がっているという前提で考えました。
    そして私が気になったのは主要登場人物数の数です。歴代の王はノクティスの父を入れて13人、神は6人、そしてノクティスとルナフレーナを数えて2人。この数の理由を考えてみました。神の数はライトニング達の数と一緒であり。歴代の王達の数はff1からff12そしてff15のシリーズの数。
    じゃあ、ノクティスとルナフレーナは?
    ノエルとセラだと考えられると思うのです。
    こじつけもいい加減にしろと言われるかもしれませんが、これには一応の理由があります。
    まず13-3の最後「神は見えない世界に消えて、クリスタルの神話は終わる。」と書いてありましたが凄いはっきりと神達は普通の人たちにも見えていました。しかし、神達がライトニング達だとすれば、実際は神ではないのだから矛盾は生まれません。厳密にはライトニング達自身というよりは、ファブラノヴァ神話の大本にある輪廻転生の観点から生まれ変わりだと思っています。
    そしてこの流れから、ノクティスとルナフレーナはノエルとセラの生まれ変わりだと考えました。
    あくまでだとするとですが、「ならアーデンはカイアスかな?」と思いましたが、恐らく違うと思っています。
    13-3で「ブーニベルゼはまた甦るかもしれないけど、人間達はきっと勝てるさ」とだいたいこのような台詞を言っていたのもありますが、もう一つ理由があります。
    それは、けっしてアーデンは不死身ではないということです、カイアスはまず殺せなかったのですが、アーデンは殺せます。しかし、何度でも蘇るのです。つまり蘇るということはブーニベルゼだと僕は思っています。あと、細かいことではあるのですが、13-3で「人間は何度でもブーニベルゼに勝てるさ」とは言わなかったと思います。つまり、ノクティスがアーデンを完全に倒すこと=人間がブーニベルゼに完全勝利をした。という構図になったのだと思います。
    以上が私の考察です。とても読みにくいと思いますが、否定でも何でもいいのでコメントを貰えたらとても嬉しいです。
    いつも、楽しく考察を読ませていただいてます。頑張ってください!(^^)!

    1. syumi より:

      コメントありがとうございます!
      Painapooさんの考察、とても興味深く読ませて頂きました。読みやすく切り口も斬新でとても楽しかったです。
      頂いた内容をもとに私なりの意見を書かせて頂きます。否定になる部分もありますがお許しをm(_ _)m

      ・13人の歴代の王
      王の数13人は確かに過去FFシリーズ13作品とイコールになりますが、その設定にしてしまうとFF15がFFシリーズの中核を担ってしまうのでスクエニとして難しいのではないかと思います。また、FF14がまさに今そのようなFFシリーズの集結設定をやろうとしているので、FF15も同じ事をやろうとすると色々と無理が出てくる感じがします。
      個人的には安易ですが王13人は「FF13」の13から来ているのではないかと。
      もしくは終盤の13人の王達がノクトに襲い掛かるシーンからみるにFF7でも登場した「ナイツオブラウンド」をオマージュしようとしたのかもしれません。もっと言えばナイツオブラウンドの元ネタとなっている西洋神話の「アーサー王と円卓の騎士」をモチーフにしたものかも。13人の騎士からなる西洋では有名な神話らしいですので、今回の王家というテーマと、海外ユーザーへのウケも狙って、アーサー王と円卓の騎士をモチーフにしたのではないかと考えます。

      ・6人の神
      6人の神は、どこから6人が来ているのかがよくわかりません。他にもオーディンやアレキサンダーなどレギュラー召還獣はいますしね。
      それなのになぜ6に拘ったのか。
      そう考えると確かにFF13の主人公達は6人で、それに合わせた線もあるかもしれません。一度はルシにされた特別な人間となるライトニング達の魂や力が具現化して6人の神に繋がったのかもしれませんし、各キャラクターが従えていたFF13の召還獣が6人の神に成り変わった線もあるのかも?(ただシヴァとバハムートしか被りませんが汗)

      ・ノクティスとルナフレーナ
      時読みの巫女と神凪はどこか似たような印象も受けますので、セラのキャラクターがなんらかの形でルナフレーナに受け継がれている可能性は考えられそうです。ノエル→ノクティスは、最後に生き残った重要ポジションの人間、セラと共に旅した仲といった事情からあるかもしれませんね。
      しかしもしこうであればスノウ涙目ですね(笑)

      ・アーデン
      アーデンはかなり性悪の悪キャラでしたが、カイアスは完全な悪キャラという感じではなかったので、アーデンとカイアスは直接関係は無いかなと思います。
      あるとすれば、私もブーニベルゼ→アーデンの線だと思います。
      FF13-3のラストの一番重要なところで「ブーニベルゼは、いずれ蘇るかもしれないが、人はまた神に勝てるさ」というセリフを明確に入れていたので、開発側としてはブー二ベルゼを完全に消し去るつもりはなかったのではないかと。なんらかの形でブー二ベルゼの意思や思想、魂や力が残っており、それが引き継がれたとしたら、FF15の登場人物のキャラ的にそれはアーデンな気がします。

      ちょと上手く纏めれませんでしたがPainapooさんの考察を見ての私の見解としては以上になります。
      FF15は想像以上にファブラノヴァ神話から切り離されていたため、なかなか考察が難しいです。でもやっぱりファブラとFF15は何かしらの関係はあるかと思いますし名残はどこかに残っていると思います。そう信じて、今サブストーリーなどを探索中です。
      もしまた何か発見ありましたら、ぜひコメントいただけると幸いです。
      私も発見がありましたらまた記事を書いてみたいと思います。
      面白い考察を投稿頂き、まことにありがとうございました。

  5. 通りがかりの人 より:

    通りがかった者です。

    FF1のややネタバレ含みますので、お嫌でしたら削除頂ければと思います。

    FF1のストーリーについてですが、制作者的な意味での「最後の作品になる」という意味を込めて「ファイナルファンタジー」というタイトルになった…というお話しは、過去制作者インタビューでも聞いたことがあるのでほぼ間違いないと思いますが、それだけでなく、ゲームのストーリーとしても、「最後の物語」という意味が、大変重要なポイントになっています。
    ざっくり言えば、繰り返してきた輪廻を、今度こそ終わらせる…! という感じの物語です。もしご存じでなければ、何かのご参考になればと思います。

    1. syumi より:

      コメントありがとうございます。

      そんな設定があったのですか、それは知りませんでした。。。
      ソース元をご存知であれば教えていただけると幸いですm(_ _)m

      1. 上の方とは違いますが より:

        「FF1のエンディング」等で検索すれば解説はいくつか出てくると思います
        http://www.biwa.ne.jp/~tak-n/ff1-ending.htm
        http://milutkalik.blog31.fc2.com/blog-entry-82.html
        ソースと言っていいのかわからないですが

        ライトニングリターンズのラストはFF1のオマージュなんですよね
        元凶を倒し、現実世界に戻る、だから「ファイナルファンタジー」
        ファイナルファンタジーにはこういう意味が初めからあったんです

        1. syumi より:

          コメントありがとうございます。
          この話は知りませんでした。となるとライトニングリターンズのラストは単にFF1へのオマージュなのかもしれませんね。

    2. 通りがかりの人 より:

      以前コメントさせていただいた「通りがかりの人」です。
      また通りがかりましたw
      「上の方とは違いますが」さん、補足ありがとうございます。

      ●FF1のストーリーのソースは、原作のゲームをプレイして頂くのが最も確かなソースという事になるでしょうか。
      実を申し上げれば、私自身はFF1をプレイしたことはなく、既プレイの旦那から聞いた話を端折ってコメントしたまででした。私自身は4,5,6,7,8(途中),9(途中),しかやったことがないので「あっ、1は本当の意味で、最後の物語、だったんだ…!」と感動し、記憶に残っていたので。

      ●制作者事情の「最後の作品」という意味についてのソースは、うーん、確か…FF6に関する何かの記事で、坂口さんか誰かが「FFは毎回、これが最後になるんじゃないかと思いながら作ってます(笑)」というのを拝見したのが印象的で覚えていたという感じです。原文が曖昧で恐縮です。

      しかし今気になって調べてみたところ、下記の興味深い記事が出てきました。
      http://www.famitsu.com/news/201505/24079276.html
      こちらはネット記事ですが、ファミ通なので信憑性が高いです。坂口さん曰く、
      「確かに当時は背水の陣だったけれど、Fで始まる単語ならなんでもよかった」
      ということだそうです。へぇ~、それはそれで面白いw

      逆に私は「ライトニングリターンズ」の物語を知らなかったので、大変興味深かったです。
      FF1のオマージュだとしても、
      FF全シリーズが、何かしらの関連性を匂わせるのは、単純に想像を湧き立てられて面白いですね!近年のFFは固有名詞が多すぎて、倦厭しておりましたが、機会があればプレイしてみたいと思わせてくれました。ありがとうございます!

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