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ドラマ『FF14 光のお父さん』 ※全話を観てのネタバレ感想レビュー

2017年6月に放送された、オンライゲームを題材にした連続ドラマ『FF14 光のお父さん』。

ちょっと予想とは違ったけれど、かなり面白かった。

最終話まで観た上で、総括した感想・レビューを書いていきます。(ネタバレあり)

ドラマ『FF14 光のお父さん』、感想レビュー

「ゲームは暇つぶしに一人で遊ぶもの。」、世間一般的にはこのイメージがやっぱり強いと思う。

でもモニターの向こうにリアルな人間が居る「オンラインゲーム」は、これまでのゲームとは違った楽しみ方ができる。そこにはゲームを超えたドラマがある。
『FF14 光のお父さん』はそんなオンラインゲームの魅力を見事に再現した話だったと思う。

でも、単にオンラインゲームを通じてキャキャウフフの慣れ合い劇をやっているのであれば、いくら引退後の父×素性を隠した息子の特殊な設定があっても、「ふーん、まあオンライン環境あればこういった家族の触れ合いもできるよね」で終わっていたと思う。

ドラマ『FF14 光のお父さん』の場合は、それだけに留めなかった。

現実の生活で悩みを抱えながらも、ゲームを通じて共通の目的を見出し、それを達成する事で、”答え”を見つける。

そんな本来スポーツや団体競技でえられるような価値をオンラインゲームの世界がもたらしてくれる。その部分を、FF14ならではの風土を生かして見事に再現していた。そこががとても素敵で面白かった。

ドラマ内でも「これは大繩飛びだ」と皮肉されていた通り、『FF14』はオンラインゲームの中でも難易度が高い。ツインタニアのような大ボスとなると、一人でもミスするとクリアはできず、下手すれば友情ブレイカーにもなる。そういったFF14の風土は「ギスギス」として問題化もしている。

でも、そんな風土だからこそ「何としても壁を乗り越えてやろう」、「みんなで勝ちとろう」の”共通の目的”が生まれる。そこに慣れ合いを超えたドラマが生まれる。高い壁があるからこそ、ゲームであっても感情が生まれ、ともにした仲間と強い絆が生まれる。お父さんのように奥底の心情を語ったり、悩みを乗り越えるきっかけにもなる。

『FF14 光のお父さん』は、そんなFF14ならではの風土を上手く活かし、共通の目的・共同作業で得られるオンラインゲームの可能性をとても良く描いたドラマだったと思う。
ツインタニアの難しさについても、少ない放送時間ながら、未プレイの方にも分かるようにうまく伝えられていたであろうし。

これが単なる慣れ合いゲームであれば、引退後の高齢でしかも大きな悩みを抱えたお父さんがここまで熱中してしまう事はリアルでなく、感動の結末が生まれる事もなかったと思う。

ドラマ全体としては、中盤はダレてつまらない話もあったけれど、6話と最終話7話のたたみ掛けは最高だった。

・深夜の職場で”コミュニケーションツールとしてオンラインにする光生
・父の告白と、その背後で流れる往年のマトーヤのテーマ
・スーツ姿でまるで仕事かと言わんばかりに最終戦に挑む光生
・ニヤリと疎通して弱いハズの詩人LBで留め撃ち

などなど、分かる人にしか分からない所もあるが、FF14ファンから見ても未プレイの方から見ても、粋なたたみ掛けだったと思う。

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FF14を知らない視聴者だと、「何をゲームでマジになっちゃってんだ」と思った方もいるかもしれない。でも、オンラインゲームの向こうには人がいて、その人達と共同作業ができるは事実。形は変われど、部活動を皆でがんばる、フットサルなどのスポーツを皆でがんばる、それと同じような価値が得られる環境がある。

実際にこの光のお父さんのように、私生活で重い悩みを抱えているけれどFF14に助けられた人、光生のようにFF14を通して疎遠だった家族や友人と絆が深められた人もいるだろう。

オンラインゲームにはそんな環境がある事を本当にうまく伝えた作品だったと思う。オンラインゲームのプロモーションしても、FF14のプロモーションとしてもこの上ない作品だったかと。

もし、このお父さんや光生のような悩みを抱えている方がいたら、FF14というゲームを利用してみてはどうだろうか。
環境は使い方次第である。そして使ったもん勝ちである。
書籍版

まとめ

このように、ドラマ『FF14 光のお父さん』は、ゲームを題材にした色物的なドラマではありますが、ゲーム内のネタだけに頼らず、ドラマとしてテーマを投げつけた面白い作品でした。
今クールのドラマでは一番面白かったのではないかと。

最近バタバタしていてなかなかFF14ができていませんが、FF14にまたログインしたくなる作品でもありました。

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