記事公開日:2015年8月20日
最終更新日:2018年4月3日

ペット

買う意味はあるか?ペットの「自動給餌器(自動餌やり機)」レビュー&選び方紹介

犬や猫を飼っていると、日々頭悩まされるのが「餌やり」。特に、一人暮らしの方や旅行や出張などで頻繁に家を留守にする事が多い方は悩みの種となっているかと思います。
そんな飼い主を助けるアイテム「ペット自動給餌器(自動餌やり機)」。
実際これが本当に使える物なのかのレビュー、またおすすめの商品と選び方のポイントをご紹介していきます。

 

ペット自動給餌器の特徴

まずペット自動給餌器の簡単な特徴を紹介します。 ペット自動給餌器はその名の通り、飼い主の変わとなって犬や猫のペットに自動で餌を与えてくれるシステム。
仕組みはシンプルで、餌を本体内部のタンクに投入→タイマーをセット→時間がきたら一定量を受け皿に排出→犬や猫は排出された餌を食べる、といった仕組みです。

犬や猫は勝手に出てきた餌を食べるので、日々の餌やりの手間が削減できます。

 

ペット自動給餌器を使ってみた感想・評価・レビュー

我が家は猫(スコティッシュフォールド、オス)を飼っています。食欲旺盛なやんちゃな猫で餌を挙げても更に求めて噛み付いたりもしてきます。そんな猫だったので、以前からこういった自動で餌があげられおる機械があればいいなと思っていました。ただ実際買うとなんとなく不安な部分があり、価格もそれなりだったのでなかなか手が出ませんでした。

そんな抵抗がありましたが旅行で3日程家を離れる事になり、止む負えず購入。
実際使ってみた上での感想としては、これは素直に便利。使い方も簡単で、餌を入れてタイマーをセットするだけ。ウチの猫はこの機械を素直に受け入れたので、後は簡単、放っておいても勝手に食べてくれる。まあ、なんとも便利な話です。

買う前はとりあえず旅行の時だけでも自動で餌を上げられればまあ良い程度で購入しましたが、実際日々の餌やりの方が大きな助けとなってくれました。
自動化されるので便利になるのは当たり前の話ですが、やはり実際使って見ると予想以上に便利。それまで毎日餌をやる時間を気にしたり、毎回猫を探して餌に呼ぶ手間がいかに面倒な作業だったか改めて感じる事となりました。

また我が家の猫は餌を与えても、飼い主が近くにいると常に終わり無く餌を求めてくるような貧欲な猫。私も仕方がないなーとついつい余計に餌を与えてしまい丸々太りきっていました。そういった食事の与え過ぎこの自動給餌器があれば正しく管理でき、バランス良い食生活をさせるのにも一役買ったかなと思っています。(若干スリムになりました。)

ペット側もたまにはたらふくご飯を食べたいでしょうし、飼い主側も全く自分の手で餌をあげないのは、やはり空しいものです。なので常にこの機械を利用するのも余り良くないかもしれませんが、やはり便利さは抜群なので、忙しい時期や家を長く留守にする際に利用するにはもってこいのアイテムだと思います。

値段はそこそこしましたが、頻繁に利用するものですし手間も確実に省けるので、費用対効果は十分ある製品かと思います。

 

自動給餌器がよく分かる動画↓

 

ポピュラーな自動給餌器の紹介

自動給餌器は現在続々と発売されていますが、その中でポピュラーなもの、おすすめなものをご紹介します。

①ドイツ製、5L大容量自動給餌機


41gYGbtpDCL

まず我が家で使用してるモデルを紹介します。ドイツ製の大容量で安価な自動給餌機。
機能、特徴は以下の通り。

・タイマー機能あり、1日3回まで餌やり設定可能
・タンク量が5Lとかなり大きい(猫などであれば1ヶ月程度は持ちます)
・餌量は5g~80gまで設定可能(80gであれば大型犬でも大丈夫でしょう)
・電池式
・音声録音機能あり(餌が出るタイミングに買主の声などが流せる)
・価格は約5000円前後

これを購入したのは、容量が5Lと大きかったのと価格が他の製品よりやや安めだったためです。
容量は実物を見てもかなり大きく、猫の餌であれば2kgの餌袋が2つ分ぐらい余裕で入ります。猫はもちろん大型犬などでも許容できそうです。価格の割りに機能も必要最低限のもは全て装備されているので、かなりお買い得な品。

ただシビアに見れば、タイマー設定がやや面倒なこと、電池を交換するとタイマー設定がリセットされまた一から設定し直さなくてはならないのが少し残念なところです。

留守中の餌やりに困ったらコレ!5L 大容量の餌タンク 自動給餌機 ペットフィーダー出張・旅行・急用などの留守中の餌やりに!

 

②ペットウォッチ 自動給餌器 

71TM2-YFlLL__SL1500_

 

おそらく最も普及している製品です。機能、特徴は以下の通り。

・タイマー機能あり、1日5回まで餌やり設定可能
・タンク量が700mlとやや小さい(3~4日は持ちます)
・餌量は5g~80gまで設定可能(80gであれば大型犬でも大丈夫でしょう)
・コンセント式のため電池切れの心配無し
・価格は約15000円前後

現在発売されている自動餌やり機の中ではおそらく唯一の”コンセント式”です。
電池切れの心配、電池代の心配、電池交換の手間が省けるのが最大のメリットかと。ただしタンク容量が他社の製品に比べ若干少ないのと、価格が高いのが難点。

ペットウォッチ 自動給餌器 PW-SA白 PetWatch SA

 

 

③ルスモ (LUSMO) ペットフード・オートフィーダ

Sponsords Link

614-bp+ISIL__SL1500_

 

こちらも大容量自動給餌器として有名な製品。機能・特徴は以下の通り。

・タイマー機能あり、1日5回まで餌やり設定可能
・タンク量は1000mlと標準レベル(5日は持ちそうです)
・餌量は5g~80gまで設定可能(80gであれば大型犬でも大丈夫でしょう)
・電池式
・明るくオシャレなデザイン
・簡単操作、設定保存で電源ONOFF可能
・価格は約12000円前後

タンク容量もそれなりにあり、機能も充実したバランス型です。
特にタイマー設定が簡単で機械が苦手な方でも扱い易いのが魅力。タイマー設定情報も内部で保存されるため、使いたいときだけ電源ONOFFが出来き便利で電池代の節約にもなります。
また自動餌やり機はどこか無骨なデザインの製品が多いですが、このLUSUMOはデザインがおしゃれでインテリアを彩るアイテムともなります。
ただこちらも価格がやや高いのが難点。

ルスモ (LUSMO) ペットフード・オートフィーダ イエロー

 


 

④ottostyle.jp オートペットフィーダー自動給餌器

41dX7OMNkuL

 

こちらはやや特殊型。機能・特徴は以下の通り。

・タイマー機能あり、6回まで餌やり設定可能(但し最大6回までしか餌やりできない)
・タンク量が1440mlとかなり大きい’(但し6回、2日ほどしか持たない)
・1回の餌量は最大240gとなり、自動餌やり器の中では最大クラス(かなり大型な犬まで許容出来そうです)
・電池式
・音声録音機能あり(餌時間になると飼い主の声でアナウンスできる)
・価格は約5500円前後

この製品は、内部が6つのボックスに区分されており、1つのボックスに最大240g、それが6つで計1440gの大容量の餌が格納できます。大型なペットや大食いのペットにはもってこいです。
ただし1ボックスずつ回転しながら餌やりする構造のため、最大6回までしか餌やりができません。1日3食とすれば2日が限度となるのが懸念点。旅行や出張などで長期間家を空ける場合は利用しにくいです。1日、2日程度でピンポイントに使いたい方向けかと。

ottostyle.jp 【音声録音機能、タイマー付き】 自動給餌器 オートペットフィーダー (最大6回分のエサを自動給餌、約7秒の音声を録音)

 

 

この他にも自動給餌器はまだまだありますが、人気でおすすめなもののみピックアップさせて頂きました。

 

自動給餌器を選ぶ上でのポイント

自動給餌器を選ぶ場合、タンク容量・出せる餌の量・その他機能なども考える必要はありますが、一つ大きなポイントとなってくるのが「電池式orコンセント式」の部分かと思います。
現在ペットウィッチを除くほぼ全ての自動給餌器は電池式です。電池式というのはいつか電池が切れる事がありますので、もし家を留守などにしており、電池が切れたことに気付かないと、ペットは餌を食べられないので可哀想な思いをさせてしまいます。また自動給餌器は海外製の商品が殆どであり、使用する電池は単1電池3~4本の場合が多いですので、電池代も馬鹿になりません。

このため価格に糸目をつけず選べるのであれば、コンセント式の電源を採用しているペットウィッチがおすすめな気がします。ただコンセント式の場合はコンセントの近くでないと設置出来ないのでその点は考えどころです。

自動給餌器のデメリット

自動給餌器のデメリットというのはほぼありませんが、しいて挙げるとすれば以下の様な事がデメリットです。

・構造上、ペットフードのような固定物しか与えられない(生物や液体の食べ物は与えられない)
・餌が出る時の機会の動きや音に警戒し、ペットによっては餌を食べない事がある
・自動化されている分、餌場の状況の把握が疎かになる(複数ペットを飼っている場合取り合いが起きたり、大量不良で食欲が落ちているなどのサインを見落としてしまう)
・ペットの餌やりを面倒くさいと思わない人、家を留守にする事もない人には不要

 

まとめ

いろいろ書きましたが、一言でまとめれば自動給餌器は便利です。餌やりを面倒に感じている方や家を留守にする事が多く餌やりに悩まされている方にはうってつけのアイテムです。一度買えば半永久的に使えるので、長い目でみればお金を払っても十分対価は得られるかと思います。

 

 

 

スポンサードリンク

Twitterフォロー頂けると嬉しいです!

最近の投稿

コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください