記事公開日:2016年4月14日
最終更新日:2017年2月20日

ゴジラ

最新作『シン・ゴジラ』に向けて、”歴代ゴジラシリーズ”の歴史

2016年7月29日に、永い沈黙を破り復活する日本版ゴジラ作品「シンゴジラ」。

さて、ゴジラは日本を代表する映画の一つではありますが、休止期間も長かったため、いまいちゴジラを良く知らない方、忘れてしまった方もいらっしゃるかと思います。

そこで、いちゴジラファンである私が、これまでの歴代ゴジラシリーズ、ゴジラが歩んできた経緯を分かりやすくご紹介していきます。(初代~最新、海外版も含め一挙ご紹介します。)

※ネタバレを含みます。
シン・ゴジラの感想レビューは↓
ゴジラ好きがいち早く語る、最新作『シン・ゴジラ』感想・評価・レビュー

初代ゴジラ~シンゴジラまで、歴代ゴジラシリーズの作品情報一挙まとめ

初代ゴジラ

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http://taisy02.com/godzilla1954.html

1954年に東宝から公開された『ゴジラ(1954年版)』で登場した、最初のゴジラ。海底に眠っていたジュラ紀の生物が、ビキニ環礁の核実験により凶悪化した姿となります。核反応により、全長50m、体重2万トン、口からは放射線を吐く恐ろしいモンスターに。
『ゴジラ(1954年版)』では、「核の落とし子」、「核問題や環境問題」がテーマとされており、ゴジラは、人間が作り出した恐怖の象徴、過ちの象徴として描かれています。

初代ゴジラは、新橋・銀座・上野など東京の主要都市を、徹底的に破壊。当時の兵器では成すすべもなく、とにかくゴジラが破壊を繰り返す姿が延々と描かれます。モノクロ描写が拍車をかけ、怪獣映画というよりは、ホラー映画、サスペンス映画、社会派映画タッチの作品。

最終的には、マッドサイエンティストである芹沢博士が開発した水素破壊装置「オキシデンデストロイヤー」により、東京湾で生物的に消滅させられます。なお、1954年版ゴジラの観客動員数は961万人。

初代ゴジラ 予告編

 

【初代ゴジラシリーズの特徴】
・体長50m、体重2万トン
・白目のおそろい造形
・破壊を繰り返す、恐怖の象徴
・モンスター映画、パニック映画、社会派映画路線

【初代ゴジラ該当作品】
・ゴジラ 1954年

 

2代目ゴジラ(昭和シリーズゴジラ)

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出典:http://ameblo.jp/norinaga-suzunoya/entry-11434138016.html
2代目ゴジラは、1955年公開の2作目『ゴジラの逆襲』より登場した新たなゴジラです。初代ゴジラとは別の個体となり、「もう一体ゴジラ」がいたという設定です。詳しい生態の経緯は公表されていません。
通称「昭和シリーズ」として扱われれる、計14作品の昭和ゴジラ作品に登場します。

この2代目ゴジラより、当初のモンスター映画ではなく、怪獣対怪獣のバトル物の作品となってきます。アンギラス・モスラ・ラドンといったライバル怪獣が続々と登場。またシリーズ5作目となる『三大怪獣 地球最大の決戦』以降は、ゴジラは恐怖の象徴ではなく、人間を守る守護神、ヒーロー的なキャラクターとして描かれていきます。徐々に動きも軽快で人間っぽくなっていき、アニメ『おそ松君』に登場するイヤミの「シェー」というポーズをしたり、挙句の果てには空を飛んだり、コミカルなゴジラとなっていきます。

背景には、モンスター映画ではなく、子供向けの娯楽映画として売出していくコンセプトがあった模様。ほぼ1年ペースで続々と続編が作られました。ただそれが仇となったのか、観客動員数は徐々に減少。セットなどにもお金が掛けられず、毎回同じ様な山岳地で怪獣同士の戦いが繰り広げる描写が多くなっていきます。

そして1975年に公開されたシリーズ第15作目『メカゴジラの逆襲』では、観客動員数は97万人まで落ち込み、シリーズワースト1に。これをもって、東宝はゴジラシリーズから一旦手を引くこととなります。
ゴジラ対ガイガン 予告編

 

【2代目ゴジラシリーズの特徴】
・体長50m、体重2万トン
・序盤は白目のおそろし造型、徐々に親しみのある愛らしい動物的な造型に
・序盤は人間の敵、徐々に正義のヒーローに
・子供向け娯楽映画路線
・破壊描写は少なく、怪獣対怪獣の対戦もの、ウルトラマン的。

【2代目ゴジラ該当作品】
・ゴジラの逆襲 1955年
・キングコング対ゴジラ 1962年
・モスラ対ゴジラ 1964年
・三大怪獣 地球最大の決戦 1964年
・怪獣大戦争 1965年
・ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 1966年
・怪獣島の決戦 ゴジラの息子 1967年
・怪獣総進撃 1968年
・ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃  1969年
・ゴジラ対ヘドラ 1971年
・地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 1972年
・ゴジラ対メガロ 1973年
・ゴジラ対メカゴジラ 1974年
・メカゴジラの逆襲 1975年

 

3代目ゴジラ(VSシリーズゴジラ:過去改変前)

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1975年に公開された『メカゴジラの逆襲』の逆襲から9年を経て公開された『ゴジラ(1984年版)』で登場した新たなゴジラです。

ラゴス島と呼ばれる南海の島で、古代から生き延びていた恐竜ゴジラサウルスが、第二次世界大戦中の水爆実験で変貌し、ゴジラになったという設定。(この設定は後述する『ゴジラVSキングギトラ』にて確立)時系列上は、『ゴジラ(1954年)』の直径の続編にあたります。(昭和シリーズの2代目ゴジラはなかった事にされています。)

『ゴジラ(1984年版)』にて、初代ゴジラ同様に核の申し子、恐怖の象徴として描かれます。体長は80m、体重は5万トンにまでスケールアップされており、バブル経済で絶頂期にあった銀座、新宿などの都心部を恐怖のどん底に落としいれます。迫力ある大型の気ぐるみ・豪華な都心セット・原点回帰のシリアスなストーリーなどが好評となり、『ゴジラ(1984年版)』は再びゴジラブームに火けました。アレンジされたアメリカ版も製作され、世界的にもヒット。また、1989年に公開された続編となる『ゴジラVSビオランテ』では、原案公募によりストーリーも楽しめるゴジラとなり、また違った魅力も備えていきます。

最終的には、この3代目ゴジラは『ゴジラVSビオランテ』でビオランテとの戦闘後海に帰っていき姿を消した状態となっています。この後の『ゴジラVSキングギドラ』以降の作品はタイムトラベルによって過去改変が起きた別時間軸の話となるため、この3代目ゴジラは実質計2作品のみ担当したゴジラとなりました。

ゴジラ(1984年版) 予告編

【3代目ゴジラシリーズの特徴】
・体長80m、体重5万トン
・凶悪で攻撃的な造型
・初代ゴジラ同様、恐怖の象徴、人間の敵
・破壊描写が多く、雰囲気も重くシリアス路線。ややグロテスクな表現もあり。

【3代目ゴジラ該当作品】
・ゴジラ 1984年
・ゴジラVSビオランテ 1989年

 

4代目ゴジラ(VSシリーズゴジラ:過去改変後)

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再びゴジラが人気となり、ゴジラシリーズが例年のように作られていく様になります。そして1991年、シリーズ第18作目の『ゴジラvsキングギドラ』より登場したのが、この4代目ゴジラです。

時系列上は、『ゴジラ1984年』から派生した別時間軸(並行世界)の話となります。『ゴジラvsキングギドラ』劇中にて、未来人一行がタイムマシンにより第二次世界大戦中にタイムスリップ。当時ラゴス島に生息していたゴジラサウルスを未来の技術でラゴス島→ベーリング海に転送。その後、転送先のベーリング海に投機された核廃棄物の影響でゴジラサウルスがゴジラに進化し、日本を襲うといった形となります。

4代目ゴジラは、体長100m、体重6万トンにまで拡大。人間の敵、恐怖の象徴というスタンスで、キングギドラやモスラ、メカゴジラなど往年のライバル怪獣達と戦って生きます。これらを通称、VSシリーズと呼ばれます。

徐々に子供をターゲットにしていきますが、ストーリーはシリアス路線で、SFXやセットも惜しみなく使っており、昭和シリーズの様に迷走しなかったシリーズです。国内外での評価も高くいまもファンの多いシリーズとなっています。

最終的には、1995年に公開されたシリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』にて、ゴジラ自身がメルトダウン(炉心溶融)を起こし、4代目ゴジラは消滅。これにて再びシリーズが休止に入ります。観客動員数は約400万人と大ヒットを記録。

ゴジラVSキングギドラ 予告編

【4代目ゴジラシリーズの特徴】
・体長100m、体重6万トン
・凶悪かつ重々しい造型
・一作毎の制作費が多く、ドラマパート、特撮パートともかなり力が注がれている
・シリアスと子供向けが半分半分といった世界観

【4代目ゴジラ該当作品】
・ゴジラvsキングギドラ 1991年
・ゴジラvsモスラ 1992年
・ゴジラvsメカゴジラ 1993年
・ゴジラvsスペースゴジラ 1994年
・ゴジラvsデストロイア 1995年

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GODZILLA(1998年アメリカ版)

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日本のゴジラシリーズが休止となった後、米トライスター・ピクチャーズによって製作されたアメリカ版のゴジラです。監督は、映画『インデペンデンス・デイ』や映画『2012』などでお馴染みのローランド・エメリッヒ監督。

フランスで行われた核実験によって、現地に生息していたイグアナが突然変異しゴジラになったという設定です。日本のゴジラシリーズの流れを臭わす発言もありますが、日本のゴジラシリーズとは基本的に一切関係ありません。凶暴化したゴジラが、マンハッタンを襲撃し米軍と交戦する姿が描かれます。

見た目は日本のゴジラとかけ離れており、イグアナとティラノサウルスが入り混じった様な造型。日本のゴジラと比べると小型で俊敏に走り回り、放射能熱線も吐きません。(鳴き声は同じ)セットやCGなどは凝っていましたが、いまいち本来のゴジラとかけ離れた点が多く、海外でも日本でも余り評判の良くなかった映画作品です。

GODZILLA 1998年版 日本語予告編

【GODZILLA(1998年アメリカ版)シリーズの特徴要】
・体長60m、体重600トン ※小説上の設定、劇中ではこれより小さく感じる
・イグアナに似た生物的な造型、フルCG。
・人間を襲う未知のクリーチャー、モンスター映画

【GODZILLA(1998年アメリカ版)該当作品】
・GODZILLA 1998年

 

ミレニアムシリーズゴジラ

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41999年に公開されたシリーズ第23作『ゴジラ2000 ミレニアム』~2004年に公開されたシリーズ第28作『ゴジラ FINAL WARS』までの、計6作品を担当するゴジラです。この計6作品のシリーズは、通称”ミレニアムシリーズ”と呼ばれ、これまでとやや傾向が異なります。ミレニアムシリーズでは、基本的には1話完結のストーリーとなっており、作品間の関係性がありません。(メカゴジラ(機龍)回は除く)どの作品も初代『ゴジラ(1954年版)』の直結の続編となり、初代ゴジラが過去に日本を襲ったという設定のもと、それぞれ独自のストーリーが展開されていきます。

それぞれの作品で監督や出演陣も変わるため、一概にまとめにくいシリーズですが、VSシリーズから比べるとストーリーも描写もやや子供向けになった傾向。『とっとこハム太郎』など短編作品と同時上映となる事が多く、上映時間も以前から比べると短くなっています。評判はイマイチとなっていますが、これまでにない挑戦的な内容も多数取り込まれているため、全く新しい目線で見れば、面白さはあります。

最終的には、総決算的な作品となる2004年の『ゴジラ FINAL WARS』でミレニアムシリーズは幕を下ろし、今回2016年の『シン・ゴジラ』まで10年以上の休止に入る事となります。観客動員数は序盤は200万人台を維持していましたが、徐々に落ち込み『ゴジラ FINAL WARS』ではワースト1となる100万人台に。

ゴジラ2000 ミレニアム  予告編

 

【5代目ゴジラシリーズの特徴】
・体長55~66m、体重2万5000トン~3万トン(ファイナルウォーズは体長100m、体重5万トン)
・どこか動物的で、これまでと比べ細身でスタイリッシュな造型
・”ゴジラ”というテーマを使って色々と挑戦したシリーズ
・VSシリーズと比べると子供路線が強くなり、制作費も減ったせいか破壊描写などもややチープに。

【5代目ゴジラ該当作品】
・ゴジラ2000 ミレニアム 1999年
・ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 2000年
・ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 2001年
・ゴジラ×メカゴジラ 2002年
・ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 2003年
・ゴジラ FINAL WARS 2004年

GODZILLA(2014年アメリカ版)

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日本のゴジラシリーズが休止となった後、米ワーナーブラザーズによって製作された、2回目のアメリカ版のゴジラです。監督は、低予算ながら高い評価を得たモンスター映画『モンスターズ/地球外生命体』を製作した、新鋭の監督ギャレス・エドワーズ。

この作品は、1998年に公開されたローランド・エメリッヒ版の『GODZILLA』とは一切関係ない作品となります。古代ベルム記の生態系のトップに立っていた生物が、近代の核兵器実験の影響により凶暴化したという設定。なお、この作品も日本のゴジラシリーズとは一切関係はありません。海外独自の設定で生み出された全く新しいゴジラとなります。

ただし、ローランド・エメリッヒ版『GODZILLA』の失敗を踏まえ?こちらは日本版ゴジラ(初代コジラ)へのオマージュが強い、ゴジラらしい作品。放射能熱線も再現されています。体長108m、体重9万トンの巨大なゴジラが、アメリカの各都市を襲撃する姿がハリウッド映画の大スケールで描かれます。内容としても、初代コジラに通じる”核批判”が盛り込まれており、パニック映画としてはやや社会性の強い作品。

GODZILLA 2014年版 日本語予告編

初日興行収入は3850万ドル(約39億円)に達し、世界オープニング興行収入1位の1億9,621万ドル(約196億円)を記録。日本でも観客動員数218万越えを記録。
世界的な大ヒットとなり、続編『GODZILLA2』の製作も今後予定されています。

【GODZILLA(2014年アメリカ版)シリーズの特徴】
・体長108m、体重9万トン
・初代ゴジラに似たごつごつとした凶悪な造型、フルCG。
・ハリウッド映画のスケールと、初代ゴジラのもつ魅力が良い具合に混合した作風

【GODZILLA(2014年アメリカ版)該当作品】
・GODZILLA 2014年

 

シンゴジラ(シン・ゴジラ)

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約10年の沈黙を破り、2016年に公開されたシリーズ通算29作目となる最新作『シン・ゴジラ』。これに登場する新たなゴジラです。

海外諸外国が海底に放射性物質を放棄。その放射能に満ちた環境に適応しようと海底に生息していた生物が進化し、ゴジラになったという設定です。2016年の東京に現れたゴジラは、東京を火の海に変えます。
初代『ゴジラ(1954年)』へのリンクを思わせるピースがいくつかありますが、『ゴジラ(1954年)』も含め他作品とは一切関係ないゴジラとなっています。
造形が恐ろしい事もさる事ながら、あらゆる環境で適応できる超細胞、ミサイル攻撃でも一切ダメージを与えられない皮膚、一瞬でビル郡をなぎ払う威力の放射能熱線を複数本放出可能など、かつてないほどの戦闘能力を備えたゴジラとなっています。

また、『シン・ゴジラ』は特撮も一部活用していますが、ゴジラ本体も含めたその大分部を最新CGで描いているのが特徴的。また、総勢328名の豪華キャストを迎えたこれまにないシリアスなドラマ展開と、人間とゴジラのリアルで激しい争いが見ものです。

シンゴジラ 予告編

【6代目ゴジラシリーズの特徴】
・体長歴代最大となる118.5m、体重は未公表。
・第1段階~第4段階に変化する。日本上陸当初は往年のアンギラスを彷彿させる奇妙な風貌。核分裂反応により、急速に進化していく。
・皮膚から血液の様なものが流れ出ているおぞましい造型、背びれは5枚に。
・機関砲、ミサイルなど自衛隊の通常の武器では、全くダメージを与えられない。(ただし米空軍の大型貫通爆弾MOP2(但し架空兵器)は一部ダメージが入った模様。)
・放射能熱線はこれまでより細くなり直線状に。
・背びれや尻尾からも放射熱線を放出できる。背びれからは数本の放射能熱線が放出出来き360度自由自在に攻撃可能。空中を飛び近付いてくるもの(戦闘機など)には過敏に反応し、直ぐに背びれからの放射熱線で撃破する。

【6代目ゴジラシリーズ該当作品】
・シンゴジラ 2016年

まとめ

この様にゴジラは、各時代、各作品毎に設定や表現方法が異なってきます。
核により誕生した人知を超えた生物である事は、どの作品においても共通しますが、描かれ方はそれぞれの作品、シリーズで大きく変わってきます。

中にはハズレ作品もありますが、やはりゴジラ映画は、他のパニック映画やモンスター映画には無い独特の魅力で溢れています。

もし、ゴジラ映画を観た事のない方、随分遠ざかっていた方は、再びゴジラが注目されてきた今、日本を代表するキャラクターの一つであるこのゴジラを改めて観覧してみてはいかがでしょうか。

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コメント

  1. ななしなおせっかい より:

    間違いが多々見受けられたのでお伝えします。
    初代ゴジラについて
    ×現在も、ゴジラシリーズ史上最高動員数の作品として君臨しています。
    ○最多動員数はキングコング対ゴジラで1,120万人

    3代目ゴジラについて
    ×3代目ゴジラは『ゴジラVSビオランテ』のラストで、ビオランテと共に消滅
    ○まだ消滅していません。VSキングギドラにて日本海にて眠っていると言及されています。その後に未来人によって過去が変えられたため4代目となりました。

    4代目ゴジラについて
    ×ベーリング海で原子力潜水艦が事故を起こし、その核反応の影響でゴジラサウルスがゴジラとなり
    ○ベーリング海に送られましたが送られた先で核廃棄物が違法投棄された為、現代では既にゴジラ化していました。さらにゴジラザウルスをゴジラ化させようとやってきた原子力潜水艦を沈めて姿を表します。

    5代目ゴジラについて
    ×計6作品を担当する通算5代目のゴジラです
    ○機龍2作品を除いてミレニアムシリーズのゴジラはすべて別個体のようなものなので「ゴジラ×メガギラス」「ゴジラファイナルウォーズ」以外は5代目と称するのは不適当かと。また、メガギラスのゴジラ、ファイナルウォーズのゴジラは初代がオキシジェンデストロイヤーで死んでおらず初代と同個体だそうです。

    2014年アメリカ版について
    ×第2次世界大戦中にソ連が核兵器でゴジラを攻撃し、それによりさらに強大な力を得たという設定となります。時系列上は、初代ゴジラの続編にあたり、日本が昭和初期にゴジラに襲われた事実は継承しています。

    ○ゴジラに対する核攻撃は米軍のもので戦後のビキニ環礁の水爆実験として行われたものです。そこで姿を見失ったとされています。また、初代ゴジラの続編ではありません。ゴジラの存在が知られているのはビキニ環礁前に核攻撃を受けたゴジラがシノムラというムートーの一種と戦っていた為です(こちらはアメリカで販売されている前日譚コミックスの内容)。

    以上長文失礼しました。

    1. syumi より:

      丁寧にご指摘頂き、誠にありがとうございます。

      ご指摘いただいた点は、すべておっしゃる通りです。記憶や理解に不足があり失礼致しました。
      参考の上、記事本文を修正させて頂きました。
      感謝いたします。

  2. 通りすがり より:

    シン・ゴジラの説明について「自衛隊の通常攻撃では・・・」では確かですが、
    米軍B-1のバンカーバスターが効果を上げたことは記したほうがよいかと・・・

    1. syumi より:

      コメントありがとうございます。

      たしかにバンカーバスターはダメージを与えていたので、追記させて頂きました。
      ご指摘ありがとうございます。

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