記事公開日:2017年8月14日
最終更新日:2018年4月4日

日本映画(邦画)

あの頃を思い出そう、おすすめの青春映画6選(邦画※アニメ含む)

キラキラした甘酸っぱい感覚が味わえる「青春映画」。

青春映画は、人それぞれで感じ方が違うと思いますので、ランキング付けがかなり難しいジャンルです。
とはいえ私も一時期青春映画マニアと呼ばれるほど沢山の青春映画を観ていたので、その中から個人的におすすめな青春映画を厳選して6作品紹介します。

※今回は”邦画”のおすすめ青春映画です。アニメ映画も含みます。

おすすめ邦画青春映画 6位 『今日のできごと』

柴崎友香の同名小説『今日のできごと』の実写化映画。出演者は田中麗奈・妻夫木聡・伊藤歩・柏原収史等。行定勲監督の初期の名作。

この作品は、大学生たちのなんの変哲もない一日を描いた青春群像劇。ほんとに目立った話もなく、よくある日常を描いているだけ。が、その”普通さ”が完璧。

大学生特有のモラトリアムのもやもやした感じやまどろみの様な感じを、すごく普通にリアルに描いており、「あんな頃もあったなー」と多くの方が思い出せる映画かと。

しみじみと染みる一本です。

おすすめ邦画青春映画 5位 『深呼吸の必要』

沖縄の「サトウキビ狩りアルバイト」に集まった若者たちの葛藤や成長を描く。出演は、香里奈・谷原章介・長澤まさみ・成宮寛貴・大森南朋 等。監督
は篠原哲雄。

これはとにかく”清々しい”青春映画。話は沖縄で終始サトウキビを刈っているだけ。セリフも少なくあまり多くは語りません。だけれども、スローテンポな中にとても綺麗で心地よい流れがあり、爽やかな感動を味合わせてくれるところが魅力的。
心が浄化されるような映画で、リラクジョーションサービスを使うよりこれを見た方が効果があるかと(笑)

「MY LITTLE LOVER」の小林武史が音楽を全面提供しており、沖縄の大自然をバックにさりげなく差し込んでくるのもずるい。

大学生から中年フリーターまで、さまざまな背景をもつキャラクターがいるので、誰であっても感情移入し易い青春映画です。特に夏におすすめの青春映画。

 

 

おすすめ邦画青春映画 4位 『リリイ・シュシュのすべて』

2001年に公開されひそかなブームを起こし、今もなお名作として根強い人気をもつ青春映画。監督の岩井俊二氏が「遺作を選べたら、これにしたい」と述べた作品。出演は、市原隼人・忍成修吾・蒼井優・伊藤歩 など。

これは、かなりダークな青春映画。都会とも田舎とも呼べない北関東の地域で過ごす少年少女たちの閉鎖感や行き場のない感情のようなものが、かなりリアルに描かれています。

この時代は今よりも尖った青春映画が多かったけれど、これはその中でもトップクラスの問題作。思春期の心の葛藤や闇のようなものが、ここまでやるかと言うほどに描かれている。やや危険な作品だけれど、今の時代だからこそ見る価値があるかもしれません。

おすすめ邦画青春映画 3位 『ハチミツとクローバー』

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羽海野チカの同名漫画『ハチミツとクローバー』の実写映画版。美大生たちの
将来への不安、友情、恋愛などを甘酸っぱく描いた青春映画。出演は櫻井翔・蒼井優・伊勢谷友介・加瀬亮・関めぐみ・堺雅人など。監督は高田雅博。

これは「ぼくがかんがえたさいきょうのせいしゅん」的な映画で、理想の青春像を徹底的に描いた映画。ありとあらゆる青春要素をこれでもかと言うほど詰め込んでおり、菅野よう子やスピッツの音楽も追撃してきます。
美大生であるなし問わず、「ああこれ最高の青春だわ」と思わせる作品。

私はこの映画を初めてみたのは社会人1年目の時でしたが、それでも何とも言えない感動&ダメージを受けました。なかなかに破壊力のある映画。逆に今大学生で青春真っただ中の人が見れば、最高の映画かもしれません。

 

おすすめ邦画青春映画 2位 『秒速5センチメートル』

『君の名は。』で一躍有名になった新海誠監督の第三作目に当たるアニメ映画。小学生・高校生・社会人の3パートから成り、初恋の甘酢まっさと、その行方を描く。

これは青春映画×恋愛映画×ヒューマンドラマが合わさったような作品。誰もが経験するような初恋とそれが消えていく儚さを、とても綺麗にそしてとても残酷に描いています。アニメ映画ながらとてつもない完成度。各界の著名人も絶賛した隠れた傑作。

忘れていた感情をもろに掻きだしてくる、えぐり出してくるような作品で、ネットで「見たら鬱になる」と散々言われているとおり、初恋の経験が昔であるほどにその威力が増していくかと思います。人によっては夜寝れなくなるかも(笑)

個人的には『君の名は。』より全然好きで、多分この手のジャンルでは一番の名作です。

 

 

おすすめ邦画青春映画 1位 『耳をすませば』

柊あおいの同名漫画『耳をすませば』をベースに宮崎駿脚本のもと、スタジオジブリがアニメ映画化したもの。将来に悩む中学三年生月島雫の、成長や恋愛を描いた作品。

誰もが知るような名作なので一位にしにくかったですが、やっぱり青春映画と言えばこれが個人的にトップです。

青春の甘酢ぱっさ、キラキラ感、純粋さをとことんに描き切ってる作品で、”綺麗”すぎる青春映画。純粋だったあの頃の感覚をこれでもかと思い出させてくれます。

青春映画としてもジブリ映画としても、頭2つ3つ突き出た別格の作品。おそらくこれ以上に綺麗な作品はもう出てこないんじゃないでしょうか。そう思えるほどの傑作。

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まとめ

以上、個人的におすすめの青春映画ランキングでした。

今の生活に疲れてしまったり、なんだか心が年老いたりしていませんか。そんな時こそ青春映画がおすすめかも。
たとえフィクションの作りものであっても、忘れていた何かを思い出させてくれる発見があるかもしれません。

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