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歴代『サイバーフォーミュラ』ゲーム全10作レビュー&まとめ

近未来レースアニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』。
長らく続編が出ていないものの、今なお根強い人気を持つ車アニメシリーズです。

私は子供の頃から車好きなこともあり、このアニメは昔からの大ファンです。今も「一番好きなアニメは?」と聞かれれば速攻でこの作品を挙げるくらい。

さてサイバーフォーミュラのゲームはこれまでに10本ほど発売されてきました。ほとんどプレイしているので、レビューを兼ねてご紹介していきます。

歴代『サイバーフォーミュラ』ゲーム、レビュー&紹介

1992年に発売されたGB版から、2012年に発売された『新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI Plus』まで、計10タイトルのサイバーフォーミュラゲームを紹介していきます。

1.新世紀GPXサイバーフォーミュラ GB版

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ
対応機種:GB(ゲームボーイ)
発売元:バリエ
ジャンル:すごろくゲーム
発売日:1992年2月28日

TVアニメ放送から間もなくして発売されたサイバーフォーミュラゲームの記念すべき第一弾。

初っ端からすみませんが、この作品に関してはプレイしてません。「そんなのあったな~」程度の記憶。

調べてみると、どうやらレースゲームではなくなぜか”すごろくゲーム”。子供向けのお手軽ゲームのような感じであり、クソゲーとしても名高い模様。

ただしグラフィックは初期のGBにしては綺麗であり、一応ストーリーらしきものはあるため、ファンであれば一見の価値あり?

なお、なぜかAmazonではプレミア暴騰しています。

2.新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーファミコン版

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ
対応機種:SFC(スーパファミコン)
発売元:タカラ
ジャンル:2Dレースゲーム
発売日:1992年3月19日

こちらもアニメ放送直後、スーパーファミコン用に販売されたサイバーフォーミュラゲーム。

昔のF1ゲームのように真上から見下ろすタイプの2Dレースゲーム。動きがかなりクイックで難しいです。やり過ぎると気持ち悪くなることも。

でも、
・アニメのストーリーを忠実に再現
・藤岡クォリファイ~ニセコ~ワールドグランプリ計10戦をすべて再現
・ブーストやモードチェンジも可能、貴重なオフロードコースも収録
・サブ要素として、アニメ登場のほぼ全車種でプレイ可能

など、今となってはファンにとって貴重な要素が溢れています。

ブーストもゲージ消耗制のため、シンプルながら自分でルールを決めてやるとなかなかに奥が深いゲーム。1週遅れのハンデを付けるとそこそこ燃えます。

3.新世紀GPXサイバーフォーミュラ ~新たる挑戦者~

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ 新たなる挑戦者
対応機種:PS(プレイステーション1)
発売元:バップ
ジャンル:アドベンチャー
発売日:1999年3月18日

スーパファミコンから7年もの空白が開き、ようやく発売されたサイバーフォーミュラゲームの第三弾。

この頃は今のようにネットも普及していなかった為、ファンの声も隠れ、サイバーフォーミュラのグッズは余り発売されていませんでした。そんな中ようやく発売されたのがこのゲーム。

当初、ジャンルは「ネオドライビングレースゲーム」と公表されており、やっとまともなサイバーフォーミュラのレースゲームがくるか!と期待していたのですが、発売日延期&延期を重ね、完成したのがなぜか「アドベンチャー」ゲームというオチ。

内容は、
・OVA『SAGA』と『SIN』の間の話。
・新規オリジナルキャラとなる司馬 誠一郎&結城レナが主人公。
・プレイヤーは駆け出しのレーサー司馬 誠一郎となり、SUGOチームに席を置く。
・アスラーダに似たマシン「ネメシス」に乗り込み、風見ハヤトやブリード加賀などプロレーサーたちも参戦するエクスストリームレースイベントに挑む。
・基本的にはアドベンチャーゲーム。レース時のみ、簡易なアクション操作はあるが、レースゲームとはいえずアドベンチャーゲーム。

私はレースゲームを期待していたので、正直ふざけんな!でした。

とはいえ、アニメの登場キャラも絡めた多数のストーリーが繰り広げられ、オリジナルイラストやオリジナルムービーも多い為、サイバーフォーミュラのキャラが好きな人にはたまらない作品だと思います。PS1ながらアドベンチャーゲームなので古さのハンデも受けにくく、今でも十分価値あるかと。

 

 

4.新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY

 

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY(RTTI)
対応機種:PS2(プレイステーション2)
発売元:サンライズインタラクティブ
ジャンル:3Dレースゲーム
発売日:2003年12月18日

サイバーフォーミュラゲーム第4弾となるのが、2003年に発売されたこの『新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY』(通称RTTIシリーズ)。RTTIシリーズは、この後継続して計4作品+類似2作品発売されていきました。この作品はその記念すべき第一弾。

このゲームはなにが凄いって、ちゃんとした3Dレースゲームであること。サイバーフォーミュラ関連のゲームは、それまでまともなレースゲームがありませんでしたから。当時としては革新的でした。

「アスラーダ」や「イシュザーク」などアニメ・OVAで登場する主要マシンで3Dレースが楽しめます。グランプリモードでシリーズ戦も可能。ブーストや変形機能も勿論搭載されています。

しかし、当時最先端だった『グランツーリスモ3』などに比べると、グラフィックは荒く、挙動も摩訶不思議でレースゲームとしての詰めは甘々でした。

また後述する続編シリーズでシステム、コンテンツともに段階を追って進化していきますので、このRTTI1は今となっては敢えてやる価値はない作品かと。
コレクターズアイテムとして意味を成すくらい?。

5.新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The EVOLUTION

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The EVOLUTION
対応機種:GC(ゲームキューブ)
発売元:サンライズインタラクティブ
ジャンル:3Dレースゲーム
発売日:2004年7月29日

※こちらは、未プレイのため調べた上でのレビューとなります。

前述したRTTI1のゲームキューブ版といったもの。RTTI1と内容にさほど差はないようです。

違いとしては、
・カットインのセリフなどを改良。
・アニメの原曲をBGMとして使用。
・グラフィックの解像度を改良。
・4人同時プレイ可能。
・新マシンの追加。
など

ただし、これらの要素も含め続編シリーズでは更に進化していますので、こちらも今敢えてプレイする作品ではないかと。

4人同時対戦だけはこの作品オリジナルですので、ゲームキューブでワイワイとサイバーレースを楽しみたい方にはまだ重要あり?

 

6.新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY2

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY2(RTTI2)
対応機種:PS2(プレイステーション2)
発売元:サンライズインタラクティブ
ジャンル:3Dレースゲーム
発売日:2005年8月4日

RTTIシリーズの第2弾。
前述したRTTI1で不評だった点が改善され、かつプラスαの要素も多数詰め込まれて進化しました。

主な進化点はこんなところ。
・ストーリー要素追加、OVAの第11回~第17回ワールドグランプリを追体験可能。
・隠し要素として、オリジナルの第18回(2023年)グランプリも。
・アニメの原曲がレースBGMに。「Winners」や「Devil’s HEAVEN 」などTV~OVAまでに使われたさまざまな楽曲を収録。
・カットインの演出やセリフが進化。
・ブーストがカウント制&ピットインシステム採用。より戦略的に。
・リフティングターンやミラージュターンのような特殊技を再現。
・レース時のメーターのデザインが各車アニメ同様のものに。
・車のモデリングが細かくなり綺麗に。(コースなどのグラフィックはさほど進化なし。)
・AOI「イグザード」などのゲームオリジナルマシンを収録。

前作RTTI1では、正直、サイバーフォーミュラのマシンがただ登場するだけのレースゲームでしたが、RTTI2からストーリーモードの追加や原作BGM採用など、原作の雰囲気が徐々に取り込まれています。

 

7.新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY3

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY3(RTTI3)
対応機種:PS2(プレイステーション2)
発売元:サンライズインタラクティブ
ジャンル:3Dレースゲーム
発売日:2006年10月26日

RTTIシリーズの第3弾。

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大きくは変わらないものの、前作の要素を詰め込みつつ、新要素をいくつか追加。

・完全オリジナルストーリーの第19回大会(2024年)を収録。
・19回大会に合わせて、新レーサーとなるオリジナルキャラや各自のオリジナルマシンを多数収録。
・新コース3つ追加。
・レース時のライバルが最大6台→最大8台に。
・ブースト回数の設定、ドリフトorグリップのスタイル変更。
・挙動エンジンの改善。
・グラフィックの改善。
など

RTTI3の目玉は、第19回大会ですね。ただし後述するRTTI4でも第19回大会はッ収録されていた記憶なので、今敢えてメリットとなるものではないかなと。(この辺曖昧ですみません)

本作から摩訶不思議な挙動もかなり改善されており、レースゲームとしてもそれなりに満足できるものになりました。

↓本作から完全オリジナルデザインの、新キャラや新マシンが登場。

出典:https://www.famitsu.com/game/coming/2006/08/09/104,1155117307,58401,0,0.html

↓挙動やシステムは、ほぼ本作で完成系です。

 

 

8.新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY4

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ Road To The INFINITY4(RTTI4)
対応機種:PS2(プレイステーション2)
発売元:サンライズインタラクティブ
ジャンル:3Dレースゲーム
発売日:2007年10月4日

RTTIシリーズの現段階で最終作となっている完成系です。
これまでの要素を引き継ぎつつ、様々なファンサービスを取り込んだ作品です。

進化した部分としては、

・これまでに登場したマシン、コースを全て収録。
・TVシリーズで登場した「アスラーダGSX」、「ステルスジャガー」、「ナイトセイバー」等々、懐かしの旧マシンでレース可能。
・「ゼロの領域」システムを搭載し、レースゲームでは前代未聞のスローモーション走行が。
・表示速度を従来比150%アップし、目まぐるしいスピードのレースに。
・タイヤ摩耗+タイヤ交換の概念を入れ、戦略性もアップ。

などなど盛りだくさん。

サイバーフォーミュラの魅力を全部詰め込んだようなレースゲームです。

リアルさでは、後述する『新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI Plus』の方が上ですが、サイバーフォーミュラの世界を満喫する上ではこのRTTI4が今でも一番かと。

今でもファンであれば十分楽しめるゲームです。これでグラフィックや挙動が最新の水準になっていれば最高なのですが・・。

↓レース中にスローモーション化する、前代未聞の「ゼロの領域」

↓こちらは公式PR動画

 

9.新世紀GPXサイバーフォーミュラ VS

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラ VS
対応機種:PSP(プレイステーションポータブル)
発売元:サンライズインタラクティブ
ジャンル:3Dレースゲーム
発売日:2008年7月10日

※こちらは、未プレイのため調べた上でのレビューとなります。

この作品は、RTTIシリーズのシステムを流用しつつ、TVシリーズにスポットを当てたゲームのようです。

・TVシリーズに登場した19種+αのマシンが登場。
・TVシリーズに登場した11人のドライバーからうち一人を選択し、グランプリを勝ち抜く(ストーリーモードないが、レースの開始終了時にセリフ演出のようなものはある模様)
・パーツが100種類以上あり、セッティング要素が豊富。
・キャラクター育成強化システム採用、育成要素が豊富。
・BGMはもちろんTVシリーズのものを採用。
・キャラの作画が、原作TVシリーズに近い。
など

RTTIシリーズのシステムを流用しつつ、TVシリーズを再現し、かつ携帯機用にセッティングや育成要素を詰め込んだ作品のようです。

ただし携帯機だけあってかRTTIシリーズよりグラフィックはやや劣り、操作性や挙動にもやや難がある模様です。

 

10.新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI Plus

 

タイトル:新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI Plus
対応機種:PC
発売元:PROJECT YNP
ジャンル:3Dレースゲーム
発売日:2012年12月31日

最後に紹介するのは『新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI Plus』。このゲームは同人プロジェクト「PROJECT YNP」が制作販売する、なんと”同人PCゲーム”なのです。しかしその出来が凄い。

「PROJECT YNP」は、「SIN CYBER GRANDPRIXシリーズ」として2001年頃からサイバーフォーミュラを題材としたレースゲームを製作してきたのですが、数タイトルを経て、最新版となるのがこのSIN DREI Plusとなります。

サンライズ公式が作らないのなら作ってやれと言わんばかりの完成度で、同人ゲームという言葉がかすれるほどの出来。評価もとても高いゲームです。

特徴としては、
・最新のレースゲームに匹敵するほどのグラフィック水準、マシンの細かなディテールまで完全再現。
・挙動もサイバーフォーミュラのゲームとしては随一レベル。
・ブーストや変形機能ももちろん再現、メーター類も原作を忠実再現。
・BGMは原作のアレンジも使用。
・「影山ヒロノブ」氏が歌うオリジナルテーマソング「BRAND NEW RAINBOW」も特別収録。
・SINシリーズに登場するマシンを計9台+スペシャルマシン2台収録。
・コースは計12コース。ニセコサーキットやGIOサーキットなど、サイバーの世界のサーキットをリアルなグラフィックで再現。
・オンライン対戦可能。
・同人ゲームでありながら、サンライズ公認。
など

製品公式ページ
http://www.project-ynp.com/product/cf/

↓の動画を見て貰えばわかるかと思いますが、グラフィックの質は、過去作に比べ飛び抜けています。ブースト時のエフェクトなども素晴らしく、「これを待ってたんだ」と言いたくなるような仕上がり。これで価格が定価2800円程度なのも凄いところ。

ただし、同人ゲームであることもありRTTIシリーズのようにストーリーの追体験やキャラ同士のカットイン、掛け合いのようなものがないのが寂しいところ。

もしそこまで含まれていれば、現段階で最強のサイバーフォーミュラゲームでしょうね。

11.今後のサイバーフォーミュラゲームへの想い

以上の10タイトルがこれまでに発売されているサイバーフォーミュラゲーです。数としては少ないですが、時代と共に順調に進化している感じですね。

現在は、公式作品として数えると2008年発売の『新世紀GPXサイバーフォーミュラ VS』から、約10年程度空白が開いている状況です。

一時期PS4の発売予定リストにサイバーフォーミュラの文字があった記憶がありますが、いつのまにかそれも消えた?状況です。

そろそろホント新作の続編を発売して欲しいです。

もし今後サイバーフォーミュラの新作ゲームが発売されるのなら、最新のグラフィック+原作再現の再現で進めて欲しいなと思います、RTTIシリーズの進化版的な。

もっと欲を言えば、アニメ原作のように数十台のサイバーマシンで、数十周をタイヤ消耗やブースト消耗ありのリアルレギュレーションで戦ってみたいなと。それをオンライン対戦で。
スリップストリームの駆け引きや、タイヤ消耗を考えたイナーシャルドリフトとかできたら最高です。

大人の事情で難しいかとは思いますが、『グランツーリスモ』あたりのシステムを借りて、上手く作れませんかね・・。以前『首都高バトル』のシステムを使って『湾岸ミッドナイト』が作られていましたが、あんな感じで上手くパクれませんかね流用できませんかね。

そんな本気のサイバーフォーミュラゲームを期待しちゃいます。

まとめ

以上、サイバーフォーミュラゲームのレビューまとめでした。

サイバーフォーミュラのゲームはそこまで多くはありませんが、OVA『SIN』以来、音沙汰が無くなりサイバーフォーミュラは消えるのかと思っていたので、ここまでゲームが継続して作られているだけでも御の字です。

でも、やっぱりそろそろ新作はプレイしてみたい。

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コメント

  1. 匿名 より:

    次のGCCXの1992SFCでスーパーファミコン版出てくるみたいですね

    1. syumi より:

      そうなのですね!教えて頂きありがとうございます

      またコアなセレクトを(笑)期待して観てみます

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