記事公開日:2017年9月18日
最終更新日:2020年5月4日

パソコン

SSDのパソコンは速いけど、日常的には余り意味なく必要ないのじゃないか?

最近パソコンは、ハードディスクから「SSD」に流行が移ってきていますね。

私もつい先日、「DELL」のそこそこハイスペックなSSDパソコンに買い換えました。
率直な感想は、動作がサクサク速くて便利!

ただし日常的な利用、たとえばネットサーフィンやドキュメント作成をする程度であればそこまで必要なく、高いお金を出してまで買う意味ないんじゃないかと・・。

そんなお話。

 

1.サクサク動作が速い、SSDとは?

まずSSDについて、簡単に解説を。

SSD(ソリッドステートドライブ)とは、データを保存する”記憶装置”の一種。記憶装置は今、HDD(ハードディスク)VS SSDとで主流を争っています。

パソコンの中にインストールされてるOSや各種プログラム、アプリケーションソフトは、この記憶装置に保存されています。(基本的には記憶装置のCドライブ)
毎回プログラムを起動する度に、記憶装置に読み込み・書き込みに行くわけですね。

で、このSSDは「半導体素子メモリ」で出来ているため、読み込みがハードディスクより速い。たとえばOfiiceソフトを開くにしても、すぐに記憶装置内のOfiiceソフトプログラムを読み込みにいくため、一瞬にして開き、動作もサクサクなわけなんです。

その他、SSDのメリット、デメリットを纏めるとこんな感じ。

【SSDのメリット】
・読み込み、書き込みの動作が速い
・音が静か(余りに過度な負荷を掛けない限り、ほぼ無音)
・消費電力が少ない
・衝撃に強い

【SSDのデメリット】
・価格が高い(SSDパソコンとするとプラス3~5万円程度アップ)
・容量が少ない(256GB~512GBが主流、最近は1TB級も出てきたが価格が跳ね上がる)
・寿命がやや短い(ただし最新型はハードディスクとさほど変わらなくなっていた)

まあこんな感じで、SSDにはメリット・デメリット両方があるわけです。

2.DELLの「Inspiron 15 5000(SSD)」を買ったが、たしかに速さは抜群

先日、パソコンがお釈迦になり、新しいのに買い換えました。

購入したのは、DELLのノートパソコン「Inspiron 15 5000」のハイスペックバージョン。

スペックとしてはこんな感じ。
CPU:第7 世代インテル® Core™ i7プロセッサー
メモリ:8GB
記憶装置:東芝製SSD 256GB

まあ、ノートパソコンとしてはそこそこのスペックかと。
SSDパソコンを選んだ理由は、「速いっていうし体験してみたかった」、「ネットでそこそこ安く販売されていたのを見つけた」なんていう些細な動機です。

以前はHHDのノートパソコンを使っていたので、初めて使った時の印象はとにかく速いの一言でした。巷で言われているとおり、SSDはすごく速いです。

・「マイクロソフトOffice」ソフトなどが一瞬で開く、約1秒
・OSの起動・再起動が、10秒かからず
・保存している画像や動画も、一覧をすぐさま読み込み表示
・「Outlook」の過去メールも数千件を一瞬にして読み込み表示

などなど、HDDと比べれば一目瞭然の速さ。瞬時に動作するためストレスフリー。

 

3.とはいえSSDは高いし、日常的にはあまり意味なく必要ない気もする

でも、私がノートパソコンを使用するのは、だいたいこんな用途です。

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・インターネット観覧(ネットサーフィン)
・ブログ記事の作成
・仕事のドキュメント作成
・ネットの株式トレード
など

たぶん、こんな感じの日常利用の方多いかと。

一つずつ語っていきます。

・インターネット観覧
インターネット観覧に関しては、SSDうんぬんより自宅の回線速度に影響しますので、SSDがあるからと言ってWEBページが速く表示されるわけではないです。

・ブログ作成
ブログについては、レンタルサーバー上のWordpress(ブログソフトウェア)を利用していますので、レンタルサーバーのスペック=ブログ作成の速さになります。私は安めのレンタルサーバー(ロリポップ)を使っているので、SSDがあろうがなかろうが、Wordpressがそこそこ重く、ブログを書いていてもたまに重くなります。

・ドキュメント作成
ドキュメント作成に限っては、WordやExcelを開く際はたしかに速いのですが、その後文字を打つスピードなどは、HDDでもSSDでもさほど変わりません。

なので、こういった日常的な利用でパソコンを買う方であれば、「無理して価格の高いSSDパソコンを買う意味は余り無いのかな?」とも思います。

無意味とまではいかなくとも。

4.SSDパソコンが向いているのはズバリこんな人

最後に、私はSSDパソコンが向いているのはこんな人だと思います。

・ソフトの起動やOS起動などに掛かる1秒1秒の時間をロスしたくない人
・ドキュメント・画像・動画などのソフトやファイルを多量に操作する人、多量に開いたり閉じたりをする人
・大容量のPCゲームなどで、ローディング時間を縮めたい人
・その他、記憶装置への読み込み・書き込み操作を多く行う人
など

まあこんな感じで、パソコンを酷使して使うヘビーユーザーが、SSDの恩恵が一番大きいかと。

静かさや省電力のメリットもありますが、やはりそれだけでは価格に見合う意味はない気がします。

まとめ

以上、SSDパソコンについてでした。

日々そこまでパソコンを使わない方であれば、SSDパソコンは無理して買うほどのものではない気もします。

まあお金が有り余っていて、とにかくスペック重視って方なら話は別ですけどね。SSDは容量不足も欠点ですが、お金に糸目を付けなければ、1TB級のSSDとかあるのでその辺も解決なわけで。

 

↓こちらは、ご存知「Macbook pro」のcore i7+SSD512GBハイスペックモデル。プロはこういうのになるのかと(ふるえ)

 

関連:
CPU?メモリ?SSD?今更聞けない「ノートパソコン」の選び方、性能の比較

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コメント

  1. とねりこ より:

    ただ速さだけをもとめてSSDを使いたがる人の気がしれません。
    速さより容量でしょ?

    これはたとえ話ですが、アニメのDVDなどで1枚に2話入っている単品より、BOX商品で1枚に3~4話、6話入っているほうがいいという声を
    見かけます。理由はディスクをとっかえひっかえする手間が省けるから、だそうです。

    つまり、今の若い人は些細な手間や時間を面倒臭がって避ける傾向にあるということです。
    SSDに速さのみを求めて導入したがるのは、還暦の私に言わせれば辛抱が足りない。というか、速さなんてそんな程度の理由でわざわざ容量の少ないSSDを使いたがるなんて、まったく理解できない。

    どうも今時の若い世代は気の短い者が多いのだな、というのが私の感想です。

    1. syumi より:

      コメントありがとうございます。

      ちょっと話が違うかもしれませんが、昔CDを一枚出し入れして一曲ずつ聞いてた頃の方が、PCでワンクリックで音楽が聴ける今よりも、音楽一つ一つの意味が重く良いものに感じられました。
      同時にあまりに頻繁に使うのであれば速さも魅力なんじゃないかなと思います。

  2. 匿名 より:

    ネットサーフィンがメインですが
    Windowsアップデートの完了がSSDにしたら
    ものすごく早くなったと実感

  3. 匿名 より:

    容量も大事だが、速さは更に大事。
    ストレスを感じなくなるからだ。

    SSDの寿命は書き込み容量になるから、容量が上がれば上がるほど寿命は伸びるし、普段使い程度ならば、SSDの寿命でパソコン買い替えはありえない。

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