80年代に世界的に大ヒットした米カーアクションドラマ&映画「ナイトライダー」。
このナイトライダーで登場したマイケル・ナイトの愛車「ナイト2000」のなんと実車モデル、実物モデルが販売されています。
人口知能KITTも搭載されたファンにはたまらない代物。このモデルについて色々とご紹介していきます。
実車モデル発売で再び注目されている、『ナイトライダー』とは?
まずは知らない方もいらっしゃるかと思いますので、ナイトライダーの簡単な紹介を。
ナイトライダーは1980年代に米ユニバーサルTVが製作していたTVドラマです。世界的に大ヒットし、日本でも当時日本テレビ系列で放送。その後映画化なども行われ、2008年には「ナイトライダーNEXT」として新シリーズも再び製作されました。
内容は犯罪捜査員マイケル・ナイトと犯罪組織との戦いを描く捜査アクション物のドラマです。目玉となっているのが、マイケルナイトが搭乗する愛車の「ナイト2000」。ナイト2000は、「ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム(1982年型)」をベースに改造が施されたクルマで、対話型人口知能”KITT”・時速720kmまで発揮する加速装置・マシンガン等の武器・防弾機能など数々のギミックが搭載されており、このドラマを彩りました。ナイト2000(KITT)が主役といっても過言ではないTVドラマです。
ナイト2000の詳細
ナイト2000をもう少し詳しくご紹介します。
・ポンティアック・ファイヤーバード(1982年型)
こちらがナイト2000のベースとなっている車。ファイヤーバードは、米ポンティアックから1968年~2002年に販売されていたスポーツカーシリーズです。80年代のドラマ「ナイトライダー」で使用されていたのは、通算3代目となる1982年モデルのファイヤーバード。
シボレー・カマロ(3代目)の姉妹車となり、スペック自体はカマロとさほど変わりませんが、デザインが豪快であくが強いのが特徴的。80年代のマッスルカーを代表する車の一つです。
・ナイト2000
出典:http://jp.autoblog.com/2014/10/18/knight-rider-hasselhoff-kitt-aficionauto-video/
そしてファイヤーバードを劇用に独自アレンジしたのがこのナイト2000。前述したように、人口機能KITTや武器など多彩な夢のギミックが搭載されています。
内装も、今で見ると笑ってしまいそうな、近未来的でトンデモなデザインです。
実車版「ナイト2000」モデル
さて、この劇用車であったナイト2000が、実車モデルとして販売されています。
販売元は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアン・タイムマシンモデルも作ってしまった噂のメーカー、米デロリアン・カンパニーです。
詳細スペックや特徴は以下の通り。
車両名称:DMCプレミアムEVシリーズ Knight2000Ev(ナイトライダー2000Ev)
エンジンタイプ:EV(電気自動車)
駆動方式:FR
最大出力:205馬力
最高速度:約230km/h
充電時間:約3.5時間 (240V)
バッテリー寿命:約7年 又は10万マイル
・ベースとなっているのは劇用車と同じくポンティアック・ファイヤーバード・トランザム(1982年型)
・外装や内装をナイト2000そのものに徹底アレンジ、KITTも搭載されKITTの音声も流れる。
・エンジンを独自にEV化
・日本購入の場合は、日本の工場にてEV化。国内の公道も走れる水準にして納車される。
・価格は日本円で約1220万円
ご覧の通り、外装はドラマ「ナイトライダー」のナイト2000を忠実に再現。フロントマスクの赤いライトも見事に再現されています。
内装も完全に本気の再現。KITTもしゃべってくれます。
デロリアンのタイムマシンモデルも凄かったですが、このナイト2000も非の打ち所のない完成度です。ガチで造られた大人のおもちゃ。ファンには溜まらない代物ですね。
ガソリン車モデルや、ナイトライダーNEXTモデルも
他にもガソリン車モデルやナイトライダーNEXTモデルもラインアップされています。
・ガソリン車モデル
前述したEVモデルのガソリン車版です。内装や外装はEVモデルと同様。
エンジンがおそらくポンティアック・ファイヤーバード(1982年型)のままであるため、燃費や環境性能は難ありかと。
価格は、日本円で約880万円。
こちらは、2008年放送の新シリーズ「ナイトライダーNEXT」で登場した「ナイト3000」を模したモデルです。ベース車は、劇用車と同じく「フォードマスタング・シェルビーGT500KR」となり、外装や内装がアレンジされています。
実車版ナイト2000の購入方法
これらナイト2000の実車モデルを日本から購入する場合、国内の代理店である株式会社デロリアン・モーター・カンパニーに予約依頼します。
株式会社デロリアン・モーター・カンパニー ホームページ
http://www.delorean.co.jp/knight/knight2000.html
また、こちらはアメリカにある米デロリアン・モーター・カンパニー 本店ホームページ
http://delorean.com/
まとめ
価格は高いですが、ファンであれば無理してでも買いたくなる様なレベルの仕上がりかと思います。
それにしても、こういったクルマは夢があっていいですね。今後もデロリアンカンパニーに期待です。
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