記事公開日:2019年4月13日
最終更新日:2019年4月14日

お金

「GooglePlay」でクレジットカードを不正利用されたので対処法をまとめます

 

泣く子も黙る、「クレジットカード不正利用」。

クレカの不正利用なんて遠くの世界の出来事と思っていましたが、この度不正利用にあってしまいました。

GooglePlayでゲーム課金が勝手にされており、身に覚えのない請求が。

今回の対処法をまとめていきますので、同じようなトラブルに見舞われた方のご参考になれば幸いです。

なおGoogle側で請求はキャンセルされ、結果的に被害は解消されています。

クレカの履歴に「GOOGLE *Cygames Inc」と謎の文字が

私はエポスカード(ゴールドカード)を持っているのですが、ある日いつものように「エポスnet」から利用明細を確認していたところ、不審な履歴を見付けました。

こちらはエポスnetの利用明細画面↓
(Google側で取り消し対応後の画面のため-表示の行もあります。)

このように「GOOGLE *Cygames Inc」というところで、4月上旬から無数に何かを購入されている履歴が。総計数万円に及びます。

全く身に覚えがなかったので、ネットで検索。

どうやらこの「GOOGLE *〇〇〇〇」というのは、『Google Play』などのグーグル系ネットコンテンツで課金があった際に、このように表示されるとのこと。

 

 

そこでまず自分のGoogleアカウントでログインした状態で、「google chrome」ブラウザの右上にある管理メニューから「Play」をクリック。

 

「Google Play」の管理画面が開くので、左側の「アカウント」をクリック。

そのあと「購入履歴」のタブをクリックすると、Google Playでの購入履歴が表示されます。googleplayでゲームやアプリなどを課金ダウンロードすればここに表示されます。

ご覧のとおり、購入履歴は空。

 

私は一つしかグーグルアカウントは持ってません。つまりGoogleplayから何も購入しておらず、自分に非がない不正利用であることが確認できました(まあもちろん購入してないんですけど)。

※なおここで購入履歴にコンテンツが表示されていれば、誤クリックなどで自分で誤って購入してしまった線も出てきます。

つまり今回のケースの場合、何者かが別のグーグルアカウントから私のクレジットカード情報を使い、課金コンテンツをダウンロード。そやつは自分のPCやスマホでその課金コンテンツで遊んでおり、請求だけ私に来ているという状況です。

 

クレジットカード会社に連絡し、カードの利用停止

不正利用がそのまま続くとマズいので、すぐにカード会社の「紛失・盗難窓口」に連絡し、カードの利用停止を行いました。カードを利用停止にすると、そのカードは今後利用できなくなり、再発行という形になります。

 

※なお私の利用しているエポスカードはカード停止・再発行は無料なのでノーリスクでしたが、カード会社によっては再発行料が別途発生することもありますので、この手順を踏むかはご自身でご判断下さい。

GooglePlayサポートに問い合わせ

続いてGoogle側に不正利用の報告。


先ほど開いた「GooglePlay」の管理画面で、右上の「?」をクリック→ヘルプ画面が開くので「GooglePlayサポートへのお問い合わせ」をクリック。

スクロールして「サポートチームに問い合わせる」の章末尾にある、「お問い合わせに関する問題が発生している場合は、こちらを利用して他のお問い合わせ方法をご利用ください」をクリック。

※なおもし次の電話番号ページが開かない場合は、その下の「サポートチームへの電話」のリンクから飛ぶ。

Sponsords Link

そうすると以下のサポートへの電話番号が表示されます。
・「0120-950-065午前 9:00~午後 6:00(年中無休)
おそらく番号は固定だと思いますが、念のためここまでの手順を踏んでご自身のブラウザで番号を確認することをおすすめします。

あとは日中の営業時間にGoogleサポートに今回の件を連絡しました。

GooglePlayサポートへの電話

上で記載した電話番号に連絡。

「不正利用されたかもしれないので確認して欲しい」と伝えたところ、サポートのお姉さんから以下の質問を受けました。

・自身のGoogleアカウントのアドレス
・自身の名前や住所などの再確認
・不正利用を発見した経緯や、現在の状況など

これらを伝えたところ、

「GooglePlayの購入履歴にも履歴が無く、〇〇様はそもそもGoogleアカウントにクレジットカード情報を登録していないため、不正利用が疑われます。このまま調査チームに調査を依頼してもよろしいでしょうか?」

と聞かれたので、「ハイお願いします」と答えました
(なお調査チームへの依頼はネット上からもできるようですが、そのまま電話経由でも可能とのこと。電話の方が安心なので電話から依頼する形にしました。)

あとは、調査に必要な情報をいくつか追加で質問がありました。

「1日~1週間程度で調査が完了するので、しばしお待ちください」

と言われ、一旦そのまま調査を投げる形となりました。

Googleから調査報告結果の回答

2日後にGoogle側から調査報告の電話入りました。

回答としては、
・別のGoogleアカウントからの不正利用が確認された

・不正をしたGoogleアカウントは早急に利用停止の処置をとる
・今回不正利用された分は、10営業日以内にキャンセル扱いにする
・誰が不正利用し悪用したかについては、セキュリティ上お伝えすることはできない

なんとGoogle側で請求のキャンセルをしてくれるとのことでした。

また10営業日以内の対応といっていましたが、電話がおわった後にエポスnetを確認したところ、すでにキャンセルされてました。

さすがにGoogle側はキャンセルはしてくれないだろうと思っており、クレジッド会社の「不正利用保険」でどうにか補填して貰おうと考えていましたが、これには驚き。

まさかのGoogle側でのキャンセル。Googleは神対応でした。

最後にクレジットカード会社にも報告

もうこの時点で解決はしているのですが、カードを利用停止してしまったこともあり、今回の一件をエポスカード側にも報告。

今回はGoogle側ですでに対応済みだったので、それを伝えただけ。エポスカード側も「そうでしたか、では新しいカードを発行しますね!」とまああっさりと終わりました。

あとは、新しいカードを再発行を依頼。エポスカードは特に再発行料も取られないので、なんのリスクも負わずに今回の件は幕を閉じました。

あとがき:今回の件で思うこと

クレカの不正利用は、対岸の火事的に思っており、まさか自分にくるとは思いもしませんでした。

しかも今回不正利用にあったクレカは殆ど使っていないカードだったんです。年に数回ネット決済する程度で、しかも誰もが知るようなECサイトでしか使ってません。

それでも情報が抜かれたわけですから、怖いものです。

あともう一つ、「Googleは素晴らしいな」と思いましたね。
今回の件はどこかのECサイトから漏れたクレカ情報でGoogleのコンテンツが使用された訳であって、Googleはこの問題に直接的には関わっていません。あくまで不正利用先として利用されただけです。

にもかかわらず、快く請求のキャンセルをしてくれました。しかも電話対応も終始快い対応で、まるで「一緒に解決しましょう!」的なスタンス。

Google社はすげえなと思いましたね。

ちょっとまた別な話ですが、私はこうやってブログを運営していてたまにGoogleに苦しめられることがあります。検索エンジンを牛耳るGoogleが、検索の仕組みをコロコロ変えるので、なかなか最近ブログの記事が検索上位に上がらなくなってきてるんですね。

まあそんなこともあり、「Googleふざけんな!」、「Googleは〇ソ会社」と思うこともあったのですが、今回の件でなんだか素晴らしい会社に思えてきました(ちょろい)。

なにはともわれ、Google様今回はありがとう。

 

スポンサードリンク

Twitterフォロー頂けると嬉しいです!

最近の投稿

コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください