記事公開日:2018年8月23日

ネットビジネス

【SEO対策】その検索順位は嘘かも、ブラウザの「プライベートモード」で本当の順位を知る

※ブログやサイトを運営している方、SEOに関心のある方向けの記事です。

わたしもこうやってブログで記事を書いているので、自分の書いた記事がGoogle検索などで、どれくらいの順位に表示されるかなーと気になります。

で、検索をして上位に表示されていると「やったぜ」と嬉しくなりますが、それは早計。
実はこの検索結果、自分用に補正されており正しくないことがあります。

 

それを回避するのがブラウザの「プライベートモード」。
本来の正しい検索順位を確認し正しいSEO対策をするためには、このモードを使う必要があります。

 

今の検索結果はカスタマイズされ、本来の姿でないことがある

yahoo検索も配下に収め、検索エンジン界を牛耳るGoogle。
そしてGoogleは、検索結果をその人その人に合ったものに独自にカスタマイズしています。

この機能は、かつては「パーソナライズド検索」と呼ばれてもいました。

パーソナライズド検索は、具体的にいうと、
・  過去に検索を掛けたキーワード
・  過去に訪問したサイト
・過去にクリックしたリンクの履歴
・  ユーザーの所在地
・  SNS上での他の人との関係性
・その他、アダルトセーフ機能などの個別設定をしている

これらの要素を、Cookieに保存された情報や、ブラウザログイン時のアカウントから判別し、その人の好みや趣向にあった記事を上位表示させるカスタマイズがなされています。

つまり、
・AさんのパソコンとBさんのパソコンから見た検索結果が違う
・Aさんのgoogleアカウントでログイン、Bさんのgoogleアカウントでログインした場合の検索結果が違う
・「Google Chrome」、「Internet Explorer」などブラウザを変えると、検索結果が違う

こんなことが起きえるわけです。

 

本当の検索順位を知るための「プライベートモード」

これを回避するために「プライベートモード」という機能があります。(「シークレットモード」と呼ばれることも)。

プライベートモードは、上で書いたようなその人その人のカスタマイズがされていない、まっさらな純粋な検索結果をみるためのモード。

以降で、「Google Chrome」、「Internet Explorer」それぞれのブラウザでプライベートモードの実行方法を解説します。

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Google Chromeのプライベートモード実行方法

①Google Chromeのブラウザ上で、キーボードの「Ctrl + Shift + N」を押します。

②そうすると、こんな感じで画面がグレーになりシークレットモードに入ります。
あとは普通に検索するだけです。

③プライベートモードはウインドウ単位に適応されますので、プライベートモードを終了させたい場合はウインドウを閉じるだけです。

 

Internet Explorerのプライベートモード実行方法

①「Internet Explorer」のブラウザで、キーボードの「Ctrl + Shift + P」をおします。

②そうすると、URLバーの左に「InPrivate」が表示され、プライベートモード※に入ります。
あとは普通に検索するだけ。

※厳密にはInternet Explorerではプライベートモードを「InPrivate ブラウズ」と呼びます。

③Internet Explorerの場合も、プライベートモードはウインドウ単位に適応されますので、プライベートモードを終了させたい場合はウインドウを閉じるだけです。

 

プライベートモードはみんなに役立つ

以上のとおり、検索結果はカスタマイズされている場合があります。

たとえ自分の書いた記事が検索上位になったとしても、他人から見れば検索上位に全く表示されていないこともあります。素の順位を知り正しいSEO対策をするためにも、プライベートモードは活用していきたいところ。

またブログやサイトを運営している方に限った話ではありません。
「最近ちょっと検索が使いにくいな~、ググっても求める情報がでないなー」といった方も、プライベートモードで検索してみるのもありかと。

Googleはこれまでの検索経緯から好みを判断しカスタマイズしますので、自分の興味関心そのものが変わってしまった場合は、合わない情報が表示されることも。プライベートモードはそれを回避してくれます。

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