16年夏の大注目映画『シン・ゴジラ』。
本サイトでは、これまでにもいくつか映画の感想レビューをアップしてきましたが、今回、ついに私が本当にレビューをしたい映画作品やってまいりました。
最新作『シン・ゴジラ』。
子供の頃から20年以上ゴジラを愛しつづけてきたゴジラ好きの私が、面白い部分もつまらない部分も嘘偽りなく感想・評価・レビューしていきます。
ネタバレを若干含みます。
シンゴジラ作品情報
作品名:シン・ゴジラ
製作:2016年 東宝
ジャンル:災害パニック
監督:
庵野秀明(総監督)
樋口真嗣(監督・特技監督)
出演:
長谷川博己
石原さとみ
竹野内豊
他総勢キャスト300人以上
あらすじ:
『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりとなる、第29作目の日本ゴジラ作品。
ある日、東京湾羽田沖で謎の海底爆発が発生しパニックが起こる。政府が事態の対処を検討している中、事件現場から巨大生物が姿を現す。当初は”巨大な害虫”として扱っていた政府であったが、徐々にその生物の恐ろしさを目の当たりにしていく。
「ゴジラ」と名づけられた恐るべき生物と人間との戦いを、政治・核兵器、放射能など問題を交えた重圧なストーリーと最新のCG、特撮技術を駆使して壮大に描かれていく。
『シン・ゴジラ』感想・評価レビュー ~素直に面白い、久しぶりに楽しいゴジラ映画~
まず、感想に入る前に、少しだけ自分の話を。
私がゴジラを初めてみたのは、ちょうど小学校に入学した頃に観た『ゴジラVSキングギドラ』だ。一瞬でゴジラの虜になり、以降ゴジラシリーズはすべて観ており、昭和の頃の古いゴジラシリーズも大半は観ている。今でもゴジラは好きであり、ファン歴は20年以上だ。
そんな私がなぜゴジラを好きになったか。それは特撮や怪獣同士の戦いに魅了された訳でなく、もちろん核批判や戦争批判などの重々しいテーマに感銘を受けたわけでもない。
私がゴジラを好きになったのは、ゴジラがとにかく恐ろしかったからだ。また、すべてをなぎ倒し破壊していく姿が恐ろしくも雄々しく思えたからだ。
遠くから近付いてくる黒く巨大なゴジラ、放射能熱線を吐き容赦なく街をビルを破壊尽くすゴジラ、自衛隊がどうあがこうと倒せないゴジラ、そんなゴジラに子供ながらとてもつもない魅力を感じた。大人になった今でも、「ゴジラの魅力は?」と聞かれればそう答える。
さて、本題の『シン・ゴジラ』。
結論から言えば、素直に面白かった。そして、私が長く求めていたゴジラだった。
何故かって、今回のゴジラは怖いのだ。今回のシンゴジラは見た目自体も恐ろい造形になっているけれども、それだけでなく、今回は”見せ方”がとにかく怖い。ホラーとしての怖さではなく、巨大な生き物としての怖さ、災害としての怖さがリアルに出ている。
これまでの日本のゴジラシリーズというと、ゴジラ登場シーンや街を破壊して移動シーンではイイ感じの恐ろしさが醸し出せれていたけれど、ドラマパートはどこか薄ぺっらく、怪獣同士の戦いとなるとお祭り騒ぎになり、全体的にはなんとなく幼稚な感じがあった。
一方で、海外ゴジラとなる『GODZILLA1998』、『GODZILLA2014』では、制作費も多いため色々と頑張って作ってあるのだけれど、ゴジラがまた別のモンスターになってしまっており、ゴジラならではの生々しい恐ろしさや強さが感じられなかった。
そんな感じで日本ゴジラも海外ゴジラもどこか惜し感じであったが、今回の『シン・ゴジラ』は一味違う。
まず、ゴジラが遠くからゆっくりゆっくりと不気味に近付いてくる描写、足下から見上げるアングルなどを多用しておりおり、撮り方がとにかく生々しい。住宅街や商店街など日常光景にゴジラを溶け込ませるシーンも多いのもグット。日本ゴジラならではの生物的な怖さが、すごく良く出ていた。
続いてドラマパートだが、ドラマパートはとにかく真面目な社会派ドラマのノリ。特殊組織〇〇や未知の技術△△といったSF的なお遊び要素は全くなく、ゴジラを災害としてシリアスに描いたドラマとなっている。「もしゴジラが現実社会に現れたら、日本政府や世界はこういった対応をとりますよ」というのが、法律や政治による息苦しさも交えながら、生々しく伝わってくる。恋愛や家族愛などの一個人の私情ドラマは全く取り込まず、ゴジラと人間との戦いのみに徹底的にスポットを当てたドラマストーリーもグット。やっと、日本のゴジラが観れるストーリーを取り入れたといった感じだ。
そして、ゴジラの破壊劇。今回のシン・ゴジラはとにかく破壊する。東京各所をこれでもかと破壊し尽くし、恐怖と絶望のどん底に追いやる。そして人間はやはり何もできない。破壊時のアングルも通行人目線、住人目線が多く、まるでその場にいるかの様な臨場感がある。そして、今回は自衛隊の全面協力のもとゴジラVS自衛隊の戦いが壮絶に描かれいる。これまでのように模型ではなく実物の車両・兵器・戦術を使った自衛隊のその生々しい戦い方も、ゴジラの力強さや恐ろしさをより光らせていた。
ただ、後述もするが、さあこれからという時に流れが止まってしまったのが残念だった。
こんな感じで、今回のシン・ゴジラは、怖い。生々しくリアルでストーリーもシリアス。そしてよく破壊する。まさに私が期待していたゴジラ映画だった。
さらに、おなじみの伊福部 昭のゴジラテーマ曲や自衛隊マーチも流れ、デザインは変わったがゴジラの得意技の放射能熱線も見事に取り入れられている。
これまでの日本のゴジラ映画の良い部分は昇華させ、そして新しい事にもチャレンジしている見事な作品だった。これまで日本のゴジラが好きな方であれば、十分楽しめる作品だと思う。
ゴジラが好きでなくても楽しめるのか
今回のシン・ゴジラで、初めてゴジラ映画を観る方もいるだろう。そんな方々でも楽しめるかというと、これはおそらく楽しめると思う。
今回のシン・ゴジラは、ゴジラファン向けの要素も取り入れているけれど、それ以上に災害映画、パニック映画の側面が強い。もし、日本の首都でゴジラのような人間がどうする事もできない巨大災害が起きたらどうなるかが、かなりリアルに描かれている。このため、その手の災害映画やパニック映画が好きな方であれば、十分興味深く面白い作品だと思う。
また、ドラマパートだけでも見ごたえ十分。シンゴジラには、家族愛や恋愛などの個人的なドラマは一切登場しない。また登場人物にはエリート官僚が多く、やや庶民的でないドラマの傾向がある。ただ、おそらく今の日本では多くの人に届くであろうテーマを扱っており、それを押し付けでなく、自然に問いかけてくる。またテーマ自体もおそらく複数あり、見るほどに味がでてきそうなストーリーとなっている。特に社会派ドラマなどが好きにな方であれば、十分見ごたえのある内容かと思う。
ただし、放射能・核・津波などのリアルな表現があるため、先の大地震で辛い思いをした方などは少々気にさわるシーンもあるかもしれない。
また、ゴジラとしては少々グロテスクな表現もあるため、小さなお子さんやグロが苦手な方は少し注意した方がいいかもしれない。
シン・ゴジラのズバリここがつまらない
※ここからネタバレ激しくなります。
シンゴジラは個人的にめちゃくちゃ面白かった。正直これまでのゴジラ映画で一番面白いと感じた。ただ、いくつかつまらない部分や残念な部分があったのも事実。
一つは、ラストシーン。
シンゴジラはラストまでは本当に神がかって面白かった。先の読めない展開、ゴジラの無敵っぷり、”死を超越した存在”や”戦術核”といった危険なワード、「最後どうなっちゃうの?どうなっちゃうの?」が尽きなかった。それで用意されたラストがアレ。少々拍子抜けした。
ゴジラ映画というのは、ゴジラが暴走するかと思いきや最後は上手く綺麗にまとめてしまう傾向がある。今回もそのパターンであった。ただ今回の総監督は、あの問題アニメ『エヴァンゲリオン』を造り上げた曲者の庵野秀明監督。シンゴジラの前段とも言える特撮短編映画『巨神兵、東京にあらわる』で夢も希望もないラストシーンを描いた、曲者の庵野秀明監督。そんな庵野秀明監督の作品なので、ゴジラの大暴走や東京崩壊など恐るべきラストを期待していた。
であるのに、用意されたラストはアレ。アレはアレで悪くはなかったし、話を纏めるには仕方ない部分もあるが、庵野秀明監督が作ったものとしては少々拍子抜けだった。どうも次回作、続編への布石として無理矢理にああいったラストにした感が否めない。ビジネスの匂いを感じたのだ。あの終わり方なら、次回作シンゴジラ2はほぼ決定だろう。
続編に続くのはゴジラファンとしてはうれしいが、最後にもうひと山が欲しかった。今回のゴジラの強さなら、これまでに無い物凄いラストが描けたはずだ。それを、続編商法で辞めてしまったのであれば残念だ。
それともう一つ、変なところで庵野秀明監督の個性が出ている所が、つならなかったというか興醒めした。
シンゴジラの放射熱線を、巨神兵の細い光線(なぎ払いビーム)に模したのはオマージュとして良いかもしれないが、エヴァンゲリオンで使っていた作戦司令部BGMの流用、エヴァンゲリオンの”ヤシマ作戦”からおそらく100%とった”ヤシオリ作戦”などは、オマージュの範疇を超え、悪質パクリである。
満を持して再開した歴史あるゴジラ映画で、こんなに真面目につくった新しいゴジラ映画で、他作品のパロディを交ぜてくるのは残念だ。エヴァンゲリオンは嫌いではないが、ゴジラに入れてくるものではない。
エンドロール前のラストシーンで、ゴジラが骨姿になり人間のような生物の集合体で成り立っている様な謎の描写があったが、もし今回のシンゴジラのルーツや成り立ちまでもが、巨神兵やエヴァンゲリオンに絡めているのでれば(中身は人型の生物兵器であるのならば)、非常に興醒めである。
追記:映画後半の流れと、シンゴジラに込められたテーマについて
シンゴジラを2回目観てまいりました。その上で少し感想が変わったので追記します。
上で、映画後半は盛り上がりに欠けるでのつまらなかったと書きましたが、もう一度よくよく観て見るとあの終わり方でも十分に良かったと思えてきました。
何故かといいますと、この『シン・ゴジラ』の最大のテーマは、「それぞれの人間がどう行動するか?」だと感じたたためです。
”好きにした”牧博士に始まり、あの国に屈せず最後まで自分たちのやり方に掛けた若手官僚たち、地位を汚してでも決意した石原さとみ、データ流出の恐れがるのにそれでも人間に掛けた研究機関、命を捨ててでもゴジラを葬ろうとしたヤシオリ作戦の作業員、後々日本が下に見られようとギリギリまでフランスに頭を下げた代理総理、等々、目の前で起きる問題に対して、それぞれの人間がどう動くか?どう”好きにする”のかが今回の『シン・ゴジラ』の大きなテーマに感じました。ゴジラとはなんであるかのテーマや、核や原発に対してのテーマ以上に。
その様なテーマであったのであれば、官僚から血液製造班、はたまたタンクローリーの運転手までそれぞれの人間が自分の意志で考え決断し動いていた、血液凝固剤作成~ヤシオリ作戦までの映画後半の流れは、とても綺麗だった気がします。
追記2:シンゴジラのつまらなかった点
またもや追記失礼します。
今回シンゴジラについて色々と記事を書き、色々と考えました。
その結果、一つだけ、つまらなかったというか、残念だった部分が見えてきました。
↓
の記事にまとめましたので、批判記事でも大丈夫な方はぜひご覧下さい。
批判感想:『シン・ゴジラ』でつまらない所を、震えながら批判
まとめ
少し突っついてしまった部分もあるが、あくまで突き詰めた場合の話であり、今回のシンゴジラは個人的には大満足であった。
おそらくこのシンゴジラは注目度や期待度が非常に高いため、悪評や叩く感想を書く人も多いだろうが、無視していい。日本のゴジラやパニック映画が好きな方であれば、ぜったい楽しめるはずだ。
久しぶりに本当に面白いと思えた映画であり、「おかえりゴジラ」と言いたくなる映画だった。このシン・ゴジラを皮切りに、再びまた日本にゴジラ映画の文化が定着する事を期待したい。
シン・ゴジラはこんな人におすすめ
・ゴジラが好きな人
・日本のゴジラシリーズが好きな人
・災害映画、パニック映画が好きな人
・社会派映画が好きな人
・迫力のCGや特撮アクションが観たい人
・大災害のとき、首都東京がどうなるか知りたい人
・庵野秀明やエヴァンゲリオンが好きな人
など
□関連記事
最新作『シン・ゴジラ』に向けて、”歴代ゴジラシリーズ”の歴史
【シン・ゴジラ疑問点まとめ】ゴジラの目的、続編考察、元ネタ小ネタなど
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ヤシオリ作戦は八塩折之酒(八岐大蛇退治に使われた神話上の酒のことで、巨大な怪獣を倒す飲み物と今回のゴジラに通じる部分がある)から取られてるところもあると思うから100%ヤシマ作戦ではないと思うよ(もちろん意識はしてるだろうけど)
コメントありがとうございます。
100%は言い過ぎました。。。それくらいヤシマ作戦を連想させたという意味でご愛嬌を。
監督の個性が出るのは当たり前で、シン・ゴジラで他作品と似た要素はあったがパロディというような取り入れではなく、同じもしくは近縁の表現を選択したに過ぎないと思う。
エヴァのBGMも流れた瞬間クスッとしたけど場違いではなかった。
盛り上がりが中断された感じといった感想については共感します。が、あれ以上暴れられたら核兵器投入されたと考えると、感じ方が変わるんじゃないでしょうか。
コメントありがとうございます。
たしかに監督の個性が出るのは仕方ないですし、巨神兵的なレーザー放射能熱線やエヴァのような文字テロップの表現方法などは、パロディというより庵野監督のスタイルだとおもっているので気にしていません。
たたエヴァのBGMに関しては、まんまのそれですし何回もヘビーに使ってきたので、庵野監督のスタイルというより「エヴァのパロディしましたよ」がプンプンと感じられ、ちょっと残念でした。私も最初はクスッとしましたが、後々考えるとせっかく全体的に良い仕上がりなのに、勿体無かったなと。
庵野監督のスタイルとはいえ、エヴァンゲリヲンと同じようなBGMや映像効果には同じく興醒めしました。
私個人の感想としては、この映画ではゴジラを見たいのであって、エヴァンゲリヲンを連想させるようなことはあまりしてほしくなかった。
でも本当にストーリーがリアルであの破壊シーンには絶望させられたし、ゴジラもうやめてくれって心から思いました(笑)
また映画館で見たい映画です。
コメントありがとうございます。
ですよねえ、よかった、同じような事思っていた方がいて安心しました。
庵野監督という方は、聞くところによると自分の演出方法や過去の自分の作品をオマージュさせて遊ぶ?事が多い監督のようです。
ただ今回は、過去の不思議の国のナディア、トップをねらえ、エヴァンゲリオンなどのように庵野監督が全く一から造り上げたタイトルではなく、これまで多くの方が造り上げてきたゴジラブランドに該当する作品のため、その分こういった私物化のようなオマージュやパロディは残念でした。いくら庵野ゴジラと言われようと。
でもそれを除けば素晴らしい映画でした。私も破壊シーンには本当に絶望させられました。もしあんなゴジラが現実に表れたら洒落にならないです。
子供が楽しめないゴジラは残念でした。
ゴジラが海に帰らなかった時点で続編はないと思います。
続編なんか作っても、また同じ会議シーン見せられるだけで、他の怪獣が出てくる伏線もありませんでしたから。
コメントありがとうございます。
たしかに、子供には難しく退屈な部分も多いですよね。
ただ、あくまで私はですが子供の時に観ても楽しめたように感じています。子供の時だと理解できない会話シーンなども多々あったかと思いますが、全体的な作りとしては、まさに子供の頃から私が求めていたゴジラでした。小さい頃から、子供騙しの幼稚なドラマや設定より、ゴジラと人間のリアルで本気の戦いを見たいと思っていました。意外と子供でも楽しめる人は思っている以上に多いのではないでしょうか。特に今時代の子供なら。
続編は、書いておいてなんですが、色々な意見を観て私も無いような気がしてきました。ゴジラシリーズは続くと思いますが、今回のシンゴジラは一回かぎりモノかもしれません。
ゴジラ好きで、かつエヴァを一切観ていない私としては、大満足でした。
BGMも、作品世界を邪魔しているようには、少なくとも私には感じられませんでした。
100点満点ではないし、欠点を挙げようと思えばキリはないけど、
そのような細かい不満を吹き飛ばす圧倒的な「力」と「熱意」を感じた作品です。
続編は、同じくないと思います。というより、作ってほしくありません。
シン・ゴジラの世界観は、今回の一話限りで幕を引くのがベストではないかと思います。
コメントありがとうございます。
エヴァについては、ちょっと過剰に反応し過ぎたかもしれません。。。
雰囲気的にも合ったBGMですしね。
私も、100点満点ではなありませんが、本当にゴジラとしての力を感じたとても素晴らしい映画に感じました。
エヴァのBGMとかも、全体の出来から比べればほんとに小さな粗のようなものです。
続編は私もシンゴジラとしてはこのまま終わりにして欲しいと思います。
ただゴジラシリーズは今回のヒットを機に続けて欲しいです。出来れば今回のシンゴジラレベルを期待したいのですが、
以前のような子供っぽい感じでも全然期待してます。新作の日本のゴジラをもっと沢山観たいです。
こんばんは。レビューを楽しく拝見させて頂きました。
ゴジラがシェーしてた時代に観ていた者です。
今回のゴジラは本当に面白いと思いました。
他の方にもあったように、「ヤシオリ」は八岐大蛇の神話に出てくるもので、
庵野監督が「八岐之大蛇の逆襲」という映画に出演しているところにも
紐付いているのかな?と思いました。
※遺伝子が8倍、も八岐大蛇を匂わせているのかなと。
エヴァっぽい部分があったのは、ゴジラを知らない世代へのアピールとも取れました。
エヴァっぽいよ!と言えば、現代っ子にも敷居が低くなるので・・・。
ラストがああだったのは、あの時間がない状況で人間が出来うる最善の策であるとともに、
「核か、教えた方法か好きにしろ」と投げ捨てた牧悟郎教授の言葉にも紐付いていると思います。
色々考察を見てると楽しくなってしましますね・・!
シンゴジラに地元が破壊されたのでテンションが上がっています(笑
コメントありがとうございます。
シェーからですとゴジラファンの先輩ですね、私は後からシェーを観ましたがちょっと困惑しました(笑)
ヤシオリは、おっしゃる通りの「八岐之大蛇の逆襲」からだと思います。
レビューを書いた後、色々観てたら理解しました。
エヴァについては、たしかに若い世代へのアピールもあるかもしれませんね。
庵野監督が作るゴジラだからもとももとエヴァっぽいのを期待していた方もいたでしょうし、
「エヴァっぽいよ」の口コミに誘われて観かた方もかなりいたと思います。
それがこの大ヒットの一旦を担っているわけであれば、シンゴジラにはエヴァは無くてはならないものだったのかもしれません。
ラストには色々メッセージが詰め込まれていそうですね。私は上でも書いた通りもう少し派手な終わり方を期待していましたが、
ゴジラを初めてみる人や、普通の邦画としてこの映画を観た方にはああいったドラマ性があるラストの方がいいのかなとも思いました。
本当に色々惹かれ部分が多く考察がとまりません。。。
考察記事もアップしていますのでぜひお時間あればご観覧ください。
口コミの評価が良かったしゴジラファンでもあったが、庵野秀明監督だったのでゴジラが使徒みたいな扱いにされるのではと期待半分で劇場へ。
感想は期待120%良かったです。確かにゴジラは使徒っぽいしBGMもまんまやんとは思いましたがそれ以上に面白かったし深いテーマでした。
今回はいかにゴジラが強大で破壊の神のようなテーマにしといて、次回作は多分ゴジラと別の怪獣を出してくるでしょう。庵野秀明監督バージョンのメカゴジラとか想像するだけで震えます。久しぶりにスカッとした映画でした。
コメントありがとうございます。
同感です、とにかく本当に面白い映画でした。
エヴァだとなんだのと突っつけば色々出てきますが、久しぶりにこれは素直に面白い、観てよかったと思える映画でした。
次回作はどのような怪獣がでてくるのでしょうね。キングギドラやモスラやメカゴジラなど、往年の怪獣が今回のように”マジメに”争いを繰り広げる姿を観てみたいものです。
米軍が使っていた貫通する爆弾は架空の物ですよ
コメントありがとうございます。
それは理解しています。
私が言いたかったのは「メーサー戦車」や「スーパーX」系の原理的にもぶっとんだ架空の物でした。
言葉足らずで失礼しました。
エヴァ音楽の件で擁護しておきますと、かつて伊福部大先生も映画音楽での主旋律の使い回しが多いことで有名だったそうです。怪獣モノじゃない作品も含めてです。
コメントありがとうございます。
なるほど、そうなのですね。そこまでは知りませんでした。。。
元を辿っていけば、エヴァ自体もゴジラから色々と流用しているのかもしれませんね。
パクリとは言いすぎました。
ゴジラ大変いい出来ばえですね(^w^) もう着ぐるみには戻れないとおもいましたw ただあのテロップがうざすぎるように思いました。次回同じ配役で尻尾の先からゴジラ人間増殖して全世界パニックになる映画みたいもんですね(^w^)
コメントありがとうございます。
テロップはたしかにちょっと邪魔な感じもしましたね(笑)
私も続編があれば、もっとゴジラに大暴れしてもらいたいものです。ちょっとあのゴジラ人間のデザインがゴジラっぽくなくて残念でしたが。
今回の会議的な演出も面白かったですが、ゴジラはやっぱり暴れてパニックになるのが一番面白い気がします。次はパニックをリアル描写で描いたゴジラを期待しています。
むかしながらのゴジラファンです。
話題の「シン・ゴジラ」見ようか見まいか迷っていたのですが、先日の映画の日、ついに見てしまいました。
正直なところ、がっかりしました。
評価でいうと、前半0点、後半50点。
シンではなくただのゴジラが見たかった。
シンとは真という意味だと思うのですが、真実の物語を目の前につきつけられても、わたしとしては幻滅します。
「ゴジラ」第一作は、じつは真実らしく作られた神話であったと思います。
その意味で現代の「ゴジラ」は何年か前に公開された韓国映画の「グエムル」でしょう。
「グエムル」と「シン・ゴジラ」をくらべた場合、わたしとしてはあらゆる意味で前者に軍配を上げざるを得ません。
しかし、この「シン・ゴジラ」を面白いと評価している人も多いようなので、個人差があるのでしょうね。
コメントありがとうございます。
そうでしたか、やはりゴジラファン全員にウケる作品ではないのかもしれませんね。
ネットをみると私のように絶賛するゴジラファンもいれば、あなた様のように駄目だったというゴジラファンもおり、賛否両論な模様です。
どこかで「今回のゴジラは動かないので駄目だ」というゴジラファンの意見もありましたが、そういった見方もあるのか、なるほどと思いました。同じゴジラファンといっても焦点や好みはかなり違うのかもしれませんね。シリーズも長かったことですし。
「グエムル」は初めて知りました。調べてみたところなんだか面白そうで今度観てみたいと思いました、貴重な情報ありがとうございます。