記事公開日:2018年5月31日

ネットビジネス

【ゲーム系のブログを始める方へ】ゲーム記事は意外と書くのがむずかしい、厄介な部分もある

※ブログやサイトを運営している方、これからブログでゲーム系の記事を書こうか悩んでる方向けの記事です。

当サイトはノンジャンルの雑記ブログですが、いくつか力を入れているジャンルがあります。その一つが「ゲーム」。主にPS4やRPG系のゲーム記事を100本以上書いてきました。

さて、ゲーム記事というのは一見手軽で簡単そうに思えますが、意外や意外、厄介でむずかしい部分があるんですね。

 

3年ほどこのブログを運営した身として、裏事情も交え、偉そうに書いていきます。

※なお固定読者ではなく、検索エンジンからの読者に向けてブログを書く場合の内容となります。

1.ゲーム記事を読む層は、玄人が多い

まず、ゲームは他のジャンルより”玄人”な読者が多い印象です。また年齢層も20代~40代程度のITリテラシーの高い層が多めです(特にコンシューマーゲームの記事であると)。そんな層がわざわざ検索を掛けてまでゲーム情報を探しにきているわけなので、プラスαの情報を求めてきます。中にはそのゲームタイトルの熱狂的なファンだっています。

そういった方々を相手に情報を発信することになりますので、取って付けたような薄い内容やおちゃらけた書き方にすると、すぐにページ離脱されることもありました。

また下手に主観や自分の考えを押し出すと、コメントなどで叩かれることもあります。

たとえば、以下は往年の名作『FF6』について語った記事。
私はFF6の長年のファンではありますが、主観を押し出してしまったため、コメント欄で厳しいご意見を頂いております。

≫≫「史上最高のRPGトップ100」の第2位に、なぜ『FF6』は評価されるのか?

「ゲーム攻略」や「ゲーム解説」であれば、そのゲームを熟知し深い所まで踏み入れ事実情報として纏める必要があります。「ゲーム感想」や「ゲーム評論」であれば、マニア層にも納得のいく考えを述べなくてはなりません。

これがむずかしいと感じた部分です。

 

たとえ自信がなくとも、「自分はこのゲームが誰よりも好きなんだ」、「だれよりも詳しいんだ」くらいの気迫で書かないと、嫌気されPVにも繋がりにくいのかなと思います。

それがゲームというジャンルかと。

アナリティクスの分析や頂いたコメントなどからそんなことを感じました。

 

2.ゲーム記事は競合が多い

ゲームジャンルは、
①1次情報となる、各ゲームソフトメーカーの公式サイト
②『ファミ通』、『GameWith』、『4gamaer』等々の大手ゲームサイト
③『ゲーム速報』などの速報系まとめサイト

これらが強い力を持ちます。この手のサイトはドメイン力が高いうえ、多くのライターを抱え記事も随時投入してくるため、数でもスピードでも圧倒されます。

その下に、私のような個人サイトが無数に存在。ゲーム記事は”ネタとしては”書き易いため、多くの個人ブログが書いていますね。個人のライバルも星の数です。

このようにおそろしいほど群雄割拠な世界ですので、私たち個人ブログの書く記事というのは基本的には検索で負けます。歩兵がひとり竹やりで立ち向かうようなもの。そのまま向こう見ずに突っ込むと、ほぼ誰にも読まれず終わりやすいのがゲーム記事なんですね。

ここもむずかしいところ。

ただ、テクニックを駆使すれば個人ブログでも戦うことはできます。長くなるので詳しい部分は省きますが、
①関連記事を書き、内部リンクを作る。
②ゲームすべてを狙うのではなく、特定のゲームタイトルに絞りドメイン力を蓄える。
③SEOを徹底する。
④事実情報+オリジナリティを組み込む。

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この辺のことを徹底すれば、立ち向かうこともできます。
私のブログも、得意としてる「スクエニ系」ジャンルのゲーム記事であれば、1次情報であるスクエニ公式の上を取ったこともありました。

いずれにせよ、それであっても激戦ジャンルかと思います。
常々新しいゲームが出てきますので、ワードとしてはネタが尽きないのが強みではありますが、その分ライバルが多く強敵も多いのが辛いところです。

 

 

3.ゲーム記事は収益化しにくい

書きにくい話ですが、お金の話。

収益化も目的としてブログを書いている方もいますよね。好きなゲームの記事で稼ぎたいと思っている方もいらっしゃるかと。

さて、ご存知かもしれませんが、ゲームジャンルというのは収益化がしにくく、アフィリエイトとしては不利なジャンルです。

・googleアドセンスでは、ゲームジャンルのクリック単価が低い
・ASPアフィリエイトも、単価が低く案件も少ない
・Amazonアソシエイトなどの物販系が基本
・かつ、いずれにおいても読者層のITリテラシーが高めのためクリックされにくい

このように収益化の面では、不利な部分が多いです。
もちろん、こちらも戦略を練ればある程度は収益化可能です。ただし、それでも他のジャンルに比べると収益率は低いジャンルです。

もしも「お金を稼ぎたい」が第一目的の方は、なかなか心折れるジャンルではないかと。

4.随時リライト・メンテが必要

ゲーム記事は、
・発売日や価格の変動(廉価版発売時など)
・続編タイトルとの関連
・ゲーム機の記事であれば、スペックの変更

などなど、随時、数値が変わりますので、リライトし最新化する必要がでてきます。

昨今のGoogleは、リライトを重視していますので、情報の代わり易いゲーム記事はリライトが求められます。

これも厄介な部分です。

 

5.それでもゲームが好きな人であれば、書く意味はある

ゲームブログはこんな感じですので、結構に壁にぶつかる事も多いかと。とはいえ「ゲームが好きな人」にとっては、それでもおすすめのジャンルかと思います。

ゲームはただプレイしているだけでは、自分だけの体験に留まります。けれど記事として書き上げる事で、それが目に見える記録として残ります。

それを通し、そのゲームがより楽しめることもあります。新たな発見があることもあります。他者と共有し、同じ趣味を持った方と繋がれることもあります。

それがゲームブログの強みというか魅力なのではないかと。

・普段ゲームをすることが多く、ゲームをする事が苦にならない方
・今現在、もしくは過去にゲームが好きで、ゲームに関わるネタや発信したい情報が溢れている方

そんな方にはゲームブログはおすすめなんじゃないかと思います。

まとめ:ゲームジャンルは今後も伸びそう

最後に、ゲームジャンルの今後について。

ひと昔前は、ゲームというと子供やオタクな人々の趣味でしたが、今現在は市民権を得つつあり年齢性別問わず、老若男女幅広い世代に普及し始めています。

↓の記事のとおり、最近では高齢者層までもゲームを楽しむ人々が増えてきているようです。
>>ファミ通:『グランツーリスモSPORT』をシニア層の絆作りに! 敬老の日に“デジタルアクティブシニア交流会”が開催

今後、「AR」や「VR」の普及により、ゲームはより身近な娯楽となり、ゲームのプレイ人口は更に増えるのではないかと思います。ゲームブログの読者層も。

ですので、ブログとしてはまだまだ伸び盛りのジャンルかと。

ただ、その分ゲーム記事を書くライバルも増えるでしょうし、google検索エンジンは”質”を求めるようになりました。

本当にゲームが好きな人が書くブログ、記事が問われる時代になるかもしれません。

 

 

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