記事公開日:2021年4月25日
最終更新日:2021年9月15日

ゲーム

デレステやミリシタをPC上でプレイする方法と注意点【BlueStacks使用】

デレステやミリシタはスマホ専用ゲームのため、本来であればWindowsやMacといったパソコン用OSで動かすことはできません。

しかし、今回紹介するBlueStacksを使用するとこで、PC上で疑似的にプレイすることができます。

BlueStacksを使うことで、PCやテレビの大画面でMVを楽しめるなどメリットも多いですが、同時に注意点や欠点もいくつかあるため解説していきます。

※略称:
デレステ(アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ)
ミリシタ(アイドルマスターミリオンライブ!ミリオンライブ! シアターデイズ)


追記:
デレステに関しては、2021年9月よりDMM版もリリースされました(ミリシタは対象外)。
パソコン上でデレステ、DMM版とBlueStacks版を比較

BlueStacksとはなんぞや?

BlueStacksとは、PC上でAndroidを動作させるソフトウェアです。いわゆる「エミュレータ」の一種でもあります。

BlueStacksを使うと、PC上に「GooglePlay」からAndroid用のアプリをダウンロード&動作させることが可能になります。もちろんデレステやミリシタ以外のスマホアプリで遊ぶこともできるようになります。

エミュレータというとハードルの高そうなイメージもありますが、とくに難しい設定などはなく、ダウンロードするだけですぐにPC上で遊べます。

BlueStacksは無料のエミュレータであり、使用する上でお金はかかりません。OSはWindows/Mac両方に対応しています。

BlueStacksは安全なの?信頼性は?

スマホと同じようにGoogle Playから好きなアプリをダウロードできるようになる。

BlueStacksはアメリカのシリコンバレーに本社をかまえる「Bluestack Systems社」が提供しているエミュレータです。創業10年以上の法人企業が運営しているエミュレータであり、アップデートやメンテナンスも小まめに行われているため、比較的評判はよいです。

日本語にも完全対応しており、国内で利用しているゲーマーもかなり多い有名なエミュレータのため、あまり警戒する必要はないかと。

ただし、外部ソフトウェアであることには変わりありませんので、インストールはあくまで自己判断でお願い致します。

PC上でちゃんと動作する?

結論からいえば、プログラムエラー等はなく、スマホ同様のプレイができます。相応のビデオカードを搭載したPCであればヌルヌル動きます。

ただし、問題となるのはCPU使用率

元々、デレステやミリシタはスマホアプリの中でもCPUを食うゲームですが、さらに一つのPC内で、Windows/Mac+Andoroidという2つのOSを同時に動かすことになるため、PCへの負荷はかなりのものになります。

参考として、私が使用しているDELLの「 Core i7-7500U」搭載ノートPCでは、MV時のCPU使用率はデレステで60%前後、ミリシタで70%前後で推移しています。

一方、MVやライブではなく、ホーム画面等でメニュー操作をしている際には、CPU使用率は30%前後に落ちます。

「デレステ」の3Dリッチモード+5名ライブMV(曲はLOVE&PEACH)。平均CPU使用率は60%前後で推移。

 

「ミリシタ」の3D高画質+5人ライブMV(曲はBrand New Theater!)。CPU使用率は平均70%前後とデレステよりやや高め。

※計測したPCの詳細スペック
CPU:インテル(R) Core(TM) i7-7500U プロセッサー
メモリ:8GB(8GBx1)
記憶装置:東芝製256GB SSD
ビデオカード(ビデオアダプター):AMD Radeon R7 M445 4GB

なお、BlueStacks側が推奨している要求スペックは、公式ページご覧ください。

 

ライブプレイは難しい、どちらかというとMV鑑賞向け

「キーマッピング」という機能で、画面上のタップ位置とキーボード上のキーとの紐づけができます。これを使ってキーボードで疑似的にタッププレイを行うことができます。

ですが正直言ってキーボードプレイはかなり難しいです。特にスワイプや↑↓←→の方向指定がむずかしい。

キーマッピング設定の試行錯誤や慣れによっても改善できるかもしれませんが、現状私はデレステではREGULAR、ミリシタでは4MIXをクリアするのがやっとですね・・(ちなみに普段スマホ操作であればmasterやMILLON MIXでフルコンボ出せます)

なので、MV鑑賞やオートライブ、コミュ鑑賞、営業やお仕事の消化など、音ゲープレイ以外の用途が向いている気がします。

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デレステは難易度がどれであってもタップ位置は5個で固定のため、ミリシタよりはマッピングしやすい。

iOSユーザーは引継ぎに注意

BlueStacksでプレイする場合、デレステ、ミリシタ側で「データ引継ぎ設定」をする必要があります。

データ引継ぎ設定をすれば、以後スマホとPC(BlueStacks)、交互に使い分けることができます。

注意したいのは、BlueStacksはAndroid機として認識されます。

したがって、もともとiOSでプレイしていた人がBlueStacksを利用すると、引継ぎ時に有償/無償スタージュエルが消滅してしまうことがあります。

以下は公式のアナウンスです。

また、異なるOS間(iOS⇔Android)でデータ引き継ぎを行う場合、引き継ぎ前の端末で所持していた有償/無償スタージュエルは消滅します。
プレゼントボックス内の未受け取り無償スタージュエルは引き継がれます。
必ず引き継ぎ前の端末で有償/無償スタージュエルを使い切ってから引き継ぎを行ってください。
異なるOS間で引き継ぎを行った際に消滅した有償/無償スタージュエルは、補てんの対象外となります。
あらかじめご了承ください。

バンダイナムコ 「【デレステ】【データ引き継ぎ】新しい端末で今までのゲームデータを利用したいです。どうすればよいですか?」より

BlueStacksのインストール方法と注意点

BlueStacksは、以下公式ページのトップでダウンロードできます。

BlueStacksトップページ

トップページで「BlueStacksAndroid 32bit版」、「Android 64bit版」のどちらかを選択すると、インストーラーがダウンロードされます。

ここで注意したいのは、32bit版を選ぶこと。

デレステ、ミリシタとも64bit版ですと起動ができませんでした(正確にはタイトル画面から先が動かない)。

インストーラーのダウンロードができたら、インストーラーをダブルクリックで起動し、画面の指示に従いインストール作業を進めます。

↓「BlueStacksInstaller_××××」の名称のインストーラーがダウンロードされるのでダブルクリック。

↓「ゲームセンター」のメニューページでGoogle Playを起動。あとはスマホと同じようにGoogle Playからデレステやミリシタをダウンロードする。

↓「マイゲーム」からデレステやミリシタのアプリを起動。その後はゲーム画面に移行する。

総評:無料だしPCに入れておくことに損はない

BlueStacksを入れておけば、たとえばPCで別作業をしながら、デレステやミリシタのながらプレイなどもできるため、メリットは多いです。

またPCであればスマホのように容量を気にする必要もあまりないため、デレステ+ミリシタを入れてスマホ端末の容量がカツカツで足りなくなってる方は退避用に使ってみるのもアリかもしれません。しかも他のAndroidアプリも遊べますしね。

本格的なプレイには向きませんが、無料でお金が余計かかるわけでもないので損はありません。PCでスマホゲームをしてみたい方はインストールしてみてはいかがでしょう。

関連記事:

【画像付き】DMM版デレステ、PC初期インストールや引継ぎ設定方法、メリット・デメリットなど

パソコン上でデレステ、DMM版とBlueStacks版を比較

 

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