記事公開日:2021年4月29日

グッズ(暮らし・家庭)

TVスタンドは買う意味ある?高さやサイズなど選ぶ際の注意点は?(Pipishell製スタンド購入レビュー)

「ちょうどいい高さにTVを置きたい」、「テレビを部屋の好きな場所に動かしたい」等の目的で重宝するのがTVスタンド。インテリア性もよく部屋の見栄えもよくなります。

けれど必ず必要になるものでもないため、購入するのは躊躇しますよね。お値段も意外と高めですし。

そんな悩みもありましたが、今回Pipishell製のTVスタンドを購入しました。実際に使ってみて、本当にTVスタンドは必要なのか、また選ぶ上でのポイントや注意点などを語っていきたいと思います。

購入したTVスタンドの紹介

まず購入したTVスタンドを簡単に解説します。

私が購入したのは、Pipishell製のTVスタンド

キャスター付きのタイプで32~55型まで対応。値段はAmazonで7000円弱でした。キャスター付きのスタンドとしてはかなり安い部類に入りますが、評価は高かったのでこれに決めました。

ハイセンスの43型4Kテレビ「43E6800」を載せています。デフォルトだと少し高いため、敢えてあいだのパイプを一本外し高さを下げています(詳細は後述)。

背面はこんな感じ。 また標準装備で「棚」が付いているため、PS4を置いています。

載せているテレビは43型で重量が約10kgもありますが、構造がしっかり作られれており、余裕を持って支えてくれています。キャスターなので不安定かと思っていましたが安定感は予想以上に高く、倒れる心配はなさそうです。

素材も鉄やスチールなどを多用しており強度は十分。質感や高級感も写真以上にあります。

これで7000円弱だったので、個人的には十分アタリの製品でした。

TVスタンドを買う意味はあるか?メリット、デメリット

今回TVスタンドを使ってみて感じたメリットは、主に以下の5点です。

・適正な高さ、角度で見られる
・好きな場所に手軽に移動できる(キャスター付きTVスタンド)
・転倒防止の設計がなされているため頑丈、地震などでも安心
・部屋の見栄えが引き締まりスタイリッシュになる、窮屈感が減る
・TV周りの掃除がしやすい

とくに大きかったのは、ひとつ目の「適正な高さ、角度で見られる」です。

これまではテーブルの上にのせていたのですが、それだと少しTVの位置が低く見下げるように見ていたのが懸念点でした。これがTVスタンドに変えたところ、ちょうど目の高さと同じ位置でTVを覗けるようになりました。

とくにうちのテレビのような「VAパネル」の液晶テレビは高さや角度によって映りがにじみやすいため、正面の正しい位置から見ることが重要になります。

TVスタンドは高さや角度の微調整が効くため、毎回正しい位置でTVを楽しめるようになり重宝しています。VAパネルとの相性は抜群ですね。

以前はこんな感じでガラステーブル台に載せていましたが、これだと高さが低く見づらかったです。キャスターもないのですぐに角度も変えられませんし。

加えて、キャスター付きですぐに動かせるため、ある時はソファーに座りながらテレビをみる、ある時はベッドに寝ころびならTVをみる、のような使い方も手軽にできるようになり助かっています。

部屋の色々な場所からテレビを見て使い分けたいという人には特に向いている製品だと思います。

デメリットは下に物が置けない

欠点として、テレビの下に物を置くスペースがありません。

一般的なテレビ台のようにDVDプレイヤーやオーディオ機器などを置くスペースは無いため、テレビへの接続機器が多い家庭には不向きです。

一応、今回購入したような「棚付き」のTVスタンドであれば、棚にPS4程度の機器であれば置けます。がスペース的にせいぜい1台が限界です。

棚は小さいが意外と重宝する。特にゲームをする人であれば棚付きのスタンドにしたほうがよい。

TVスタンドは「高さ」が重要

TVスタンドで注意しなければならないのは高さです。

特にキャスター付きのTVスタンドは背の高いタイプが多く、市販品の多くは120cm~170cmくらいの高さがあります(ディスプレイ装着位置の高さ)。

これでは6~8畳程度の個室部屋で使う上では少々高すぎます。

とくに「床やベッドに寝転がりながらTVをみる」、「ソファーに座りながらTVをみる」といったシーンでは、画面を見上げる形になり首が疲れます。ソファーの高さがだいたい70cmくらいですからね。

そこで6~8畳の個室であれば、高さは1m以下のスタンドを狙うのがおすすめです。

今回購入したPipishell製のTVスタンドも本来であれば高さは120cmでしたが、パイプを一つ外すことで80cmまで下げることに成功しました。

このように本来であれば約120mの高さがあったのですが、赤枠のパイプ部分が外せるようになっていたので外しました。

取りはずしたパイプの長さが約40cm。こういった使い方は説明書には書かれていませんがしたが、一応想定してあるのか取り外し自体は簡単です。

パイプ取り外し後の姿。約80cmとなり、キャスター付きでこの低さは満足しています。

座高などによっても多少上下しますが、6~8畳程度の個室や寝室で使うのであれば、1m以下の高さのスタンドが目線的にフィットしているかと思います。

Sponsords Link

一方、リビングのような広い場所、もしくは展示ブースなど商業用として使う場合には120cm~170cmくらいの高さがあっているかと思います。

耐荷重、サイズなどに注意

テレビスタンドには、耐荷重や装着できるテレビのサイズが決まっています。「〇kgまで対応」、「〇型テレビまで対応」などの表記があるため、事前によく確認しておきましょう。

注意したいのは、たとえ重量やサイズをクリアしていても、金具の汎用性が乏しい製品だと、TVの種類や形状によってうまく装着できないこともあるようです。

Amazonレビューなどを参考にして、できるだけ装着の汎用性の高いスタンドを選ぶのがおすすめです。

今回購入したTVスタンドには、様々なテレビの形状に対応できるようにネジやスペーサーが豊富に用意されていました(ちなみに画像の部品は沢山ありあすが全部は使いませんでした、8割くらい残ります)。

こちらは説明書。このようにテレビの形状に合わせて部品が用意されています。

組み立て作業は1~2時間くらい、難易度は中

TVスタンド製品の多くは「組み立て式」です。ダンボールの中に部品が入っており、自分で説明書をみながら組み立てていきます。

今回購入したPipishell製のTVスタンドも組み立て式であり、何十個もの部品がバラバラになって送られてきました。

ダンボールから取り出した状態。部品に加え、レンチや六角レンチといった組み立て道具も付属。ただしネジをしめるドライバーは付属なし。

部品の量はそこそこ多く、DIYに慣れていない人だと、作業に1~2時間はかかります。

本体の組み立て自体はさほど難しくはなく、ネジをしめる、レンチをしめるができれば誰でも完成できるかと。

難易度が高いのは、テレビ背面への金具の取り付けですね。

お手持ちのテレビの種類、背面の形状に合わせて、付属されている多種多様なバージョンのネジやスペーサーの中からマッチした部品を自分で選び、組み立てることになります。

形状に合わせて、どの部品を使うか自分ならではで考え、アレンジ力も必要になるため、テレビの形状によっては苦戦することもありそうです。

テレビの背面の形状はメーカーや型番によっても違うため、付属部品の中から、それにあった部品を選んで組み立てる。

ただ、専門的な知識や技能というのは一切必要ないため、根気よく頑張ればどなたでも組み立ては行えるかと思います。

総評:TVスタンドは買う価値はあるのか?

TVスタンドは機能的なメリットの多い製品であるため、TVをより快適に、便利に、ベストな環境で堪能したいというのであれば買う価値は十分あるといえます。

ただし、必ず必要なものではありません。

結局は、ここに帰ってきます。TVスタンドがなくてもテレビは見れます。

安いものでも5000円以上はするので、その価格を自分の「ぜいたく」に見合っているかいないかの話になってくるかと。

ちなみに私の場合は、「VAパネルなので適正な視線で見たい」、「部屋の好き場所で使いたいという要望」もあったため、7000円という価格以上に満足しており、買ってよかったと思っています。

今回紹介したTVスタンド

Pipishell テレビスタンド テレビ台 32~55型対応 キャスター付き 壁寄せテレビスタンド 多角度調節可能

関連商品

関連記事

【TN、IPS、VA、有機EL】「液晶パネル」の違いとメリット・デメリット

ハイセンス43型4K液晶テレビ「43E6800」購入評価レビュー、期待を裏切る中国性能

スポンサードリンク

Twitterフォロー頂けると嬉しいです!

最近の投稿

コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください