記事公開日:2017年9月16日
最終更新日:2018年4月4日

FF14

童話「桃太郎」がもしFF(ファイナルファンタジー)だったら

以前ネットブログで、「もしも矢沢永吉が桃太郎を朗読したら 」という桃太郎アレンジシリーズが人気となっていました。

>>もしも矢沢永吉が桃太郎を朗読したら

このネタをパクって参考にして、もし童話「桃太郎」がFF(ファイナルファンタジー)だったらどうなるかを創作していきます。

歴代FFの要素をパロディとして散りばめましたので、何個分かるか探ってみて下さい!

勢いでやった、後悔はしていない。

もし童話「桃太郎」がFF(ファイナルファンタジー)だったらどうなる?

 

むかしむかし、火・水・土・風、4つのクリスタルによって守られる、神々に愛される地にて。

おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
おばあさんが川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、悠久の風に吹かれながら、大きな桃が流れてきました。

「これは星のくれた賜物、魔大戦により魔法が消え去ったこの世界、白魔法の使えない私たちにとってありがたい回復アイテムになるわ」

おばあさんは大きな桃をひろいあげて、所持品リストに入れハウジングに持ち帰りました。

おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。

「これはまさしく混沌と死を司る女神エトロの涙から生まれた生命にちがいない、光と闇を導くこの新たな光の戦士を桃太郎と名付けましょう」

「気に入らなかった時のために、リネームカードと幻想薬も渡しておくわ!」

桃太郎はスクスク育って、やがて強い光の戦士になりました。そしてある日、桃太郎が言いました。

「おれ、ファルシのルシの使命と王家の使命を背負ってる。いや召喚士を守って永遠のナギ節も実現しないと。でも魔晄の影響で自分がわからない。だけど鬼ヶ島の鬼を退治して、この2000年の輪廻を経つ!伝説の12の武器を集めて」

おじいさんは桃太郎が何を言っているかわかりませんでしたが、すかさずおばあさんが一言。

おばあさん「今考えてることの逆が正解だ、でもそれは大きなミステイク。」

桃太郎はおばあさんの名言に納得し、鬼ヶ島へ鬼退治に。

道中、ケルベロス・タイタン・不死鳥フェニックスと出会いました。それぞれがお腰に付けたラストエリクサーを無理に要求してきましたが、「ラストエリクサーは使わない」といった結論で、すぐに手渡す桃太郎。

桃太郎・ケルベロス・タイタン・不死鳥フェニックスは「LIGHT PARTY」を組み、鬼ヶ島を目指しました。道中、ケルベロスやタイタンが雑魚を先釣りしてギスギスする展開はありましたが、ヒーラーのフェニックスがレイズしない対応をすることでパーティの均衡が守られました。

ところ変わって鬼ヶ島。
鬼ヶ島では、鬼たちが近くの村からぬすんだクリスタルをならべて、蛮神召喚をしようとしていました。呼び出されたのは、ブーニベルゼ・エクスデス・暗黒の雲・ミジンコなどなどそうそうたる面々。

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低レベルクリアを目論んでいた桃太郎パーティでは、とても勝ち目はなく、フェニックスが「調合でなんとかする」とほざきだしましたが、ダークマター等のアイテム不足で却下。タイタンは「ランドスライドさえ当たれば・・・ランドスライドさえ当たれば・・・」と一人でぶつぶつ呟いていました。

どうすることもできない桃太郎一行。

そこへ、おじいさんが表れます。
おじいさん「そこに隠し通路があるぜ。」と一言。

隠し通路の先にいくと、バニシュとデスのマテリアが。桃太郎はニヤリと勝ち確定の笑みを。おじいさんは、昔、光の戦士だったのかもしれません。

次々にバニシュ+デスで葬られていくボスの神々たち。

それを見ながら、「もっとアルテマをドローしておけばよかったぜ」と嘆くケルベロス。タイタンは吟遊詩人にジョブチェンジし、アポロンのハープを奏でながら「Shall I be the one for you Who pinches you softly but sure~♪」とフェニックスに対して求愛の歌を投げかけましたが、フェニックスは「私はルイゾワ爺が元のフェニックスよ」と一喝し、タイタンは嘆き悲しみました。
しかしフェニックスは「わしは同性でもokだぜ」と返し、二人は結ばれる結果に。”奇跡”が起きたのです。

そんなまるで役立たずのパーティを面々を見ながら、「わりぃ…やっぱつれぇわ」と桃太郎は嘆きました。

タイタン「…そりゃ、つれぇでしょ」
フェニックス「ちゃんと言えたじゃねえか」

とテンプレ返しはしっかりと行いました。

鬼たちを倒した、桃太郎一行は、Expや宝箱を回収し、凱旋。
途中ひとつの宝箱を開けると、とてつもない竜が出てきましたが、さんごのゆびわも所持していなかった桃太郎たちは一瞬で全滅。セーブポイントからやり直し、無かったことにして切り抜けました。

おじいさんとおばあさんのもとへ帰ってきた桃太郎たち。そして桃太郎たちは、元の世界に帰ると二人に告げます。

おじいさんは「お前とは一度・・・・・・1対1で勝負したかったぜ!いい友だちをもったな」と一言。

おばあさんは「いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから…… 思い出してください」と誰に向けてなのか分からない言葉を一言。

桃太郎は、「何言ってんだコイツ」状態で聞き流しました。

そして、元の世界に帰っていく桃太郎たち4名。

4名が戦ったことは、人々の記憶から消えました。けれど何も知らぬ人々は
心のどこかに記憶されているその戦いを、”かくうの物語”として語っていきます。

元の世界に戻った桃太郎たちは、歌います。
「約束をすることもなく、交わす言葉も決めたりもせず、抱きしめそして確かめた日々は二度と帰らぬ♬」と。

そう数千年の時をこえ、戦っていたのはきみなのだから。

クリスタルの導きあらんことを。

すべてのものに かがやきを・・・・・・

Fin

まとめ

FF2・FF11・FF12以外は全タイトル散りばめられていると思います。
ちょっと愛着あってかFF1・FF5・FF6・FF13・FF14あたりが多かったですね・・・。

意味深な単語・セリフ等はほぼすべてパロディです。何個わかりましたでしょうか?

以上、桃太郎がFFだったらでした。

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