記事公開日:2018年3月17日
最終更新日:2018年4月4日

オモイをぶつける

Twitter・YouTube・スマホゲーム、今人気のサービスは”将来”廃れる可能性あり

ネット時代がますます進んでいますね。

特に今流行りの『Twitter』や『YouTube』、『スマホゲーム』などなどのサービス。若者だけでなく年配者まで使いはじめ、もはや使っていない人の方が時代遅れと言えるほど。

 

が、もっと先の未来はどうなのか。

数十年後先の将来には、この手のサービスは消えている可能性があります。
「なにそれ、おっさんおばさん達はそんなの使ってたの?」と言われるかもしれません。

そんなお話。

 

 

1.最強だった「テレビ」が廃れた理由

出典:https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD290LX_Q3A130C1TJ1000/

 

まず、流行の衰退を表す一つの大きな例となるのが「テレビ」。

ネットが普及していなかった一昔前の時代は、「テレビ」こそが流行の最先端。老若男女問わずテレビに釘付け。テレビの話題がそこら中で溢れていました。

私が中学生だった90年代頃はすごかったです。学校でテレビの話題に混じれないと「お前、バラエティ番組とか芸能人とか興味ないの?遅れてるよ」的な空気がありましたね。

が、それも過去の話。今はテレビは廃れました。視聴率は年々下がり、熱心に観ている人の方が少数派になってきています。

 

さて、流行の最先端だったテレビが廃れた理由はなにか。
よく言われるのが、
「テレビは受動的で何のためにもならない。自分で能動的に情報を求める人はおのずとネットに向かう。」といったもの。

もちろんそれももっともかと思います。
がそれ以上に、率直に利用人口が減ったことが直接的な原因かと。

 

インターネット上に情報があふれる現在。
人々の興味は分散し、テレビに集中していた利用人口が分散。
皆が利用していないためテレビの話題性も減り、2次3次と人が離れていった。その連鎖かと思います。

 

ようは、人が集まっているか、集まっていないかの話。
これに尽きるかと。

 

 

2.「Twitter」も「YouTube」も「スマホゲーム」も、利用人口が減れば消える

 

テレビに変わり、今流行となっているTwitter・YouTube・スマホゲームなど。これらのサービスは未来永劫生き残るかのような盛況ぶりを見せていますが、果たして本当にそうでしょうか。

利用人口がもしも減ったら。

・だれもTwitterでつぶやかなくなったら、Twitterにアクセスするでしょうか?
・だれもYouYubeを見なくなったら、それでも小学生たちはYoutubeを見続けるでしょうか?
・だれも周りでスマホゲームをやっていなかったら、仕事帰りのサラリーマンが電車の中で一人スマホゲームに燃えられるでしょうか?

 

結局のところ、利用人口が多い・少ないの話になってくるかと。

 

 

VRがすべて覆す可能性アリ?

空想だけ語っていてはアレなので、一つ具体例を出します。

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今後、技術進化が進む分野として「VR(バーチャルリアリティ)」があります。360度の”映像”体験ができるものですね。かつ将来的にはネットワーク機能も備え、オンラインで離れた人とVRコミュニケーションができるようになるとも言われています。更には『Googleグラス』のように小型ディスプレイ化される期待も持たれています。

もしも世間の人々が、家でも、駅でも、移動中でも、VRを使って情報を観る時代となったら。どこでもVRを使ってコミュニケーションをするのが当たり前の時代になったら。

そうなった時に、
・文字や画像で交流する、Twitterの人気は保てるでしょうか?
・平面動画を集めたYouTubeの人気は保てるでしょうか?
・スマホの小さな平面画面でプレイする、スマホゲームの人気は保てるでしょうか?

VRはあくまで一例ですが、今後更に便利で魅力的なモノやサービスが登場し、現存のものと置き換わる可能性は十分あります。
その時に利用人口がまた分散したら。今あるサービスが廃れてしまう可能性は十分あるのではないでしょうか。

 

 

まだまだ発展途上だが、いずれ化ける可能性もあると言われている『Googleグラス』↓。

 

プレイステーション4用のVRヘッドマウントディスプレイ。ゲームの世界では、すでにVR体験やVRコミュニケーションが普及しつつある↓。

 

 

 

3.「流行」とは必ず変わるもの

「流行」は若者の間で生まれるもの。そして幻を見やすいもの。

私が大学生の頃、『ミクシィ(mixi)』と呼ばれるコミュニケーションサービスが流行していました。当時は若者の多くが使っていたサービスで「これで時代が変わる」、「今後より大きくなる」、「使っていない奴は時代遅れ」的な異様な盛り上がりをみせていました。

が結局今ではご覧のとおり廃れました。今の10代ぐらいの人なら、名前さえ知らない人も多いんじゃないでしょうか。「なにそれ、おっさんおばさんが使ってたサービス?」的な扱いではないかと。今のTwitterやYouTubeに関しても、10年後20年後先の将来は、同じ扱いになる可能性はあるかと。

今は「TwitterやYouTubeは若者の最先端、使っていないのは古い人間」でも、
何十年か後には、「なにそれ、おっさんやおばさんはそんなの使ってたの?」になるかもしれません。

 

流行とは常に移り変わるもの。
特に画期的でエッジの効いたものほど、輝きやすく消えやすいものです。

それに人の価値観も変わります。時代が変わり、流行を作る若者たちが入れ替わる毎に。

 

 

まとめ

以上、Twitter・YouTube・スマホゲームなど今流行しているモノの将来についてでした。

最近は目まぐるしいスピードで、物の考え方、価値観、技術が変わっています。今流行しているモノやサービスの殆どは、数十年後には跡形もなく一新しているかもしれません。

関連:
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