FF11に続く大型MMORPGとして現在絶賛稼働中の「ファイナルファンタジー14 新生エオルゼア」。間もなくサービス開始から2年となりますが、拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」の発売も決まり再び話題が沸騰し始めています。
このFF14新生エオルゼアの魅力をご紹介していきますので、未プレイの方は是非ご観覧ください。
製品名:ファイナルファンタジー14 新生エオルゼア
ジャンル:RPG
対象機器:PS3、PS4、PC
発売:スクウェア・エニックス
発売年:2013年
FF14のストーリー概要
惑星ハイデリンにたたずむ広大な大陸「エオルゼア」が本作品の舞台。数千年に渡る長い歴史を持つエオルゼアは、過去6度に渡る大災害に見舞われていた。そして5年前に、ガレマール帝国と呼ばれる異国の勢力がエオルゼア全土を破壊、”第7霊災”と呼ばれる数えて7度目の大災害を引き起こす。第7霊災で傷つきながらも懸命に復興の道を歩むエオルゼア。そんな中、惑星ハイデリンの加護を受けた「光の戦士」と呼ばれる冒険者がエオルゼアに足を踏み入れる。
FF14の世界観
世界観は旧来のFFシリーズに近い設定です。剣や魔法が当たり前の様に使われている世界で、文化水準も中世(やや近世より)程度。シリーズで言えばFF5、6に近い世界観です。政治問題や人権問題などもテーマにあり、ストーリーや設定はやや大人向けですが、FFシリーズが好きな方であればかなり入り易い世界観となっています。
FF14の美麗なグラフィック
FF14はMMORPGの中では、最高峰のグラフィック水準です。キャラの細かな表情から、森のせせらぎ、水面の輝きまでまるでその世界にいるかの様な画質でプレイできます。PS3版ですとFF13などPS3のオフラインRPGタイトルよりやや劣るもののMMORPGとして見れば驚きの綺麗さです。PS4版、PC版はフレームレートが上がるため更に美麗になり、処理も早くなります。100%の環境でプレイしたい方はPS4、PC版をおすすめします。
FF14の戦闘システム
戦闘システムは、ATB(アクティブタイムバトル)+アクションといった作り。アクティブゲージが溜まったら攻撃をする点は他のFFシリーズと同じですが、戦闘中は縦横無尽に移動でき、敵の攻撃なども避ける必要もあるので、旧来のFFシリーズよりかなりアクション性が強いです。特にダンジョンでのPTプレイではジョブ毎の戦略プレイ、ギミック処理などが必要となるため更にアクション性が強くなりテクニックが要求される場面もあります。(単独クエストなどではそこまでアクション性は求められない為比較的簡単です。)
FF14のジョブ
ジョブにはナイト、竜騎士、白魔導士、召喚士といったお馴染みのジョブが計10種類用意されています。(今後は更に追加予定)それぞれのジョブで戦闘スタイルが大きく違うので10通りの多彩な遊び方ができます。またこれとは別にクラフター、ギャザラーと呼ばれる製作系のジョブも11種用意されています。アイテムの製作&販売、素材の調達などバトルとはまた違った遊び方が楽しめます。
FF14の多彩なコンテンツ
FF14はストーリーを追う楽しみ方もありますが、MMORPGですので本編以外にも多彩なコンテンツが用意されています。
・製作・調達コンテンツ
アイテムを作ったり、木材や鋼材など素材を調達するコンテンツです。
こういったコンテンツにもレベルやスキル回しが関係してくるので、かなりのやり込みプレイができます。製作、調達したものはゲーム内のマーケットで販売もでき億万長者を目指すことも。
・ハウジング
仲間同士で家を購入し、インテリアの模様替え、農作物の栽培などが行えます。
・エターナルバンド
結婚するとシステム上も夫婦の設定となり、アクションや乗り物など特別な特典がつきます。
・ゴールドソーサー
ゴールドソーサーでは専用の通貨設定となっており、カードバトル(FF8版)、チョコボレース、各種ミニゲームやアトラクションを楽しめます。
・シーズナルイベント
クリスマス、正月、バレンタインデーと定期的にシーズン特別イベントが開催されます。
ストーリーイベントなどもあり、かなり内容も濃いものが多いです。
・エンドコンテンツ
通常とは比にならない強敵に挑むパーティー向けコンテンツです。
難しいと言われるMMORPGのエンドコンテンツの中でも最高峰の難易度設定。
ゲームに自信がある方は挑戦してみると面白いかもしれません。
MMORPGが壁となっている方へ
本作はFFシリーズではあるもののMMORPG(多人数型オンラインRPG)となるのでそこに躊躇してしまう方もいるかもしれません。たたFF14はMMOの中ではシングルプレイがし易い造りとなっています。大多数のイベントや作業は一人で行えるものが多く、ダンジョンに限ってはPTプレイが必須となりますが、これもCF(自動マッチング機能)が搭載されておりフレンドなどを作らなくても気軽にプレイできます。他プレイヤーと世界を共有するのでシングルプレイのRPGと全く同じとは言いきませんが、比較的MMO初心者でも入り易いゲームと言えるかと思います。
※但し高難易度ダンジョンなどはかなりシビアな雰囲気になってるためMMOに慣れていない方は身構えた方がいいかもしれません。
FF14はストーリーだけでも十分価値あり
ストーリーは賛否両論はありますが、FFシリーズの中でもかなり面白い部類に入るのではないかと思います。会話などは小難しくしてる感が見られる所もありますが、要所要所に盛り上がりがあり白熱した展開が楽しめます。MMOなので話が完結せず続いていくのも面白いところ。イフリートリヴァイアサンなどお馴染みの召喚獣もストーリーに大きく関わり、FF3やFF5など他FFタイトルのストーリー補完やパロディを行っているのも面白いところ。ストーリーも十分楽しめるMMOですので、FF好きはもちろん、話も楽しめるMMOをやりたいという方にはうってつけの作品です。
新生FF14と旧FF14との関係
FF14新生エオルゼアは、ひとつ前に発売されていた旧FF14の続編となります。旧FF14ではガレマール帝国が7第災を引き起こしエオルゼアを窮地に追い込むまでを描いています。ただストーリーや世界設定は引き継ぐものの、本作のストーリーで旧FF14で起こった前日談の大半は補完されています。基本は新規層でも入れる様な全く新しいタイトルですので、旧FF14をプレイしていなとも問題なく楽しめます。
※なお旧FF14はオンラインサービスが終了しており現在はプレイできません。
もし旧FF14のストーリー詳細を知りたい場合は関連書籍やネットなどの情報を参考にしましょう。
今からだと遅くない?
MMOを始めるにあたり頭悩まされるのが先行組との差。FF14は既にサービス開始から2年が経とうとしています。ただFF14は後続組や休止した方でも比較的追いつき易い作りとなっているのが一つの特徴です。
現在は経験値ボーナスや緩和システムが搭載されているのでレベルも装備集めもし易く、今始めても十分間に合う作りとなっています。レベルキャップも開放されていないので先行組も足止めされたままですのでそれほど大きな差というのはないでしょう。
拡張ディスク後は更に新規プレイヤーのプレイ進行は優遇されるとの事ですので、まだまだ始めるのに全く遅くはありません。
FF14が抱える課題、問題点
FF14の魅力を紹介しましたが、やはりMMOという事もありいくつか課題や問題点はあります。
詳細はこちらの記事でまとめさせて頂きました。
駄作?面白くない?「ファイナルファンタジー14 新生エオルゼア」の抱える問題点
・FF14の始め方(2015年8月現在)
現在(2015年8月現在)、FF14には以下の3つのディスクが販売されています。
・FF14 新生エオルゼア
スタートアップのディスクです。このディスクでL50までのストーリークエスト、コンテンツが楽しめます。初めてプレイする方はこのディスクが必須です。PS3、PS4、PCそれぞれで用意されています。
PS3版
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(特典無し)
・FF14拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」
追加コンテンツが含まれた拡張ディスクです。プレイするには上の「新生エオルゼア」ディスクが必要です。またレベルを50まで上げ、新生エオルゼア編のメインストーリーをクリアしないとこの拡張ディスクに含まれたコンテンツは利用できません。新生エオルゼアのクリアにはそれなりの時間がかかるため(数ヶ月)、直ぐにはこのディスクは必要なかと思います。こちらもPS3、PS4、PCそれぞれで用意されています。
PS3版
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド
PS4版
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド
・FF14 オンライン
上記のFF14新生エオルゼア、拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」の2ディスクのパック商品です。これから初めて拡張ディクまでしっかりと進めて行こうとする方向けです。2ディスクをそれぞれ別々に購入するより若干価格が安いです。なおこちらはPS4版のみ販売されています。
PS4版
ファイナルファンタジーXIV: オンライン
このゲームが合う合わないもありますので、これから始めるという方はまずはFF14新生エオルゼアディスクだけ購入して、様子をみながら進めていくのが良いかと思います。
FF14はこんな方におすすめ!
FF14はこんな方におすすめです。
・MMO問わずPRGが好きな方
・FFシリーズが好きな方
・美麗なグラフィックのMMOがやりたい方
・ストーリーの良いMMOがやりたい方
・難易度の高いバトルがしたい方
など
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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