記事公開日:2018年6月6日
最終更新日:2020年5月2日

FF14

『FF14』を始めませんか?この作品の魅力、もう一度「ファイナルファンタジー」の世界へ

 

今年で30周年を迎える、『ファイナルファンタジー』。

今の20代以上の方であれば、おそらくどこかで一度はプレイした事があるゲームではないでしょうか。子供の頃に友達と競いながら冒険したヒト、大人になってもひとり光の戦士としてシリーズを追い続けたヒト、みなさんファイナルファンタジーに色々な思い出があるんじゃないでしょうか。その一方で、最近の様変わりしたFFシリーズに見切りをつけ、離れてしまった方もいるのではないでしょうか。

さて、もう一度そんなあの時の興奮を味わせてくれる作品があります。
それが、意外なことにオンラインゲームである『FF14』。

このゲームはオンラインゲームでありながらファイナルファンタジーのあらゆる魅力が詰まっています。原点回帰とも呼べる壮大なクリスタルストーリー、過去作をオマージュしたFFらしい世界観、ホーリー・エクスカリバー・バハムートなどなどFFシリーズの要素も全部入り。

それがFF14。

FF好きの私が、FF14のもつ魅力を多角的に解説していきます。
FFが好きな方、FF14を始めようか迷っている方はぜひご観覧ください。

 

FF14の魅力、そもそもFF14とはなんなのか?

 

最初に、FF14の大枠について簡単に解説を。

『FF14』とは、ファイナルファンタジーシリーズ14作目に当たるナンバリンク作品。本作はシリーズとしてはFF11に続く2回目のオンラインゲーム作品。ジャンルはMMORPG(多人数参加型RPG)となりますが、本作は旧来のソロプレイRPG的な要素も強いのが特徴的。一人でもRPGとして楽しめ、かつみんなとも協力できるRPGとなっています。

FF14は、歩んできた歴史も少々異質です。
もともとは今から8年前の2010年『ファイナルファンタジー14』(通称:旧FF14)としてPC向けにリリースされましたが、こちらは多々問題を抱え、わずか2年間でサービス終了。

その後、スクウェアエニックス内でプロジェクトが再編成され、吉田直樹プロデューサー指揮の下、あらためて再出発。すべてを一新し2013年に『ファイナルファンタジー14 新生エオルゼア』(通称:新生FF14、FF14オンライン)として再リリースされました。これが今現在FF14と呼ばれている生まれ変わったFF14。

FF14は2013年に再出発して以来、現在5年目を迎えています。オンラインゲームとして順次ストーリーやコンテンツのアップデードが行われており、まだまだ道半ば。今後もサービスは5年、10年と続いていくと言われており、始めるのには全く遅くないゲームです。

 

 

MAD動画ですが、FF14の魅力が上手く凝縮されている良動画です↓。わずか2分ちょっとですが、これをみればFF14の全貌はつかめるかと。

 

1.オンラインゲームでありながら、その魅力の真髄は”ストーリー”

「オンラインゲーム」というと、他者との協力プレイやコミュニケーションがウリのイメージがあるかと思いますが、FF14はそれだけはありません。ストーリーやシナリオがその大きな魅力となっています。

大枠は、クリスタルをめぐる原点回帰的な話。ストーリー/世界観ともにFF1~FF5の初期FFタイトルに近いものとなっています。かつ王道ファンタジーなだけでなく、そこに政治・人権問題・思想などシリアスなテーマも絡めており、進むにつれてハードな展開に。FFでありながら人も平気で死にますし、目をつむりたくなるような話も描かれます。ゲームで描かれる作り物のストーリーではもう満足いかなくなった大人の方々でも、なかなかに惹き込まれる話であるかと思います。

オンラインゲームながら、これまでのFFシリーズ以上に濃く大ボリュームのストーリーが展開していくのがFF14。

 

また、本作FF14は、これまでの過去FFタイトルのオマージュやリンクのような話も描かれています。たとえばFF3のクリスタルタワー、FF6の魔大戦、最近ではFF12の「イヴァリース」も絡めてきました。過去作からのゲストキャラも多数登場します。ナンバリンク作品でここまで他タイトルと絡めていくのは、FF至上初とも言える試みであり、FFファンにとっては一見の価値あるストーリーを堪能できます。

 

かつてどこかで出会った強敵たちも再びFF14に集結する。

 

 

関連:ストーリーについては、こちらでより深い部分を解説しました。憶測も混じりますが、興味がある方は。
FF好きなら知っておきたい、『FF14』は全FFシリーズのストーリー・世界観の始発点になっている?

 

 

2.FF14は、一人でも気兼ねなく楽しめる、オンラインゲーム初心者も

FF14はオンラインゲームではありますが、これまでのFFシリーズ同様に一人でも楽しめるRPGとしてデザインされています。

プレイヤーは一人の光の戦士としてエオルゼアに降り立ち、各地で起こる騒動を目のあたりにしながら、世界の真実に迫っていく形となります。エオルゼアには多くの街・フィールド・ダンジョンがあり、街の住民たちとなるNPCたちも無数にいます。従来のFFシリーズのように、街を散策し、会話をし、イベントをこなし物語を進めていきます。この部分はこれまでのFFシリーズと同じ。一人ソロで進められます。

違いとしては、世界を他プレイヤーと共有すること。オンラインゲームですので、街やフィールドには自分だけでなく見知らぬ他のプレイヤーがいます。他のプレイヤーたちもあなたと同じく、世界を散策し物語を進めています。出会ったプレイヤーと街でチャット会話をしたりPTを組むこともできます。ですがそれは必須ではありません。自分一人でゲームに没頭し物語を楽しむことももちろんできるのです。

 

一部、協力プレイが発生する

ただし、FF14には「インタンスダンジョン」(通称:ID)と呼ばれるコンテンツが用意されています。インスタンスダンジョンは4人~のパーティで攻略する協力プレイ形式のダンジョン。ストーリーを進める上でいくつか必須となるインスタンスダンジョン攻略のお題があり、この際には他プレイヤーとPTを組み協力プレイをする必要があります。また効率よくレベル上げをする際や高レベルの装備・アイテムを入手する際に、インスタンスダンジョンを訪れることもあります。(ただしこちらは必須ではない)

このように、他プレイヤーとの協力プレイが発生するケースはありますが、常時他人と一緒に行動しないといけない訳ではありません。FF14は、一人で気兼ねなくプレイしたい方にも窓口を開いています。現に、ストーリーだけ楽しんで、他プレイヤーとは殆ど交流しないスタイルで遊んでいる方も大勢います。

 

4人~のPTで攻略する「インスタンスダンジョン」では協力プレイが求められるが、それ以外は一人でも進められる。

 

 

 

 

3.部活動のような興奮が蘇る、手に汗握る「エンドコンテンツ」

一方でFF14はオンラインゲームですので、本格的な多人数協力型コンテンツも多数用意されています。その代表例が「エンドコンテンツ」。

エンドコンテンツとは、メインストーリーとは別に用意されたやり込み攻略コンテンツです。8人協力プレイが前提となり、リヴァイアサンやバハムートといった強大な敵に挑むこととなります。

FF14のエンドコンテンツはどれも難易度が意図的に高く設定されています。これまで磨き上げたテクニックを駆使しないと平気で全滅しますし、8人がそれぞれが役割をこなしお互いが協力をしないと平気で全滅します。時にはプレイヤー間でいい争いや口論が起きてしまう事もあります。これまでのFFシリーズとは比にならないギリギリの戦いの場が用意されています。

 

エンドコンテンツは本当に難易度が高いですが、その分クリアした時には感極まります。ゲームながら「やったー」と声がでそうになってしまう事もあるでしょう。たとえるなら学生の頃に皆と頑張った部活動やスポーツと似ています。大人になると、手に汗握りながら仲間と協力して何かに取り組む機会というのはなかなか少なくなってきますよね。それが形を変え、FF14というゲームの世界で見事に再現されています。

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以下は、FF14のプロモーションムービーの一つ。まさしくこういった感覚がFF14で味わえちゃいます。
たかがゲームと思うか、されどゲームと思うか。
忘れていた興奮がまた蘇るかもしれません。

 

 

 

 

4.出遅れて始めても、不利になりにくいゲームデザイン

オンラインゲームというと、「最初から長く続けている人が有利」、「毎日プレイしている人が有利」、「遅れて始めると肩身が狭い」といったイメージがあるかと思います。FF14にもそういった側面はありますが、それでも出遅れプレイヤーや初心者が入り易いゲームデザインとなっています。

 

たとえば、
・レベルや装備、パラメータには上限がある。いくらプレイしても次のアップデートがくるまでは上限以上は増やせない。
・課金によりパラメータ上限が上がる仕組みもない。
・後続プレイヤーには経験値upなどの優遇処置が用意されており、先行プレイヤーに追いつきやすい制度となっている。

などなど、後続プレイヤーや初心者にも優しいオンラインゲームとなっています。

 

またFF14全体に言える事ですが、廃人プレイヤー向けでなく、社会人プレイヤー向けにデザインされたオンラインゲームです。実際に、朝から晩までプレイしているプレイヤーは少なく、大半のプレイヤーは20時~0時頃のゴールデンタイムにプレイしています。また一通り遊んだら「休止」し、アップデートパッチがリリースされたら再び戻ってくるプレイヤーも多いです。

つまり、今から始めるヒトでも、日ごろ忙しくゲームになかなか時間が取れないヒトでも、無理なく遊びやすいオンラインゲームなのです。

 

 

5.ただし注意しなくてはならないデメリットやリスクもある

ここまでFF14の良い点を書いてきました。
しかしFF14には、いつくか注意点やデメリット、リスクとなる面もあります、

 

”ギスギス”がある

FF14関連でよく話題になる”ギスギス”。
ギスギスとは、他プレイヤーとイザコザや、暴言・誹謗中傷の事を指します。初期の頃よりは減ってきましたが、それでも多少なりともギスギスは起こります。FF14はオンラインゲームですので、さまざまなタイプの人がいます。時には自分と合わないタイプの人とPTを組み、嫌な気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

この点はこれまでのFFシリーズと違う点であり、多少は身構えておくことが大切。「まあいろんな人いるよね」的にとらえ、肩の力を抜いてプレイしていくとストレスなく遊べるかと思います。

 

 

オンラインゲーム依存症

FF14は、オンラインゲームであるがゆえに、無数のコンテンツが用意されています。依存性の高いコンテンツも多く、また周囲には熱狂的なプレイヤーもいるため、熱中し易いヒト、周りに流され易いヒトは「オンラインゲーム依存症」になってしまう恐れがあります。特にこれから始める方の場合、行えることが無数に目の前に用意されていますので、下手に嵌ってしまうと抜け出せなくなる恐れもあるかもしれません。

こちらもある程度身構えて始めることをおすすめします。特に初めてオンラインゲームに触れる方は。

ある程度”距離感”を取りながら、熱中しすぎないように進めることが楽しく遊ぶコツ。時には休止し、FF14から離れてみるのも大切です。

 

以上、注意点やデメリットもありますが、それでもFF14はおすすめの作品です。

 

6.FF14のプレイユーザーの年齢層

最後にFF14の世界でいっしょに冒険するユーザーの年齢層について。

確たるデータがあるわけではありませんが、あくまで体感としては20代後半~40代くらいが多い印象です。中には50代、60代の方もいました。逆に10代は少ない印象ですね。性別としては男の方がやはり多いですが、女性も一定数いる模様。職業は、社会人や主婦(主夫)の方がやや多めといった感じでしょうか。

 

オンラインゲーム好きというよりも、FFが好きで始めた方が多い印象です。

 

そんな感じのゲームですので、オンゲに抵抗がある方でも比較的入り易いオンラインゲームなんじゃないかなと思います。

 

有名人ではGLAYのTERUさんなどもヘビーユーザー

FF14には、芸能人や著名人、声優さんのファンも多いです。

有名どころですとロックバンドGLAYのボーカルであるTERUさん。
エンドコンテンツにも挑戦しており、なかなかのヘビーユーザーです。ゲーム内でファンの方々とも色々と交流しているもよう。素性を隠してプレイしてる有名人も多い様ですので、どこかであっと驚く人と一緒にプレイすることもあるかもしれません。

 

 

こちらはTERUさんのFF14専用Twitterアカウント↓
”むっきーちゃん”というアイドル的なキャラクターを演じつつプレイしているようです。
「これがGLAYのTERUさん!?!」と驚くほどかわいらしいツイートをしていますが、全部彼の発言です。

https://twitter.com/re_twit_teru

 

 

7.FF14の始め方

現在、FF14を始めるには、以下のものが必要となります。

①PS4本体 or PC(Windows,Mac)
②FF14ディスク(パッケージ or ダウンロード)
③ブロードバンド環境
④月額料金1500円程度(ただし現在は、一定レベルまではお試し無料プレイサービス実施中)

 

ややこしい部分もあるため、始め方の詳細につきましては、別途以下の記事にまとめています。

PS4でのFF14の始め方
今から始めたい方向け:『FF14』の始め方・やり方ガイド(PS4版)2018年最新版

 

PCでのFF14の始め方
今から始めたい方向け:『FF14』の始め方・やり方ガイド(PC版)2018年最新版

 

もう一度、ファイナルファンタジーの世界へ

ファイナルファンタジーシリーズは今年2018年で30周年を迎えます。

ファミコン時代の『FF1』からFFに嵌った方、スーパーファミコン時代の『FF4』あたりからFFに触れた方、はたまた最新の『FF13』や『FF15』から入った方もいるかと思います。そして、FFから離れていった方もいるでしょう。

タイトル毎に様々な形で描かれた「ファイナルファンタジー」。そのあらゆる要素が集結し、FF14という作品が形作られています。そして様々な世代の光の戦士たちがFF14という作品を通じて交差しています。

 

もう一度、この世界で光の戦士として冒険してみませんか?

 

すべてのものに かがやきを・・・・・・

 

 

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