グランツーリスモシリーズの新作、GTSportの発売日が決定しました。
発売は2016年11月25日。予定されていたオープンβテストは無くなったようです。
さてこの新作GTSport(GTスポーツ)はどういったゲームに仕上がったのでしょう。公開情報からゲームの特徴をまとめていきます。
GTsport(GTスポーツ)のゲーム概要
名称:「GTsport(グランツーリスモ・スポーツ」
発売日:2016年11月15日
発売元:ソニーコンピュータエンタテイメント、ポリフォニーデジタル
対象機器:プレイステーション4
価格:
グランツーリスモSPORT 予約開始!
GTsport(GTスポーツ)の収録車種
新作GTSport(GTスポーツ)に収録される車両は、ロードカーとオリジナルカーをあわせて計140台。
PS4のスペックを使い、細部まで作りこまれた美しいモデリングに仕上がっています。懸念されていたスタンダードカーはすべて廃止された模様です。
市販車、GT3車両、LMP車両、オリジナルレーシングモデファイ車両、ビジョングランツーリスモ車両など様々なカテゴリーのマシンを収録。
ラ フェラーリ ’13、マツダ ロードスター S (ND) ’15、新型マスタング、新型M4クーペなど、これまでのシリーズには未収録だった人気ニューマシン、最新ニューマシンも多数収録されています。
チャンピオンシップを競う「スポーツモード」
GTSportの「スポーツモード」は、オンライン環境が必須となり、オンラインを通して世界中のプレイヤーとチャンピオンシップを争うモードとなります。
プレイヤーが母国を代表して戦う「ネーションズ・カップ」、
自分の好きな自動車メーカーを代表して戦う「マニュファクチャラー・ファン・カップ」
の2つのチャンピオンシップを用意。
両チャンピオンシップの優勝者は、なんとその年の年末の「FIAのセレモニー」で、F1チャンピオン達と一緒に表彰されます。
なお、日々のプレイにおけるスキルやマナーから「スポーツマンシップポイント」が算出され、これによりレベルの近い相手とマッチングしていくシステムになるとのこと。
ドライビングやレースを学べるシステム
今回のGTSport(GTスポーツ)では、オンライン上のチャンピオンシップだけでなく、ドライビングやレースを学べるシステムも充実している様です。
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ビギナースクール
ブレーキを踏むタイミング、ステアリングの切り方といった基本的なスキルを、ドライビングゲーム初心者でもゼロから学習できます。ミッションチャレンジ
短いミッションをテンポよくクリアしていくことで先に進み、自然とドライビングの基礎技術を体得することができます。最終的には大きなレースイベントに出場できるだけのスキルが身につきます。サーキットエクスペリエンス
実際のサーケットの走行体験を通して、本格的なスピードの世界に踏み出します。ミッションチャレンジを通して覚えたコースレイアウトを活用し、モータースポーツの基礎が体得できます。レースエチケット
オンラインレースでは、速さだけではなくマナーが重要です。対人レースでお互いが気持よく走れるようなスポーツマンシップを学びましょう。これにより、腕に自信のあるトップドライバーでなくても、一人ひとりが自分と同じレベルのプレイヤーと安心してフェアなオンライン対戦を行うことができます。
出典:GTsport公式サイト
この様に初心者でもしっかりと上達していく楽しみが味わえるレースゲームになっているとのこと。
グランツーリスモシリーズはタイトルを重ねる毎にリアルなレースゲームになっていますが、プレイするスキルやマナーが追いついておらずせっかくのリアルなコンテンツを楽しめなかった方も多いのではないでしょうか。
この学習システムによって、そういった不満が大きく改善されるかもしれません。
本物のモータースポーツライセンスが取得できる
新作GTSport(GTスポーツ)の「キャンペーンモード」でマナーレッスンを受講し、「スポーツモード」で一定以上の成績を残すと「FIAグランツーリスモ デジタル ライセンス」というモータースポーツライセンスが取得できるようです。
FIAグランツーリスモ デジタル ライセンス
『グランツーリスモSPORT』のキャンペーンモードでマナーレッスンを受講し、スポーツモードで一定以上の成績を残すなど発行条件を満たすことで、お住まいの地域のASN(ナショナルスポーツオーソリティー)から、現実のものと同等の価値を持つ「FIAグランツーリスモ デジタル ライセンス」が発行されます。
2016年5月現在、22の国や地域が参加を表明しています。最終的な参加地域、条件、料金、手順などは追って発表します。
出典:GTsport公式サイト
この「FIAグランツーリスモ デジタル ライセンス」がどういた位置付けになるかはまだ未定?のようですが、「国内B級ライセンス」相当レベルのライセンスになる予感がします。
これにより、現実のモータースポーツ参加者がより増えるかもしれませんね。
※写真はイメージです
グラフィック水準は?
気になるグラフィック水準ですが、PS4という事もあり、一段と美麗になっています。
↓最新トレーラー
上のトレーラーでは、動きが早いためイマイチ綺麗なのか分かり難い部分もありますが、下の画像を見ると細部まで造り込まれている事がわかります。
自由自在にモデファイできる「リバリーエディター」
新作GTSport(GTスポーツ)では、「リバリーエディター」というモデファイツールが用意されています。
無数に用意されたデカール(ステッカー)を、自由自在にマシンに貼り付け、自分好みのモデファイを施すことができます。シェアも可能とのこと。
実在するデカールも多数用意されており、往年の実在マシンのモデファイなども可能とのこと。
なお、フォルツアシリーズのようなイラストデザインを行えるツールは、今のところ発表はありません。
観戦モード「グランツーリスモLIVE」搭載
新作GTSport(GTスポーツ)では、観戦モードとなる「グランツーリスモLIVE」が搭載されています。
このグランツーリスモLIVEは、毎週末に行われるトッププレイヤー同士のレースを観戦し楽しむ事のできるシステムとなります。
グランツーリスモLIVEならではのカメラワーク、実況コメントがある様で、まるで本物のレースを観戦している臨場感で楽しめるようです。
充実のフォトモード
新作GTSport(GTスポーツ)では、「Scapes(スケープス)」呼ばれる新世代のフォトモードを搭載。
世界各国の計1000スポット以上のScapesステージが用意されており、独自技術により自由自在に車を配置可能。
まるで本物と間違うかのようなフォトを作成することができます。
19ロケーション、待望の”首都高”コースも収録
新作GTSport(GTスポーツ)に収録されるコースは、計19ロケーション、27レイアウト。
ニュルブルクリンク 北コースやブランズハッチといったお馴染みのコースから、首都高コース、新作ダートコース、ノーザンアイル・スピードウェイなどの新コースも収録。
↓新収録コースとなる「東京エクスプレスウェイ」。首都高を模して作られたコースで、首都高C1(環状線)を一周できます。気分はまさに首都高バトル。
↓イベント時の首都高一周レース動画(ニコ動)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28881014
まとめ
新作GTSport(GTスポーツ)は、オンラインのチャンピオンシップを楽しむだけのゲームかと思っていましたが、箱を開けてみればこの様に豊富なコンテンツで溢れていました。
まだまだ未公開のシステムなどもありそうですので、続報に期待です。
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