記事公開日:2017年10月29日
最終更新日:2020年5月4日

グランツーリスモ攻略

【GTSPORT攻略】タイムを上げる・上手くなる基本的なコツを解説

『GTSPORT(グランツーリスモSPORT)』では、Eスポーツ系ゲームになったこともあり、以前よりタイムや腕が問われるようになりました。

いざオンラインデビューしても、スポーツモードの予選タイムアタックが上手くいかず後続スタートで泣きをみている方も多いのでは。

さて本記事では、そんなあなたのためにGTSPORTでタイムを上げ速くなるためのコツを解説していきます。

※なお私は現在ランカーより一歩下程度のレベルです(コンマ0.5秒落ち程度)。このため、GTSPORTをまだ始めたばかりの初級・中級者の方に向けた、基本部分の解説・攻略記事です。

1.荷重移動を徹底する

GTSPORTでは、これまでのグランツーリスモシリーズより「荷重移動」がより重要になっています。

荷重移動を利用しなければたとえコーナリング性能の高いFRやMRのクルマでも、コーナーはまともに曲がれません。コーナーをはみ出したり、止まられずに壁に激突することも。力任せのコーナリングがほぼ不可能になりました。
GTSPORTでタイムを上げるには、まずこの荷重移動を徹底することがポイント。

クルマのブレーキを踏むと車体前方に重圧が掛かり、その力でタイヤのグリップが上がります。これが「荷重移動」。
したがって、ブレーキをしっかりとかけ荷重を移しながらコーナリングしていくのがタイムを上げるためのコツです。

コーナーやタイヤもよりますが、初心者のうちは毎回目安として1秒~2秒程度はしっかりとブレーキを踏んで十分に荷重をかけるのがコツ。GTSPORTの場合はコンマ数秒のブレーキでは、フルブレーキでも荷重が移動しないことがありますので。

荷重が掛かっているかは、画面が少し下向きになることで分かるかと思います。

また、ブレーキ後にすぐにアクセルを踏むと、せっかく掛けた荷重が後方に抜けてしまい無駄になります。荷重移動で旋回し、コーナーを抜けられるラインが取れてからアクセルを踏んでいくことが大切です。

基本的なことですがGTSPORTで上手くなるためには、この部分はとても重要なこと。荷重移動を意識したアクセル・ブレーキワークを身に付けるのがまず先決ですね。

2.エンジンブレーキを使いつつ、オーバレブさせない

きついコーナーやヘアピンなど急な減速が必要な場所では、「エンジンブレーキ」が有効になります。ギアを落とすことで発生する減速の力がエンジンブレーキ。

つまりブレーキを掛けながら、同時にギアを落としていくことでプラスαの減速ができ、ブレーキング時のタイムを短縮できるわけです。

ただここで問題になるのが「オーバーレブ」。タコメーターが振り切れ「ウイィィィン」と唸ってしまうやつですね。ギアを焦って落としてしまうとオーバーレブが起き、エンジンブレーキが十分に掛からなくなります。オーバーレブにより車体が不安定になりスピンの原因となることも。
実車でこれをやると、そもそもクルマが壊れます。

例えば200km/h→100km/hに急減速する場合。慣れないうちは、この際にブレーキと同時にギアを落としていくのではなく、グランツーリスモではブレーキからワンテンポ遅らせてギアを落とすくらいのタイミングが丁度良いです。

まずはオーバレブさせないブレーキングを身に付けることが先決ですね。

もちろんこれは加速時のシフトアップの時も同じこと。シフトアップもオーバーレブさせず、レッドゾーン近くになったら無理せずギアを上げていきましょう。

3.スローイン・ファースト・アウトを徹底

出典:http://ramaite26.rssing.com/chan-14126689/all_p1.html

「スローイン・ファースト・アウト」というのは、上の図のように、コーナー入口ではしっかりとブレーキ減速し(スローでイン)、姿勢を整え、コーナーを出ていく際の加速に重点を当てた走行です(ファーストアウト)。”立ち上がり重視”とも呼ばれます。

上でも書いた通り、GTSPORTでは荷重移動のブレーキングが重要になっていますし、無理に突っ込み重視するとオンレースで事故を起こす確率も増えます。

スローインファーストアウトは特に次のような場面で有利になります。
・その後に長いストレートがあるコーナー
・FFや4WDなど、コーナー入口or出口でアンダーが出やすいクルマ

ブレーキングを十分に行い姿勢を整え確実に加速していくことでその後のスピードの乗りが高まり、結果的にタイム短縮に繋がります。

4.アウト・イン・アウトを徹底

「アウト・イン・アウト」もタイムを上げるためには基本中の基本です。

「アウト・イン・アウト」とは、コーナー入口でアウト(外側)に構え、コーナーの頂点となるイン側目指してラインを描き、コーナー出口では再びアウト(外側)に向かって抜けていく走法です。

アウト・イン・アウトで描くラインが、大半のコーナーでレコードラインとなっていることが多いです。(ただし複合コーナーなど特殊なコーナーは除く)

初心者のうちは、このアウト・イン・アウトをしっかりと身に付け、その上でコーナー毎にいろいろラインを試行錯誤していくのが良いかと。

まずは難しく考えず、コーナー入口でできるだけ外側に寄っておく。そうすれば自然とアウト・イン・アウトのラインは見つけられてきます。

5.TSCはなるべく切って練習する

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TCS(トラクションコントロールシステム)とは、スピン防止のアシスト機能ですね。これがあることで後輪が不安定になっても自動的にアクセルが抑えられ、スピンをある程度防いでくれます。
スライドし易くなったGTSPORTでは、FRやMRなど後輪駆動車にとって有難いアシスト機能。

ただしTCSは自動的にアクセル量が抑えられますので、時として加速力を落としタイムロスに繋がる原因にもなります。さらにFFや4WDなどアンダーステアの強いクルマの場合は、少々スライドさせた方が速いコーナーもあるため、TCSによりスライドが抑止されると2重苦となってしまうことも。

また、スポーツモードのイベントレースではTCS禁止になっているレギュもあります。いざという時にTCS無しで走れないと痛いですしね。

なので、TCSは基本切って練習するのがおすすめです。ハイパワーなFRやレースカーでもせめてTCSレベルは1くらいに留めて置いた方が良いかと。

6.とにかくコースレイアウトを覚え攻略する

タイムの速さは、コースレイアウトの理解と比例します。

今作はグランツーリスモ初の新コースがいくつも追加されていますが、全くレイアウトの知らないコースでいきなり高タイムを出す事はいくらセンスがあっても不可能に近いです。タイムを突き詰めるほどコース熟練度の差はハッキリしてきます。
プロレーサーであってもレース前に死ぬほど走り込みしてますしね。

よって、まずはコースレイアウト、コースの癖、どこでブレーキを踏み、どこがベストラインかを何度も走り込み探ることがとても重要です。

おすすめな攻略法は、デイリーレースの予選タイムアタック。
まずはデイリーレースでピックアップされたコースを何度も走り込み、覚えてみて下さい。レースではなくタイムアタックで。

シングルレースなどで好きなコースを敵車AIも交えその時々の気分で走っていても、なかなか上達には繋がりません。まずは一つコースを定め、ゴーストと競いながら一人で徹底して走り込むことがコツ。

あなたが追っているランカーたちも、きっと影ではそんな練習を繰り返しているハズです。

7.自分より速い人と一緒に走る

ある程度腕が上達してきたら、自分より少し速い相手をオンラインロビーなどで見つけ、一緒にレースやフリーランを楽しんでみて下さい。

自分一人で走っていると、良くも悪くも枠にハマってしまい新しい発見が無くなっていきます。

自分より速い相手と走ることで、今まで気づかなかったラインや走法が発見でき、走りの枠をもうひとレベル広げてくれます。

意外ではありますが、これが上達する上で結構に大事なこと。

慣れてきたら前のクルマとのタイム差も画面上で気を配るようにし、どのコーナーで離されたかを意識してみて下さい。そのコーナーがまだタイムを縮められる場所となります。

8.ハンコンを使ってみる

 

今作GTSPORTでは、ハンコンがかなり使いやすくなった印象があります。私はパッド・ハンコン両刀使いですが、ハンコンの方が今作は操作し易いですね。細かなアクセルブレーキや、ライン取りなどがやり易いです。

とはいえタイム的には、突き詰めるとハンコン、パッドどちらが上でどちらが下の差はないかと思いますが。

パッドでなかなか上手く走れなかったり、タイムの壁に当たってしまった場合はいっそのことハンコンに変えてみるのもアリかと。

特に実車での草レース経験がある方などは、パッドよりハンコンの方が化ける可能性があります。

関連:
グランツーリスモSPORT(GTスポーツ)に公式対応する最新ハンコンはどれ?

パッド→ハンコンに後から変えると下手になるのか、ハンコンは必要か?【グランツーリスモSPORT】

まとめ

今回ご紹介した内容は、クルマを走らせる上での基本中の基本です。

GTSPORTではこの基本が全てです。タイムを出すための奇抜な裏ワザ攻略法があるわけではなく、皆が基本を守りながら少しづつ無駄を省き、コンマ1秒のタイムを縮めていくわけです。

この辺の基本が抑えられれば、デイリーレースでも上位陣に混じることができるかと。

また基本部分が身に付けば、GTSPORTに限らず他のリアル系レースゲームでもそれは応用できます。GT6の頃に速かった人がGTSPORTでも速いのは、結局この辺の基本が身に付いているからですね。

基本を固め、まずは走り込みあるのみといった感じでしょうか。

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コメント

  1. だい より:

    ためになる事ばかりで感謝します。参考にさせていただきます。

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