みんな大好きRPG(ロールプレイングゲーム)。
これまでPS4ソフトとして発売されたRPGタイトルを紹介していくシリーズです。
本記事では第⑥弾として、2017年前半に発売されたPS4のRPGを一覧としてまとめて紹介します。
※2017年も発売数が多い為、前半パート、後半パートで分けます。
※DL専用ゲームは除きます。パッケージとして市販されているタイトルのみ紹介します。
本シリーズの記事は、作品の魅力を伝えるため敢えて動画を埋め込んでおり、ややページの表示速度が重くなっています。お許しください。
1.2017年前半に発売されたPS4ソフトのRPGタイトル一覧まとめ
2017年前半に発売された、PS4ソフトのRPGタイトルについて時系列で紹介していきます。
①キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ
タイトル:キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ
発売日:2016年1月12日
発売元&開発:スクウェア・エニックス
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
『キングダム ハーツⅢ』に向け、関連作を3本収録した豪華パッケージ。以下3タイトルが収録される。
①『キングダム ハーツ ドリーム ドロップ ディスタンス HD』
→ニンテンドー3DSで発売された同名ソフトをHD化+様々な改良を加えたもの。
②『キングダム ハーツ キー バックカバー』
→スマホで配信された「キングダムハーツ アンチェインドχ』の裏側で起きた物語を描いたHD画質の映像作品。
③『キングダム ハーツ 0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-』
→今後発売される『キングダムハーツⅢ』の前日談を描いた完全新作ゲーム。グラフィックやシステムはキングダムハーツⅢのものを流用している。
②蒼き革命のヴァルキュリア
タイトル:蒼き革命のヴァルキュリア
発売日:2016年1月19日
発売元&開発:セガゲームス
ジャンル:RPG
プレイ人数:1人
大ヒットした『戦場のヴァルキュリア』の派生作品。5人の若者の壮絶な復讐劇という、重厚なストーリーが描かれる。絵画風のグラフィック表現エンジン「GOUACHE(ガッシュ)」を用いているのも注目点。
また新開発の「LeGION(レギオン)」システムにより、アクション性と戦略性を兼ね揃えたバトルが可能に。
③ 四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE
タイトル: 四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE
発売日:2017年2月9日
発売元:コンパイルハート
開発:タムソフト
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人(オンライン時1~4人)
ゲームハードを擬人化した守護天使たちを題材にした人気シリーズ『ネプテューヌ』の派生作品。ネプテューヌシリーズとしては初のアクションRPGとなる。架空のMMORPG「四女神オンライン」で繰り広げられるファンタジー溢れる物語が描かれる。
④仁王
タイトル: 仁王
発売日:2017年2月9日
発売元:コーエーテクモゲームス
開発:Team NINJA
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人(オンライン時1~2人)
戦国時代の怪異がはびこる日本を舞台としたアクションRPG。人々と妖異の壮絶な高いを描く。世界観は実際の戦国時代の史実と架空の妖怪を併せた、独特のダークファンタジーとなっている。市村正親や武井咲など現実の俳優をキャラクターのモデリングに使用しているのも注目点。
⑤デジモンワールド -next 0rder-INTERNATIONAL EDITION
タイトル: デジモンワールド -next 0rder- INTERNATIONAL EDITION
発売日:2017年2月16日
発売元:バンダイナムコエンターテインメント
開発:B.B.スタジオ
ジャンル:育成型RPG
プレイ人数:1人
2016年にPSVita向けに発売された『デジモンワールド-next 0rder-』の”海外版”をPS4移植したタイトル。デジタルモンスター(デジモン)たちを集め育てながら冒険していく育成型RPGとなる。本作PS4版では、グラフィックが向上し新規イベントも約30ほど追加されている。また全体的にシステムバランスの見直しも行われている。
⑥魔女と百騎兵2
タイトル: 魔女と百騎兵2
発売日:2017年2月23日
発売元&開発:日本一ソフトウェア
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
2013年にPS3向けに発売されのちにPS4にも移植された『魔女と百騎兵』のシリーズ第二弾。本作から世界観が一新され、魔女病により荒廃した世界「ケヴァラ」が舞台となる。魔女と使い魔である「百騎兵」たちの壮大な戦いを描く。戦闘システムはさらに磨きがかかり、より爽快で戦略性も楽しめるものとなった。
⑦ NieR: Automata(ニーア オートマタ)
タイトル: NieR: Automata(ニーア オートマタ)
発売日:2017年2月23日
発売元:スクウェア・エニックス
開発:プラチナゲームズ
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
2010年PS3向けに発売された『ニーアレプリカント』の続編タイトル。前作から1万年後、人類が居なくなり廃墟となった世界が舞台となる。アンドロイド、機械生命体たちのあてのない戦いと自我の行方を描く。今作は滑らかな60fpsの準オープンワールドとなる。戦闘システムもより磨きがかかりスピーディかつ奥深いものとなっている。
⑧スーパーロボット大戦V
タイトル: スーパーロボット大戦V
発売日:2017年2月23日
発売元:バンダイナムコエンターテインメント
開発:B.B.スタジオ
ジャンル:シミュレーションRPG
プレイ人数:1人
様々なロボットアニメのキャラクターやロボットが登場する『スーパーロボット大戦』シリーズの生誕25周年プロジェクト第2弾タイトル。外宇宙からの侵略により残り1年で人類滅亡となる地球が舞台とる。今作から『宇宙戦艦ヤマト2199』や『勇者特急マイトガイン』など計7作が新たに参戦。
なお本作は単体で完結する作品となっており、これまでのシリーズを未プレイでも楽しめるシナリオとなっている。
⑨Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン)
タイトル:Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン)
発売日:2017年3月2日
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発:Guerrilla Games
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
独特の世界観と美麗なオープンワールドで数々のメディアアワードを獲得したアクションRPG。人類文明が崩壊し1000年後、恐竜や獣の形をした”機械”が支配する世界が舞台。プレイヤーはハンターの「アーロイ」となり、生き残りをかけたサバイバル、そして世界の謎や真実に迫っていく。
⑩キングダム ハーツ HD 1.5+2.5
タイトル: キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス
発売日:2017年3月9日
発売元&開発:スクウェア・エニックス
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
これまでの『キングダムハーツ』シリーズを計6本収録した超豪華パッケージ。グラフィックはHD化が施されている。
収録されるのは以下6本。
・キングダムハーツ ファイナルミックス
・キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ
・キングダムハーツII ファイナルミックス
・キングダムハーツ 358/2 Days (映像コンテンツ)
・キングダムハーツ バースバイスリープ ファイナルミックス
・キングダムハーツ Re:コーデッド (映像コンテンツ)
⑪アクセル・ワールド VS ソードアート・オンライン 千年の黄昏
タイトル: アクセル・ワールド VS ソードアート・オンライン 千年の黄昏
発売日:2017年3月16日
発売元&開発:バンダイナムコエンターテインメント
開発:B.B.スタジオ
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人(オンライン時1~16人)
オンライゲームを題材にした『アクセル・ワールド(AW)』、『ソードアート・オンライン(SAO)』の2つの作品が共演するアクションRPG。AWとSAO2つの世界が交わってしまう。双方の作品のキャラクターたちは、時に戦い時に協力しながら真相に迫っていく。
ゲームシステムは2015年に発売された『SAO ロスト・ソング(LS)』のモノをベースとし改良されている。プレイアブルキャラは総勢38体となり、最大16人のオンライン対戦も可能。
⑫デウスエクス マンカインド・ディバイデッド
タイトル: デウスエクス マンカインド・ディバイデッド
発売日:2017年3月23日
発売元:スクウェア・エニックス
開発:Eidos Montreal
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
カルト的な人気を持つ『デウスエクス』シリーズの最新作。機械化された人間とそうでない人間に分かれた2029年の近未来。プレイヤーは対テロ組織の諜報員「アダム・ジェンセン」となり、背後にうごめく大きな陰謀に立ち向かっていく。本作はFPS型のRPGとなり、ステルスやハッキング等さまざまなスキルを駆使し物語を進めていく。
⑬ BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣
タイトル: BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣
発売日:2017年3月30日
発売元:コーエーテクモゲームス
開発:ガスト
ジャンル:RPG
プレイ人数:1人
ガストが放つ完全新作の”ヒロイック”RPG。主人公は女子高生の日菜子。ある時、魔法少女「リフレクター」の力に目覚めた日菜子は、現実世界と異世界を行き来するようになる。女子高生×ファンタジーを絡めた、独特の世界観のRPG。キャラデザインは、『アトリエシリーズ(アーランド』の岸田メル。バトルシステムはターン制、コマンド制とな正統派RPG形式。
⑭ダークソウルIII THE FIRE FADES EDITION
タイトル: ダークソウルIII THE FIRE FADES EDITION
発売日:2017年4月20日
発売元&開発:フロム・ソフトウェア
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人(オンライン時1~6人)
2016年に発売された大ヒットした『ダークソウルIII』本編に加え、「ASHES OF ARIANDEL」、「THE RINGED CITY」の2つのDLCエピソードを収録したスペシャルエディション。DLCではストーリーの他にも、ボス・装備・魔法アイテム、PVPコンテンツなどが新たに追加されている。
⑮Hyper Light Drifter(ハイパーライトドリフター)
タイトル: Hyper Light Drifter(ハイパーライトドリフター)
発売日:2017年5月25日
発売元&開発:PLAYISM
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1~2人
制作者が「現代の技術で16ビットゲームを作りたい」と願い、クラウドファンディングで資金調達し開発されたソフト。巨神兵に呪いをかけられた主人公の冒険を美麗なドットと2DのアクションRPGで描く。巨人兵、古代遺跡、地下に埋もれた超科学文明など異質な世界観となっており、ドット絵の描写もやや不気味さがある。
2017年インデペンデントゲームスフェスティバル(IGF)、グランプリ受賞作品。
⑯イースVIII -Lacrimosa of DANA-
タイトル: イースVIII -Lacrimosa of DANA-
発売日:2017年5月25日
発売元&販売:日本ファルコム
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
2016年、PSVita向けに発売された『イースVIII』のPS4移植版。絶海の孤島を舞台にし謎に迫っていくファンタジーRPG。本作は爽快感溢れる独特のシステムで、異例のロングセールスを誇った。PS版では高画質化+フレームフレート60fps化 、ダーナの追加エピソード収録、新たな戦闘システム「スタイルチェンジ」を実装、ギャラリーモードの追加等が加わりよりパワーアップした。
⑰ ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター
タイトル:ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター
発売日:2017年6月20日
発売元&開発:スクウェア・エニックス
ジャンル:MMORPG
プレイ人数:1人(オンライン時 多数)
その他:オンライン専用
国内の人気MMORPG『ファイナルファンタジー14』の拡張ディスク第2弾。舞台を帝国占領下の「アラミゴ」に移し、苦悩する人々とその独立戦争を描く。新たなフィールド、ダンジョン、装備、コンテンツも多数追加された。ジョブは「侍」と「赤魔導士」が今作から新たに追加。
⑱GOD WARS ~時をこえて~
タイトル:GOD WARS ~時をこえて~
発売日:2017年6月22日
発売元&開発:角川ゲームス
ジャンル:タクティクスRPG
プレイ人数:1人
日本神話、古事記、お伽話などを題材とし、架空の古代日本+ファンタジーを融合させた世界観のRPG。ヤマタノオロチなど日本神話上の怪物も登場。古代日本「瑞穂国(みずほのくに)」の巫女カグヤの冒険を描く。戦闘はシミュレーションRPG(メーカー側は”タクティクスRPG”と題す)形式となっており、戦略性溢れるバトルを楽しめる。
⑲ポータルナイツ
タイトル: ポータルナイツ
発売日:2017年6月29日
発売元:スパイク・チュンソフト
開発:Keen Games
ジャンル:クラフト系アクションRPG
プレイ人数:1~2人(オンライン時1~4人)
『テラリア』に続くクラフトゲームとして発売されたタイトル。いわゆる『マインクラフト』系のブロッククラフトゲームとなり、加えてアクションRPGの側面もある。プレイヤーは世界を繋ぐ「ポータルナイツ」の一員として、浮遊大陸で素材採集や製作をしつつ冒険を進めていく。
2.2017年前半のPS4RPGソフトの動向
2016年前半は、ご覧の通りとにかく沢山のRPGが発売された時期でした。『スーパーロボットV』、『ニーアオートマタ』といったシリーズモノから、『仁王』、『ホライゾン ゼロ・ドーン』といった新規ビックタイトル、『Hyper Light Drifter(ハイパーライトドリフター)』のような挑戦的なゲームまで実にさまざまなタイプのRPGソフトが揃いに揃った時期でありました。
3.2017年前半のPS4のRPGでおすすめのソフトは?
2017年前半のRPGで一つだけおすすめを挙げるとすれば、『ニーアオートマタ』です。
出典:http://www.jp.square-enix.com/nierautomata/
『ニーアオートマタ』は、2010年に発売された『ニーアレプリカント』の続編となるRPGになりますが、前作を知らなくても十分に楽しめる内容となっています。
このニーアシリーズはとにかくストーリーがウリであり、今作はそれに磨きが掛かっています。一見はロボットSFのように見えますが、その中身は「自我の行方」、「人の在り方」の様なもの、人の中身の様なものを描いた哲学的で儚い物語。
その手の話は下手に描くと陳腐になり易いジャンルではありますが、この作品はシナリオの完成度が圧倒的であり、多くの方が驚き、感動し、考えさせられるかと。高評価レビューが多く、またFFやドラクエほどメジャーでない作品ながら100万本越えの大ヒットを記録していることもそれを物語っています。
アンドロイドや機械生命体を通し、自我とは何かを問いかける儚いストーリー↓
出典:http://www.jp.square-enix.com/nierautomata/
その他、『風の谷のナウシカ』のような廃墟化した近未来の世界観、全編を通しながれる美しいBGM、徹底的に練られた裏設定と散りばめれた謎、スピーディで爽快感のあるアクションシステム等も、この作品の魅力。
唯一欠点としては、オープンワールドと言いつつもマップが狭く少ない事ぐらいですね。
この作品は文句なしに強くおすすめできる一本です。余りべた褒めするのもアレですが、近年稀にみる傑作RPGかと。RPGが好きな方、RPGにストーリーを求める方であれば、きっと良い時間が過ごせるかと思います。
関連記事:
生きる事の在り方、再び名作な『ニーアオートマタ』感想・評価・考察レビュー
©2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All rights reserved.
まとめ
以上、2017年前半発売のPS4のRPGタイトル一覧でした。
前回 2016年後半のRPGソフト一覧
PS4ソフトのRPGタイトル一覧まとめ【その⑤2016年後半編】+おすすめの1本
次回 2017年後半のRPGソフト一覧
PS4ソフトのRPGタイトル一覧まとめ【その⑦2017年後半編】+おすすめの1本
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