記事公開日:2018年10月28日
最終更新日:2022年3月8日

game機器

純正PS4コントローラー「DUALSHOCK 4」の寿命:リチウム電池・バッテリー編

SONY純正PS4コントローラー『DUALSHOCK 4』。
純正品だけあって長持ちする造りにはなっています。

ただ、問題は内部に搭載される「リチウム電池」。
リチウム電池は消耗品であり、電池寿命が尽きると、残念ながらコントローラーは寿命を迎えます。

本記事では「リチウム電池・バッテリー編」と題して、
PS4純正コントローラー「DUALSHOCK 4」のボタン周りの寿命や耐久性について解説していきます。

※ボタン編については、こちらの記事で。
>>純正PS4コントローラー「DUALSHOCK 4」の寿命:〇△□☓ボタン編

1.SONY純正PS4コントローラーの「リチウム電池」の寿命

『DUALSHOCK 4』には、内部に「リチウム電池」が搭載されています。

↓コントローラーを分解するとわかりますが、このように中央の基盤にリチウム電池が装着されています。USB端子のあるボディ上カバーとは、紙ケーブルで繋がれております。

このリチウム電池が消耗品となります。使用しているうちに溜まりが悪くなり、最後は電力の充電自体ができなくなります。

さらに、リチウム電池が切れると、ワイヤレス接続はもちろん有線USBケーブルを繋いでいてもプレイができなくなります
(※PS3の頃は、リチウム電池が死んでも有線プレイができましたが、PS4ではこれもできなくなりました。)

つまりリチウム電池が寿命を迎えると、コントローラーは完全に機能停止するという、なかなかに手厳しい仕様です。

豆知識:リチウム電池の寿命の見分け方

リチウム電池が寿命を迎えると、画面上の「電池残量表示」が常にゼロ状態になり、増えなくなります。

また有線USBケーブルを接続しても、一瞬の数秒間は操作が可能ですが、すぐにコントローラーを認識しない状態に。

こうなると、リチウム電池が寿命を迎えた疑いがもたれます。

2.PS4コントローラーのリチウム電池寿命は、具体的にどれくらい?

SONY側から、リチウム電池の寿命が具体的に何時間であるかの明確なアナウンスはありません。とはいえ消耗品ですので、使えば使う程、寿命は早く訪れます。

取扱説明書でのバッテリー記述は、以下のみ。

バッテリーについて
• バッテリーには寿命があります。使用回数を重ねたり、時間が経過するにつれバッテ リーの持続時間は少しずつ短くなります。また、寿命は、保管方法や使用状況、環境な どにより異なります。

• 周囲の温度が10 ℃~30 ℃の環境で充電してください。これ以外の環境では、効率の よい充電ができないことがあります。

「DUALSHOCK 4 取扱い説明書」より

あくまで目安となりますが、
体感ではリチウム電池の寿命は、3年でした。

私はゲーマーなので結構にヘビワークでコントローラーを使い、ボタンが潰れても交換して延命させていましたが、それでも3年も持ちました。思った以上に長持ちした感じです。

普段あまりゲームをしない方であれば、4~5年は持つような気がします。

3.バッテリー寿命を長持ちさせるには?

バッテリー、リチウム電池を長持ちさせるには、以下のことを心がけます。

①取扱説明書にある通り、10 ℃から30 ℃の適切な温度下で利用・保管する。
②長期間使用しない場合も、1年に1度は、満タン充電を行う。
③ライトの色を暗くする、振動OFFにする、スピーカーをOFFにする等の設定を行い、無駄な電力の消費を抑える。
④ワイヤレスモードであると、リチウム電池を過度に使用するため、できるだけ有線で接続しプレイする。

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これらに配慮することで、ある程度はバッテリーを長持ちさせることができます。

4.リチウム電池が寿命を迎えたらどうすれば?対処法

リチウム電池が寿命を迎えた場合、大人しく諦めて新品のコントローラーに買い替えるのが基本です。

ただ、どうしても「PS4コントローラーは価格が高いしお金が勿体ない!」という方は、コントローラーを分解し、中のリチウム電池だけ入れ替えるという対処法もあります。

↓このように今はAmazon等で、交換用のリチウム電池バッテリーが格安で調達できます。(ただし、SONY純正品ではなく寿命も純正に比べ短い模様、また前期型のPS4コントローラーでは取付口が合わないことがあるので注意。SONYからは公式販売なし

↓リチウム電池はこのように簡単に取り外しができるため、交換用のバッテリーに差し替えれば、とりあえずは問題は解決します。

PS4コントローラーの分解方法は、過去に以下の記事でまとめていまので、ご参考ください。

バッテリー交換方法の詳細


実際にAmazonで1500円で購入した社外品の格安バッテリーに交換してみました。手順を以下の記事にまとめましたのでご参考ください。

PS4コントローラーの電池を社外品の互換バッテリーに交換してみた【ロワ社製品評価レビュー】

リチウム電池交換を行う上での注意点

リチウム電池交換を行う場合は、以下の注意点を理解した上で行ってください。

①社外品のリチウム電池は、寿命が純正よりさらに短いことがある。
②一度コントローラーを分解すると、SONYの保証やサポートの対象外となる。中古品としても基本は売れなくなる。
③コントローラー分解中に、内部のパーツ類が外れたりすると、初心者ではわけがわからなくなり、元の状態に戻せなくなることがある。

まとめ ~リチウム電池寿命はいずれくるもの~

リチウム電池部分は消耗品ですので、どう頑張っても、いずれどこかで寿命を迎えます。

SONYタイマーでもなんでもなく、消耗品としての寿命です。これは致し方ないことです。

↓ちょっと高いけど、やっぱり安心安全の純正『DUALSHOCK 4』。

関連記事:

※ボタン編については、こちらの記事で。
>>純正PS4コントローラー「DUALSHOCK 4」の寿命:〇△□☓ボタン編

↓Amazonで「PS4 コントローラー」を探す

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