近年、現実世界の車でも、アニメ「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」に出てくる様な近未来的な車が増えてきました。
今回は、-コンセプト・レースカー編-と題し、現実世界でデザインされた”コンセプトカー”や”レースカー”の中から、サイバーフォーミュラやアスラーダに似ている車をピックアップしていきます。
市販車編より更にぶっとんだ、サイバーフォーミュラに似た近未来的な車達をぜひご覧下さい。
市販車編はこちら↓
サイバーフォーミュラ&アスラーダに似た近未来的な車(実車)まとめ~市販車部門~
サイバーフォーミュラに登場しそうな現実世界のコンセプトカー、アスラーダに似たコンセプトカーたち↓
スゴウ・アスラーダGSX
まずはモデルとなるアスラーダの紹介。正式名称「スゴウ・アスラーダGSX」。
サイバーフォーミュラTVシリーズで、主人公の風見ハヤトが乗る2015年(劇中)の近未来フォーミュラマシンです。
水素型5.0リッターV10エンジン(最大馬力1200ps、最大トルク120kg-m)を積み、最高速は420km/hを発揮。車重は720kg。
人口知能(AI)型サイバーナビゲーションシステム”アスラーダ”、加速装置「ブーストポット」、強力なダウンフォースを発生させる「エフェクトファン」、可変方リアウイングなどを搭載。
サイバーフォーミュラに登場する車両の中では、比較的市販車よりのGT系のデザインをしています。
↓こちらはアスラーダGSXをベースにアニメ中で市販化された、GIO社製「GSX-NEO ベルサーティス」。より現実世界のスポーツカーにもありそうな風貌をしています。
↓TVシリーズ後半で登場した「スーパーアスラーダ AKF-01」。フォーミュラタイプのデザインとなり、変形機能も装備しました。
↓OVAシリーズで登場した「スーパーアスラーダ AKF-11」。よりシャープなデザインとなり軽量化も実施(約477kg)。最高出力は1940馬力まで向上し、最高速度はブースト時には640km/hを突破。
マツダ・風籟(ふうらい)
まずは序の口から。
2008年デトロイトモーターショーでデビューしたマツダのコンセプトカー「風籟(ふうらい)」。
その全体的に流れる様なデザイン、リアの形状などは、OVAシリーズのサイバーフォーミュラマシンを彷彿させます。
これが2008年のというのがすごい。
BMW・3.0 CSL オマージュ R コンセプト
1970年代に発売されたツーリングカー選手権用モデル「BMW 3.0 CSL」をモチーフにつくられたBMWのコンセプトモデル。
コンセプトカーとしては控えめですが、所々飛び出たボディパーツや、リアの形状などが初期のアスラーダGSXを彷彿させます。
しかし、BMWが使っているこの赤・青・水色の3カラーも、SUGOチームのカラーに似てますね。この配色は、年代的にサイバーフォーミュラの方がBMWからパクった形ですかね(笑)
シトロエン・タラニス
2011年にシトロエンが発表したコンセプトカー「シトロエン・タラニス(Taranis)」。
オフロードを想定しているらしく、全タイヤが前後に蜘蛛の様に伸び、車高を調整できる様です。
さて、これは新世紀GPXサイバーフォーミュラSINで登場した、「シュピーゲル」ですね。構造が似ています↓
フェラーリ・F80 コンセプト
2014年に「ラ・フェラーリ」後継モデルとしてデザインされた「F80 コンセプト」。
この車は、リアが「スーパーアスラーダ AKF-11」に酷似しています。アニメ中でも言っていた”逆ウィング形状”とでも言うのでしょうか。両脇のテールランプ上にウィングをつければ、まさにアスラーダでしょう。
想定スペックも最高速度500km/hオーバー、車重は800kgとなり、サイバーフォーミュラに近いものを感じます。
日産・デルタウイング
日産が新世代のル・マンレースカーとして開発した「デルタウイング」。
3輪レースカーの様なデザインが(実際は4輪ですが)、サイバーフォーミュラOVAシリーズでハイネルやグーデリアンが乗っていた「シュティール」に似ていますね。車重も475kgとサイバーフォーミュラ並み。
なお、このデルタウイングは2012年のル・マン24時間レースにて招待車種として出場し、実際のレースを走っています。
フェラーリ・F1マシンコンセプト
こちらは、2015年に公開されたフェラーリの描く未来のF1マシンのコンセプトスケッチ。
現在のF1の名残も見られますが、サイバーフォーミュラの雰囲気も十分感じられる様になってきました。特にリア周りはかなり。
マクラーレン・MP4-X
こちらはマクラーレンが描く未来のF1マシンのデザイン。
フェラーリより更に未来的なデザインを想定している様です。特に、コクピット周りはサイバーフォーミュラにかなり近づいています。
インフィニティ・シナプティク
日産の米ブランド「インフィニティ」が、2014年ロサンゼルスモーターショーにて公開したコンセプトカー「シナプティク(SYNAPTIQ」。”2029年の車”を想定したとのこと。
これは完全にサイバーフォーミュラの世界に突入しています。
アスラーダにも似ていますが、どちらかというとアオイのエクスペリオンやアルザードに近いですね。(コクピット付近などとくに)
↓「新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA」で登場したアオイ・アルザード
レッドブル・X1(Xシリーズ)
「レギュレーションの枠に捉われず最速のレーシングカーを作ったらどうなるか」をコンセプトに、レッドブル×グランツーリスモのコラボでデザインされたゲーム上の架空のレースカー。
想定スペックは、最高馬力1500PS/車重545kg/最高速度500kmオーバー/最大横加速Gは8.25Gとなっており、こちらも完全にサイバーフォーミュラの世界に突入しています。
デザイン的にも、まるでサイバーフォーミュラをまるまるパクったかの様なデザイン。タイヤを6輪にし、可変ウイングとブーストポットをつければもう限りなくアスラーダでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。後半のF1やル・マンのコンセプトカーまで、サイバーフォーミュラに似てきているのが面白いですね。
“レース”としての速さとして考えても、車デザインの行き着く所はサイバーフォーミュラとなってくるのでしょうか(笑)
既に20年も前となる日本の車アニメが、今こうして現実化しようとしている事にサイバーフォーミュラ好きとしても車好きとしても、熱狂します。あとは、ブーストポットと変形機能、そしてサイバーシステムですね。期待しています。
市販車編はこちら↓
サイバーフォーミュラ&アスラーダに似た近未来的な車(実車)まとめ~市販車部門~
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