記事公開日:2019年6月27日
最終更新日:2020年5月2日

FF14

『FF14 漆黒のヴィランズ』がついに始まる、ファイナルファンタジーで描かれる光と闇とは一体何なのか

明日6/28(金)より、ついにFF14拡張ディスク第三弾『漆黒のヴィランズ』のアーリーアクセスが始まります。

運営開始からはや6年。

ここまで色々と長かったですね。

そして今回のテーマとなっているのが、光と闇。

ファイナルファンタジーシリーズの根底となるテーマですね。

ファイナルファンタジーで描かれる光と闇

ファイナルファンタジーは、タイトル毎でストーリーや世界観は大きく変わります。

ただ、共通するテーマというのもあります。

それが、光、闇。そしてクリスタル。

FF1で描かれた、光の4戦士とガーランド。

FF4で描かれた、セシルの暗黒騎士とパラディン。

FF7で描かれた、白のマテリアと黒のマテリア。

FF11で描かれた、光の神と闇の神。

FF13で描かれた、ムインとブーニベルゼ。

FF15で描かれた、ノクトとアーデン。

形はちがえど、それぞれのFFで、光と闇の対立、そして共存が描かれています。

また、ファイナルファンタジーに限った話でもありません。

旧約聖書・ギリシア神話・北欧神話など、世界各国で光と闇の伝承や言い伝えは多々あります。

日本でも陰陽道などで語り継がれていますね。

『スターウォーズ』などのSFやファンタジー映画でも常々取り上げられてたテーマ。

そして『漆黒のヴィランズ』 では、ついにこの光の闇について、深堀していくようです。

『ファイナルファンタジー』で描かれる、光と闇というのは、一体何なのでしょうか。

光と闇は、表裏一体とも言われます。

物理的にも、光が無ければ闇が認識できませんし、闇が無ければ光が認識できません。

また、光があり過ぎれば害となります。その逆も然り。

極端な話、毎日昼ばかりの環境では人は身体を壊します。夜ばかりの環境でも身体を壊します。

精神的にも、明るさしかなく、正義や純白だけを貫いている人というのはどこか不自然さを感じます。暗く心に闇ばかり抱えている人というのも、バランスの悪い状態です。


ファイナルファンタジーでは、最終的に”ヒト”の抱える光と闇、そこに向かっていくのではないかと感じております。


光と闇はヒトの中にある(FF11のネタバレあり)

※ここよりFF11のネタバレが含みます。

先輩MMORPGとなる『FF11』では、最終章「ヴァナ・ディールの星唄」にて、光と闇の在り方について深く描かれていました。

FF11では最終的にプレイヤーが、光の神、闇の神、二つの神と化し、分かたれます。

そして、女神アルタナの前に出迎えられ、お互いが戦い、そして最後は共存します。

女神アルタナの一文 「ヴァナ・ディールの星唄」より ↓

未来ではなく、今のヴァナ・ディールに生まれた、光の神/闇の神の二人の神。二人は女神アルタナの元へと導かれる。

女神アルタナ:
もともとこの世界は
「暗黒の雲」に浮かぶ、星のひとつ

大きな力が生まれ、時にぶつかりあい
さまざまな世界が 生まれてきた

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ここヴァナ・ディールの場合は
最初にクリスタルが生まれた
そして
光と闇といった、対の存在が生まれ
均衡を取り合いながら 混じり合い
時には衝突を繰り返してきた

その嵐の衝撃が
漂う暗黒の雲を退ける
「時の風」を、生み出してきたのだ

しかし私の対である存在
男神プロマシアはいなくなってしまった

私ひとりとなった世界では
光と闇のバランスは崩れて
「時の風」は止まってしまった

けれどもヴィナ・ディールは生きている世界
多くの対の存在が出会い・・・
影響を与えあい、時には戦い・・
「時の風」は生まれ続けた

では、なぜ暗黒の雲がやってくるのか、時の風が弱いのか?という話に。

アルタナ:
たしかにそのとおり
私たちは会話を交わせば、風が吹いた
今新しい神々となった
あなたがたが、「暗黒の雲」の流れを変えるほどに
強い風を生むには、会話では足りない

光と闇がぶつかりあうこと
全力で戦わなければならない

二人の神は、光と闇は分れるのではなく、戦いあった。
そして「時の風」が吹き出し、暗黒の雲は消えた。

仮面の男(闇の神):
闇の神と、光の神としての役目は終わったようだな。
さあ本来の姿へ戻ろうではないか。

闇と光を併せもち・・・
生と死を繰り返し・・・
内なる世界で時の風を起こし続ける・・
不完全でもありながら、完全でもある「人」としての本来の姿へ・・・。

二人は再び一つになり、神ではなくなり光と闇を併せ持つ人に戻る。
暗黒の雲は、神レベルの光と闇が衝突したことで消滅。ここで話はとりあえず幕おろす。

※この部分の詳細な考察は以下の記事にて。
FF考察:全FFシリーズはやはり「鏡像世界」で繋がっているのか?FF11⇔FF14から分析

このようにFF11では、光と闇は、ヒトのなかにこそあることが描かれていました。最終的にそれが世界の命運を決めた形となります。

『FF14 漆黒のヴィランズ』ではどのような光と闇の描き方になるのでしょう。それらの中心にいるのは、やはりヒトなのではないでしょうか。

光の戦士と闇の戦士に分かたれた、ヒト、プレイヤー自身ではないでしょうか。

そして、クリスタル。
今回もクリスタルは、ただ、静かにその光をたたえているだけなのでしょうか。

そんな「漆黒のヴィランズ」がついに始まります。


関連記事:
FF考察:全FFシリーズはやはり「鏡像世界」で繋がっているのか?FF11⇔FF14から分析



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