※2021年9月現在、最新情報更新。
PS4本体は、度々新モデルやマイナーチェンジバージョンが販売されています。CUH2000型やCUH2100型と型番の違うモデルもあり、さらには「PS4Pro」(CUH7200型)といったハイエンドモデルまであり。
それぞれでスペックや装備が違うため、困惑しやすい部分です。
そこで本記事では、これまでに販売されたすべてのPS4本体を比較ピックアップ。初期型PS4(CUH1000型)~新型PS4(CUH2200型)まで一挙まとめていきます。
1.【新型PS4のスペック・価格を比較】初代~薄型まで各7モデルの製品概要
2021年9月現在、PS4本体は計9モデル発売されています。
・ノーマル(通常版)PS4本体 計6モデル
・ハイエンドモデル「PS4 Pro」本体 計3モデル
まず、これまでに発売されたこれらPS4各モデルの製品概要をご紹介します。
ノーマル(通常版)PS4本体 計6モデル
1.初代PS4(CUH1000型)
型番:CUH1000型
発売日:2014年3月
価格:39,980円 500GB(税別)
特徴:
一番最初に発売された初期型PS4。最新型と比べると価格が高く消費電力も大きい。
現在は、コレクションや転売目的以外には買う意味は余り無い。(現在はメーカー生産終了しておりプレミアが付き始めている)
↓販売ページ
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-1000AB01) 【メーカー生産終了】
型番:CUH1100型
発売日:2014年9月
価格:39,980円 500GB(税別)
特徴:
上のCH1000型のバクやエラーを改修してリリースされたモデル。バクが消えただけでそれ以外の部分はCH1000型と違い無い。
こちらもメーカー生産は終了しており、コレクションアイテムのポジションになってきている。
↓販売ページ
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-1100AB01)【メーカー生産終了】
3.PS4(CUH1200型)
型番:CUH1200型
発売日:2015年6月24日、廉価版は2015年10月1日
価格:39,980円 500GB(税別) →10月1日より34,980円(税別)に値下げ
特徴:
PS4としては初の大型リニューアル版。
先代型との違いは、重量を約300g軽くし、消費電力を約8%削減している部分。
デザインやサイズは変更なし。ただし、表面のパネルの素材が一部変更してあり異なる。
2015年10月1日には5000円値下げした廉価版を発売。(中身は変更なしで価格のみ値下げ)
こちらもメーカー生産は終了。
↓販売ページ
PlayStation 4 ジェット・ブラック (CUH-1200AB01)【メーカー生産終了】
型番:CUH2000型
発売日:2016年9月15日
価格:29,980円 500GB(税別)
特徴:
PS4として2回目の大型リニューアル版。コンパクト化と価格を2万円台まで値下げしたお買い得モデル。
以下が、先代型との主な違い。
・重量を約400g軽くし、消費電力を約30%削減
・縦横の大きさが一回り小さいサイズになり、幅も薄型化。
・Wi-Fi接続で新たに”ac”が追加され、通信が高速化。
・価格を更に5000円値下げ。
・角が丸まり、柔らかさのあるデザインに変更。
・コントローラのLEDライトが正面でも見れる位置にデザイン変更。
↓販売ページ
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01) 【メーカー生産終了】
5.PS4(CUH2100型)
型番:CUH2100型
発売日:2017年7月29日
価格:29,980円 500GB(税別)
特徴:
上の薄型PS4(CUH2000型)のマイナーチェンジバージョン。重量が0.1㎏ほど軽量化されている。
その他、内部パーツが一部変更となっているとの事だが、公表上のスペックや性能は同じとなる。
↓販売ページ
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2100AB01)【メーカー生産終了】
6.PS4(CUH2200型) NEW 2018年7月発売、現行最新の薄型モデル
型番:CUH2200型
発売日:2018年7月2日
価格:29,980円 500GB(税別)
特徴:
2018年の最新マイナーチェンジバージョン。
SONYが公表するスペックは先代CH2100型と全く同じ。
今回も内部パーツだけを変更したマイナーチェンジバージョンでしょうか。
↓販売ページ
CUH2100とCUH2200の比較詳細はこちらの記事にて。
2018年7月発売の新型PS4「CUH2200型」はどこが変わった?違いは?
ハイエンドモデル 「PS4 Pro」 計3モデル
型番:PS4-Pro CUH7000型
発売日:2016年11月10日
価格:44,980円 1TB(税別)
特徴:
ハイエンドモデルのPS4。1TBモデルのみ。
CUH2000型の2倍近くの性能を誇るGPUを搭載しており、グラフィック面の性能に優れる。また、4Kゲーム、4Kビデオに対応している。
ただしその代償として、CUH2000型よりも価格、消費電力、大きさ重さなどが大きくなる。
↓販売ページ
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01) 【メーカー生産終了】
8.PS4-Pro(CUH7100型)
型番:PS4-Pro CUH7100型
発売日:2017年10月2日
価格:44,980円 1TB(税別)
特徴:
上のPS4 Pro(CUH7000型)の上のマイナーチェンジバージョン。重量が0.1㎏ほど軽量化されている。
こちらも内部パーツが一部変更となっているとの事だが、公表上のスペックや性能は同じとなる。(↓参考)
確認した限り,7100番台と7000番台の間にスペック上の違いはまったくなかったが,この点をソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアに確認したところ内部的な部品の変更によって,型番を変える必要が生じたという回答が得られている。「新型番と旧型番で,機能やスペックの違いはない」とのことだ。
引用:『4gamer.net/』
http://www.4gamer.net/games/990/G999024/20171003022/
販売ページ↓
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB( CUH-7100BB01) 【メーカー生産終了】
9.PS4-Pro(CUH7200型) NEW 2018年10月発売、現行最新のPROモデル
型番:PS4-Pro CUH7200型
発売日:2018年10月12日
価格:39,980円 1TB(税別)
特徴:
PS4‐Pro初の値下げモデル。
44,980円→39,980円に5000円の値下げを決行。
また消費電力が310W→300Wに若干省エネ化しています。
そのほかのスペックや装備に変更はなし。
販売ページ↓
※CH7200とCH7100の違いの詳細はこちらの記事にて。
最新型PS4‐PRO本体「CUH7200型」はどこが変わった?7100型との違い
以上、現在の計9モデルのPS4が存在します。
関連記事:
PS4 × PS4PROの詳細な比較は以下の記事にて別途まとめています。
【2018年最新】「PS4」と「PS4‐PRO」の違いとは?機能×性能・スペック×装備×価格比較
2.【新型PS4のスペック・価格を比較】詳細内容の比較
続いて、価格/消費電力/通信/CPUメモリ/GPU・出力端子/重さサイズの面から、より細かく比較していきます。
①価格の比較
CUH1000型/1100型 | 39,980円 500GB(税別) |
CUH1200型 | 34,980円 500GB(税別) |
CUH2200型/2100型/2000型 (薄型PS4) | 29,980円 500GB(税別) |
CUH7100型/7000型(PS4 Pro) | 44,980円 1TB(税別) |
CUH7200型(PS4 Pro) | 39,980円 1TB(税別) |
価格で考えると、CUH2000~ シリーズがダントツで安いですね。
とはいえCUH7000~シリーズ(PS4 Pro)も、スペックの高さや容量が1TBである事を考えるとそこまでは高くないでしょう。
②消費電力の比較
CUH1000型/1100型 | 約250w |
CUH1200型 | 約230w |
CUH2200型/2100型/2000型 (薄型PS4) | 約165w |
CUH7100型/7000型(PS4 Pro) | 約310w |
CUH7200型(PS4 Pro) | 約300w |
PS4は意外と電力を食う製品ですので、消費電力も要チェックな部分。
消費電力もCUH2000~ シリーズがダントツで低いです。
一方、CUH7000~シリーズは、初期型よりも消費電力が高いので注意したいところ。
③WiFi/無線LANの比較
CUH1000型/1100型 | 802.11 b/g/n(2.4GHzのみ) |
CUH1200型 | |
CUH2200型/2100型/2000型 (薄型PS4) | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHZ) |
CUH7200型/7100型/7000型(PS4 Pro) | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHZ) |
最新の、CUH2000~ シリーズおよびCUH7000~シリーズは、
無線LANの規格”ac”を新たに採用し、5GHZの通信にも対応しているため、従来よりも通信の高速化が期待できます。
④CPU、メモリ性能の比較
CUH1000型/1100型 | CPU:x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores(1.6GHz) メモリ:GDDR5 8GB(帯域幅:176GB/s) |
CUH1200型 | |
CUH2200型/2100型/2000型 (薄型PS4) | |
CUH7200型/7100型/7000型(PS4 Pro) | CPU:x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores( 2.1GHz) メモリ:GDDR5 8GB(帯域幅:218GB/s) |
CPUはすべてのモデルで「x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores」を使用しています。
メモリも全てモデルで8GBとなります。
ただし、CUH7000~シリーズにおいては、
CPUのカスタムチップを改良し、CPU性能を従来の1.6GHz→2.1GHzへアップ、またメモリの帯域幅を176GB/s→218GB/sにアップされており、一段高い処理性能を誇ります。
⑤GPU性能の比較
CUH1000型/1100型 | 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon™ based graphics engine |
CUH1200型 | |
CUH2200型/2100型/2000型 (薄型PS4) | |
CUH7200型/7100型/7000型(PS4 Pro) | 4.20 TFLOPS, AMD Radeon™ based graphics engine |
GPUとは、グラフィック用のCPUの様なものです。(パソコンで言うグラフィックボードのイメージ)
CUH1000型~2200型までのGPU性能は同等です。
CUH7000~シリーズだけがずば抜けており、これまでの2倍以上のグラフィック性能を持っています。
⑥出力端子の比較
CUH1000型/1100型 | HDMI出力端子、光デジタル出力端子 |
CUH1200型 | |
CUH2200型/2100型/2000型 (薄型PS4) | HDMI出力端子、光デジタル出力端子なし |
CUH7200型/7100型/7000型(PS4 Pro) | HDMI出力端子、光デジタル出力端子 |
出力端子については、CUH2000~シリーズのみ「光デジタル出力端子」が無くなり非搭載となっていますので、光デジタル出力端子を利用する方は注意が必要です。
⑦重さ、サイズの比較
CUH1000型/1100型 | 重さ:約2.8kg サイズ:275mm×53mm×305 mm(幅×高×奥) |
CUH1200型 | 重さ:約2.5kg サイズ:275mm×53mm×305 mm |
CUH2000型 | 重さ:約2.1kg サイズ:265mm×39mm×288mm |
CUH2200型/2100型 | 重さ:約2.0kg サイズ:265mm×39mm×288mm |
CUH7000型 | 重さ:約3.3kg 約 295mm×55mm×327mm |
CUH7200型/7100型 | 重さ:約3.2kg 約 295mm×55mm×327mm |
重さ、サイズはCUH2100型/2200型がダントツで軽く、小さいです。
逆にCUH7000~シリーズは3㎏越えとなり、初期型よりも重く大きくなってしまっています。
ただ、PS4は据置ゲーム機ですので、重さやサイズは余り深く考えなくても良いかもしれませんね。
3.新型の薄型PS4は買いなのか?
新型の薄型PS4(CUH2000~シリーズ)については、素直に買いだと思います。「光デジタル出力端子」が無くなったのが唯一デメリットですが、それ以外は上述したとおり先代型に比べ、メリットしかありません。
特に、
・価格の5000円値下げ
・消費電力の改善
・通信速度の向上
この3点のメリットは絶大かと。
↓最新モデルCUH2200型、薄型PS4
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2200AB01)
4.ハイエンドな「PS4 Pro」は買いなのか?
一方、PS4-PRO(CUH7100型/7000型シリーズ)については、難しいところ。PS4-PROについては、画質向上のメリットもある反面、消費電力などの面でデメリットもあるので、人を選ぶという印象です。
とにかくグラフィック性能は第一に重視したいといった方向けでしょうか。
※追記
2018年10月には5000円値下げも決行しましたので、今は結構買い易くおすすめかと。
↓最新モデル、PS4‐PRO CUH7200型
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7200BB01)
5.PS4本体を安く買うには?
PS4本体の価格事情や安く買う方法については、以下で記事化。
まとめ
いずれにせよ、ようやくPS4が価格的にも性能的にも買い替えの時期に入ったのではないでしょうか。
これ以上の値下げは当面ないかと思いますので、PS4をプレイしたい方であれば”今”が買いかと。
関連記事:
PS4 × PS4PROの詳細な比較は以下の記事にて別途まとめています。
最新型PS4‐PRO本体「CUH7200型」はどこが変わった?7100型との違い
【2018年最新】「PS4」と「PS4‐PRO」の違いとは?機能×性能・スペック×装備×価格比較
↓2018年7月最新モデルCUH2200型、薄型PS4
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2200AB01)
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使用できるソフトのレベルは?
> 39,980円 500GB(税別) →10月1日より3万4980円(税別)に値下げ
値段表記を統一していただきたい。
ご指摘誠にありがとうございます。
訂正させて頂きました。
CUH-2200AB01というのが売られていました。2100はメーカー生産終了になっていますし、これが最新なのでは?
カタログスペック上は変更がないようなので、素人には外装パーツ以外どこが変わったのかわかりませんが…
コメントありがとうございます。
ご指摘いただきました、2018年7月発売の「CUH2200型」の情報が反映されていませんでした。恐れ入ります。
CUH2200型の情報を記事内にすべて反映いたしました。(2018年8月3日現在)