最近、FF14の新規プレイヤーには、「むーたん」ネタが通じなくなってきてるようです。
FF14では、カーバンクルと書いてむーたんと読む。

かつては一世を風靡したむーたんネタ。
忘れてはならない「むーたん」について、書き残しておきます。

FF14の「むーたん」とは？

「むーたん」とは、FF14の巴術士/召喚士が扱う召喚獣「カーバンクル」の愛称。
もっといえば、制御不能に陥り、暴走したカーバンクルを指す言葉。

発端となったのは、新生エオルゼアサービス開始直後の2013年9月、
当時の2ちゃんねるに投下された以下の書き込み。

309：既にその名前は使われています：2013/09/10(火) 11:54:50.57 ID:PG+g3i8u

CFで「よろしくです～。こっちはペットのむーたんです。
むーたんはとってもいい子で（ry」って長々紹介してた巴さん

お前のむーたん暴走しまくりじゃねえかｗｗｗｗｗｗｗ
「むーたんだめ～＞＜」じゃねえよ死ね

 盾に「お前のむーたん山に捨ててこい」って言われて

抜けてんじゃねえよ死ねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

RPするなら気合入れろよ

引用：2ch、FF14スレより

カーバンクルを溺愛し、CFなのにわざわざ紹介しちゃう、おちゃめな巴さん。

「むーたん」という、愛くるしくムズムズしてくる謎のネーミングセンス。

そこに「山に捨ててこい」とぶっこんでくる、盾の冷静なつっこみ。

たった数行、これだけの書き込みが多くのFF14ユーザーを虜にさせ、
むーたんネタは一気に広まることになりました。

なお、この書き込みが事実であったのか、2ch用のネタであったのかは、今も定かではありません。
こんなおちゃめな巴さんは実在して、もしかしたら今もどこかでFF14をプレイしているのでしょうか。

初心者向け、むーたんの入門ガイド

最近はじめた初心者の方に、むーたんネタの扱い方の一例を解説します。

入門編：「むーたん」と呼ぼう

まずは、街中やインスタンスダンジョンで、カーバンクルを見かけたら「むーたん」と呼んでみましょう。色は関係ありません。カーバンクル＝むーたんです。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、勇気をもってむーたんと呼んでみます。
「むーたん」と呼ぶことで周りのプレイヤーとの距離がぐっと縮まります。

初級編：「むーたん」にエモートしてみよう

ボス前などで時間があったら、周りのむーたんにエモートしてみましょう。
最初は「わたす」、「つつく」、「応援する」などがいいですね。
上級者は「なげる」、「問い詰める」、「なだめる」系のエモートも駆使します。

こうすることで、殺伐としたエンドコンテンツでも雰囲気がガラリと変わります。
むーたんの力です。

中級編：「むーたんだめ～＞＜」を使ってみよう

巴術士のレベルを上げ「サモン」を覚えます。
むーたんを引き連れダンジョンに向かいましょう。

そうしたら、マニュアル操作でむーたんを先にいかせ、
すかさず「むーたんだめ～＞＜」とチャットしましょう。
粋なPTメンバーなら、だれかが「お前のむーたん山にすててこい！」と言ってくれますので、場が温まります。
ただし冷めたPTなら、冷ややかな目でスルーされます。

※なお、むーたんで敵に攻撃をしかけ先釣りなどをしてしまうと、怒られギスギスする恐れがあります。
むーたんネタは、ダンジョン移動中など問題のないタイミングで行いましょう。

上級者編：むーたんロールプレイング

むーたんネタに徹した遊び方です。
ネタに理解のある友人やフレンドを集め、ダンジョンに向かいます。

むーたんに先釣りさせ、実際にバトルを開始します。
そして例の「むーたんだめ～＞＜」をチャットし、
タンクの方に「お前のむーたん山にすててこい」と言って貰います。
まさしくロールプレイング。

その一部始終の画像や動画を、「lodestone日記」や「ツイッター」にアップすると、どこかの誰かが喜んでくれます。きっと。

プロフェッショナル編：むーたん攻略

黄色むーたんはそれなりのタンク性能があるため、むーたんタンクを使い巴術士/召喚士のみでダンジョンを攻略できることがあります。

エンドコンテンツでも通用することもあり、「むーたん＋召喚士8人のみでタイタン」、最近では「召喚士24人でラバナスタ」などもありましたね。

山に捨てられたむーたん達の威信をかけた戦いを再現するわけです。

課金編：むーたんになろう

モグステーションにて、
・カーバンクルマウント
・カーバンクルコスチュームセット

が現在販売中。

身も心もむーたんに捧げた証となり、周囲のプレイヤーから一目置かれた存在になる（はずです。）

むーたんよ、永遠に

プレイヤーが入れ替わっているのか、最近の新規プレイヤーにはむーたんネタが通じないことも多いようです。

2chの片隅で生まれた小ネタ。

このネタを生かすか殺すかは、わたしたち既存ユーザー次第かもしれません。

FF14はまだ5年10年と続くと言われているゲーム。
5年後もむーたんが生き続けているといいですね。