記事公開日:2021年3月25日

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ハイセンス等の安いテレビのイヤホン雑音(ホワイトノイズ)を消す4つの対処法

我が家ではハイセンスの4Kテレビ「43E6800」を使っていますが、イヤホンで音声を聞くと「ジー」という雑音が常にします。いわゆる「ホワイトノイズ」とも呼ばれるもの。

このような症状はハイセンスに限らず、他メーカーの安い液晶テレビやPCでも起きることのようです。

イヤホンでテレビを使うことが多いので困っていましたが、このたび解決法を4つほど見つけましたのでしていきます。

※今回紹介する対処法は、ハイセンス「43E6800」では問題解消を実証できていますが、他の型番のテレビでも解決できるかは定かではありません。その点はご了承ください。

安いテレビではイヤホンに雑音が入る

私が使用しているハイセンスの4Kテレビ「43E6800」は、イヤホンやヘッドフォンで音声を聴くと「ジー」、「ザー」と雑音が入ります。

これはスピーカー出力では聞こえず、イヤホン音声の時のみ。常に一定の音量でジーと流れており、特に音量を下げると目立ちます。

同様の症状はネットレビューでも多数あがっていますが、これは故障ではなく製品仕様とのこと。「ホワイトノイズ」などとも呼ばれる症状です。

ハイセンスなどの安いメーカーのテレビでは、イヤホンジャック(イヤホン端子)周りにコスト削減が図られており、こういった雑音が入ってしまうことがあるようです。

イヤホンジャック部位の機器的な特性のため、テレビの設定などを変えても解消はできません。

対処法1:イヤホンを変える

このようなホワイトノイズはイヤホンを変えることで、ある程度は解消できます。

具体的には次のようなイヤホンが効果的です。

・インピーダンス(Ω)の高いイヤホン
・ボリュームコントローラーのあるイヤホン
・コードの長いイヤホン

この中でもとくに重要になるのが「インピーダンス」。インピーダンスとは抵抗値のことで、一般的にインピーダンスが高いほど雑音に強くなります。

実証済みの製品として、私はインピーダンス(32Ω)+ボリュームコントローラー付きの「エレコムのTVイヤホン」を使っていますが、これで雑音はカットできています。

ボリュームコントローラーの音量を大きくすると多少は雑音が残りますが、ボリュームコントローラーの音量を「最小」にして利用すれば雑音ノイズはほぼゼロになります。耳をすませてかすかに聞こえるか聞こえないかのレベルまで落とせます。

欠点として、この手のTVイヤホン製品はもともとの音質があまり良くないです。なので雑音はカットできても音質にこだわる方には不向き。コードも長いため絡まって使いにくいのも泣き所。

対処法2:「ノイズフィルター」を挟む

個人的にこの方法が一番おすすめです。

市販されている「ノイズフィルター(アイソレーター)」を、テレビ側のイヤホンジャックとイヤホンのあいだに挟みます。

私が使っているのはこの「AUKEY製 グランドループアイソレーター」。ネットでだいたい1000円弱で手に入ります。設置はただジャックに指すだけなので簡単。

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この製品を使うと雑音が完全にゼロになり、きれいさっぱり消えます。

反対側に好きなイヤホンを差し込んで使えるので、これまで使っていたお気に入りのイヤホンを再利用できます。

価格.comのレビューに書かれていた人がいたので、だまされたつもりで購入してみましたが、正直これが大正解でした。

↑このように片側はTVのイヤホンジャックにつなぎ、もう片側にイヤホンを装着するだけ。いたってシンプル。

対処法3:PS4(PS5)のコントローラーイヤホンを使う

※こちらはPS4本体を所持してる方限定です

意外と知らない人もいるかもしれませんが、PS4(PS5も同様)のコントローラーには、PSボタン付近に3.5mのイヤホンジャックが標準で搭載されています。

このイヤホンジャックを使うと、音声の出力機器はテレビではなくコントローラーとなるため、雑音は一切消えます。

PS4では、ゲームはもちろん「YouTube」や「Netflix」のアプリも利用できますし、テレビも「nasne™」機器を購入することで見れるようになります。

PS4コントローラーはワイヤレスで好きな場所で使えるため、ある意味、疑似的なワイヤレスイヤホンとしての役割も担います。

対処法4:音量ボリュームを上げる

最後に根本的な解決にはなりませんが、音量を上げるという対処法もあります。

ホワイトノイズというのはさほど大きな音ではありません。

そのためテレビのボリュームが10や20だと耳にはいってきますが、テレビのボリュームを30、40と上げていけば、テレビから流れてくる他の音声にかき消され雑音が気にならなくなります。

ただし大音量でイヤホンを使い続けると「突発性難聴」などの原因になるともいわれていますので、ボリュームの上げ過ぎには注意する必要もあります。

まとめ

このように雑音の対処方法はいくつかありますが、今回紹介した中で特におすすめなのは、対処法2のノイズフィルターを挟む方法です。一番確実で簡単な方法かと。

インピーダンスの高いTVイヤホンなどを探してみるのも一案ではありますが、アタリハズレもあるため確実性では劣ります。

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