記事公開日:2015年12月21日
最終更新日:2018年4月4日

ペット

犬・猫のダイエットにはペットフードを「ふやかす」べし!

犬や猫が太り気味で困っているという方もいらっしゃるかと思います。そんな場合は、ペットフードを水につけて”ふやかす”事が一つの対策となってきます。ペットの肥満解消・ダイエット・健康管理には是非おすすめな対策です。

なぜ犬・猫のダイエットペットにはフードをふやかす?

ペットフードをドライでカチカチの状態から、少し水を含めてふやかした状態にする事で以下の様なメリットが生まれます。

・同じ量でも満腹感が得られる
・消化が遅くなり、腹持ちが良くなる
・水分補給になる

簡単に言えば、同じ量・同じカロリー(水は0カロリー)にも関わらず食欲を抑えられ、食事量を減らせる訳です。

 

ワンちゃんには特におすすめ

犬は、人間に飼われる前の頃の先祖のDNAにより、「とにかく食べられるうちに食べよう」という特性が刻み込まれていますし、また基本的に大食いです。このため、そのまま無理に量を減らしてダイエットさせようとすると、ストレスが溜まったり体調が悪くなる事も出てきます。ですので特に犬の場合は、ドックフードをふやかした上でドックフード量を減らしていくのが良いです。

猫の場合はそのまま量を減らしてみるのも良いかもしれませんが、元々大食いの猫ちゃんの場合に関しては、同様にふやかした上でキャットフード量を減らしていくのが良いでしょう。

 

ペットフードのふやかし方

ペットフードのふやかし方としては、ペットフードを別途容器に移しそこにお湯を入れてつかす事でふやかします。ポイントとしては以下になります。

・お湯は35℃前後がベスト
つかすお湯は35℃前後のぬるま湯がベストです。余りに冷たいとペットフードがふやけませんし、余りに高いと栄養分が放出されてしまう事があります。

・お湯の量は水分が無くなる程度に
つかすお湯の量は、ペットフードに水分が浸透し、容器に水分が残らない程度の量とします。目安としては一回に当たるペットフードの量に対してコップ1杯くらいです。(大型犬などの場合はややお湯を多めに調整)

・つかす時間は10分程度
お湯につかす時間は10分程度が目安となります。容器内のお湯が吸収されなくなるくらいが目安です。

・お湯が残ってしまったら
お湯の量が多く、全部吸収されずに残ってしまった場合は、そのお湯に栄養素が染み出てしまっています。この場合はお湯は捨てずに一緒に食事としてペットに与える様にしましょう。

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ペットは味を気にしない

ふかしたペットフードというのはマズマズしそうに思えるかもしれませんが、犬や猫は人間より味を感知する蕾(みらい)が少ないので、余り味は気にしない様です。猫の場合は特に味蕾が少ないので、余りに気にならないかと思います。(ペット本人ではないので実際は定かではありませんが)

余りに嫌がって食べない場合でもなければ、基本的に味については余り意識しなくて問題ないでしょう。

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出典:http://犬飼い方.net/愛犬の食事について/犬食いはダメ!犬の早食いにはリスクがいっぱい.html

 

更に無理なくダイエットさせるには

ペットフードをふやかす事で満腹感が与えられますが、だからといって極端に1回の食事量を減らしたり、食事回数減らしたりすると栄養が足りなくなり、ペットの身体がもちません。いくらダイエットさせたいと言っても最低限の栄養素は与えなくてはなりません。

このため無理なくダイエットさせるには、ふやかすだけでなく、餌自体をダイエット用ペットフードにするのが効果的です。ダイエット用ペットフードであれば同じ量、同じ栄養価でもカロリーが抑えられていますので無理なくペットを痩せさせる事ができます。

 

ダイエット用ペットフードは、最も有名で評判も良い「サイエンスダイエット」がおすすめです。

 

 

人間にも応用できる

食べ物をふやかすと満腹感や腹持ちが良くなるのは、人が食べる食品でも同じ事です。例えばおかゆ・お茶漬け・リゾット・ドリアなどが挙げられます。
こういったふかして食べる食品は同じ量でも満腹感が得られるので、食事量が減らせダイエットになります。

ダイエットしたいけど、空腹のまま過ごすのは勘弁という方にはおすすめです。

 

まとめ

このようにペットフードをふやかすだけで、ペットを無理なくダイエットさせられる事ができます。太り気味で心配なワンちゃんや猫ちゃんには一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

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