FF好きなら知っておきたい、『FF14』は全FFシリーズのストーリー・世界観の始発点になっている?
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FF好きなら知っておきたい、『FF14』は全FFシリーズのストーリー・世界観の始発点になっている?

※FF14のストーリーのネタバレを含みます。

FF1~FF15まで現在計15タイトルが発売されている、スクウェアエニックスの人気RPGシリーズ『ファイナルファンタジー(以降、FF)』。
さてFFシリーズは大好きで毎回プレイしているけれど、オンラインゲームである『FF14』については未プレイで手をつけていない方も多いかと思います。
そんな『FF14』が、実は全FFシリーズを通しての根底を担う重大なストーリー設定を取り入れてしまっている可能性があります

FFファンであれば今後シリーズをプレイする上でも関係しえる部分となってくるため、FF14未プレイの方に向けてこの部分の話をまとめていきます。

※追記:本記事で記載の「FF14鏡像世界」が各FFタイトルと繋がっているかの部分は、メーカー側の確定情報ではなく今現在は推測レベルです。ご了承ください。

FFは、タイトル間でストーリーの繋がりが無いRPGシリーズ

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FFシリーズは、正式なナンバリンクタイトルとしてFF1~FF15までこれまで計15タイトルが発売されています。
この15タイトルは、どれも”ファイナルファンタジー”と題していますが基本的にはタイトル間でストーリーや世界観のつながりは無いものとして展開されてきました(※FF15に関してはファブラノヴァ神話の関係で一部FF13と繋がりあり)。
「FF7 とFF10の世界が繋がっている」等の噂話もありますが、あくまで噂話やあっても裏設定のレベルです。

魔法やアイテム、召還獣などは共通するものの、ストーリーや世界観はタイトル間で繋がらず、それぞれで独自の話が展開されてきたのがこれまでのファイナルファンタジーシリーズであり、ファイナルファンタジーシリーズのウリでもありました。

FFシリーズのストーリーを繋げる『FF14』とは?

ここで、まず簡単にFF14の紹介を。
『ファイナルファンタジー14(FF14)』とは、スクウェアエニックスが開発したMMO型(多人数オンラインゲーム)のRPGです。オンラインゲームではありますが、FFシリーズの正式ナンバリンクに含まれます。

ストーリー、世界感
架空の惑星「ハイデリン」が舞台のRPGとなります。ハイデリンでは古の時代より数度にわたり大災害(霊災)が繰り返され、そのたびに人々は争い復興を遂げてきました。
FF14は通算7回目の霊災となる「第7霊災」の前後を描いた物語となります。第7霊災に翻弄される惑星ハリデリン内の大きな大陸「エオルゼア」を舞台に、プレイヤーは一人の冒険者となり、数々の問題を解決していきます。
そして冒険者はいつしか”光の戦士”と称えられるようになります。

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パッケージ
FF14はこれまでに3パッケージが発売されています。

①ファイナルファンタジー14・・・2010年に発売された旧FF14。第7霊災前のエオルゼアを描く。パッチ番号としては1.0となる。
魅力的な部分もある反面、FFタイトルとしてみると造り込みの甘さなどが目立ち2012年末、わずか2年ほどでサービス運営が終了した作品。

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②ファイナルファンタジー14 新生エオルゼア・・・2013年に発売。旧FF14のストーリーや世界観を引き継ぎつつ、システムやグラフィクを大幅にリニューアルして復活した新たなFF14。通称:新生FF14。第7霊災後のエオルゼアを描く。パッチ番号としては2.0となる。

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア

③ファイナルファンタジー14 蒼天のイシュガルド・・・2015年に発売。新たなマップやジョブなどを追加したFF14初の拡張ディスク。エオルゼア大陸の北にある宗教国家「イシュガルト」に舞台を移し、人間と竜の間の壮絶な戦いを描く。パッチ番号としては3.0となる。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド

 

FF14とFFシリーズの関係

さて、本題となるFF14とFFシリーズ全体の関係について。

FF14は前述したとおり、架空の惑星「ハイデリン」が舞台となります。そして当初こそ独自のストーリーが展開されていましたが、徐々にFFシリーズの他タイトルのリンクが描かれていきます。

例えば次のようなものです。

【FF14と過去FFシリーズのリンク】
・FF1のマトーヤが主要キャラの一人として登場。
・クリスタルタワー関連(古代の民の迷宮、ザンデ、暗黒の雲、ウネとドーガなどが登場、クリスタルタワーについてはFF3のルーツとも言えるイベントストーリーも発生)
・FF5のギルガメッシュ、エンキドゥ登場(異世界から来た発言やバッツを彷彿させるセリフがるためFF5のギルガメッシュと同一の固体と思われる)
・FF5のクルルが主要キャラの一人として登場(こちらは名前や衣装のみの流用でキャラは別物と思われる)

・FF5のオメガが世界の命運をわける超兵器として登場(予定)
・FF6の魔道アーマー、魔道技術、帝国(魔道アーマーのデザインはFF6とほぼ同一)
・FF6のドマが東方にある地域として登場
・FF6のオルトロス、テュポーンが登場(こちらはセリフからFF6と同一の固体と思われる)
・FF6の魔神、鬼神、女神の三闘神が同じデザインで登場(サイドストーリーの内容やBGMからFF6と同一の固体と思われる)
・FF6の魔大陸が地域として登場
・FF7のコスタデルソル、ゴールドソーサーが地域として登場
・FF8のカードゲームが同一のルールで登場
・FF9のビビが登場(サイドストーリーの内容からFF9と同一の固体と思われる)
・FF11のシャントットが登場(こちらもFF11と同一の固体と思われる、異世界からきた発言あり)
・FF12のダルマスカが地域として登場
・FF13のライトニングが登場(こちらもFF13と同一の固体と思われる、異世界からきた発言あり)
・その他、他のFFタイトルに登場するモンスターや武器、アイテムなども多数登場

FF6の魔道アーマーが堂々と登場
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お馴染みのキャラ達も
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FF6の三闘神は、誕生のルーツにも関わるオリジナルシナリオ&討伐戦コンテンツも
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このようにFF14では、他のFFタイトルとのリンクが数多く張られています。最初はMMOならではのファンサービスやオマージュかとも思いましたが、他のFFタイトルのストーリーや設定に直接介入してしまうような度を越えたリンクも次々と描かれていき、「これどうするの?」、「大丈夫なの?」状態が続いていました。

FFシリーズの始点”原初世界”を名乗りだすFF14

そしてそんな中、2016年2月にリリースされた「FF14 3.2パッチ 運命の歯車」のメインクエストにて、ついに衝撃の事実が公表されます。

星の代弁者:
だからお願い、聞いて感じて考えて
すべての命が生まれるより前、星の海の底では、
光たる「ハイデリン」と闇たる「ゾディアーク」とがひとところにありました
しかし闇が力を付け、光との均衡が崩れたのです
あなたがたが生きる「原初世界」のほかに、
十と三もの鏡像の世界がこの時に生じました
そして、光と闇の力も、それぞれの世界に分かれたのです。
月に追放されたゾディアークは、
使徒たるアシエンをつかわし、世界を統合しようとしています。
闇の力をより合わせ、完全なる復活を成そうというのです。
そのためには、ここ「原始世界」の側から、「世界を分かつ壁」を破壊しなければならない。
これこそが「次元圧壊」であり、
アシエンたちが「アーダー」と呼ぶ現象なのです。
そして、人の歴史では、これに伴う災厄を「霊災」と呼ぶ
FF14 パッチ3.2 運命の歯車 メインクエストより

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つまりどういう事かというと、次のような事が推測されます。

・一番はじまりに、光のハイデリンと闇のゾディアークがあり、光と闇を管理していた。(FFシリーズに根底にある”光の戦士”に繋がる)
・ハイデリンのいるFF14の世界が、FFシリーズの原初世界(始発となる世界)
・光と闇が乱れたことで、計13個の並行世界のようなものが誕生(つまりこれがFF1~FF15の世界)
・ゾディアークに従う”アシエン”という闇の勢力が、これらFFシリーズの13世界を統合させ闇の力を復活させようとしている(アシエンは何十人とおり、正体は過去FFシリーズの悪役達との噂も)
・FF14に過去FFシリーズの同一キャラや地名などが登場してしまっているのも、おそらくはアシエンが世界を統合させようとした事の影響によるもの

※なお13個の世界は、”鏡像の世界”と名付けられているだけで、「FF1の世界」、「FF5の世界」といったようにダイレクトな表現は今のところありません。とはいうものの話の流れ的に、これが旧FFシリーズの各世界を指している可能性が高いです。それを示すように、ネット上では同様の考察が多数上がっています。

【FF14の原初世界と他FFシリーズの推測イメージ図】

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闇の勢力となるアシエンたち、何人もおり正体は過去FFシリーズの悪役達との噂も
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かなり前に放送された「第13回FF14プロデューサーレターライブ」にて、FF14メインシナリオライターである前廣氏が次のような事を述べていましたが、これもおそらくこの原初世界と鏡像世界の事だった可能性も疑われます。

①ヴァナ・ディール(FF11)、イヴァリース(FF12)、ハイデリン(FF14)の3つの世界は、同じ時間に位置する
②この3つの世界は、過去や未来の話ではない
③イヴァリースとハイデリンの関係は、FF14の方では後々明らかにしていく。

 

そして、直近2016年9月に公開された「FF14 3.4パッチ 魂を継ぐ者」では、光の戦士ならぬ”闇の戦士”というキャラ達が登場します。
この闇の戦士は、第一世界で光の戦士だった者達であり、光と闇の均等が崩れ崩壊しつつある第一世界を守るためにプレイヤーと対峙します。この闇の戦士はFF1の世界で主人公となっていたキャラ達でありFF1の世界を守るために、FF14の世界に乗り出してきたと推測できそうです。
闇の戦士たちはプレイヤーに撃退され、その後ハイデリンの介入があった事でとりあえずは騒動は一見落着?しますが、今後同じように第2世界、第3世界の光の戦士たちが闇の戦士となり殴りこんでくる事も考えられます。

第一世界なるものから来た、闇の戦士
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FF14はなぜこんな事をしている?なにを目指している?

さてFF14はこんなタブーとも言え、一つ間違えば袋叩きにあうような事をやっているのか。理由としては次のようなものが考えられます。

その1:シリーズを中継するタイトルが欲しかった
「イヴァリース」や「ファヴラノヴァクリスタル神話」など、近年のスクエニはタイトルを跨る大きなストーリー、世界観構成に拘っている印象を受けます。その一環で、全FFシリーズを統括して中継させるタイトルが欲しかったのではないでしょうか。
そしてFF14はオンライン専用のMMOであるため、従来のFFシリーズと違いアップデートパッチで次々とストーリーなどを補填していく事が可能です。FF14がもつこのMMOならではの特性と、10年は持たせるつもりでつくられた美麗なグラフィックなどの構造が目にとまりFFシリーズの中継タイトル化しているのではないでしょうか。

その2:FFブランド再興のため
FF14は旧FF14の失敗を乗り越えFFブランドの再興を掲げ復活したMMOであり、かつ、現在世界数十カ国でサービ展開している世界的にもトップクラスのシェアと知名度を持つMMOです。
スクエニはそんな経緯をもつこのFF14を、FFシリーズの中心、中継点として、FFブランドの再興とFFファンの開拓や復帰を狙っているのかもしれません。

その3:てっとり早く人気が保てるから
FF14はMMOですので発売してはい終わりではなく、その後もユーザーを囲い込みプレイし続けて貰わなければなりません。FF14は他のMMOと異なり、「FFだから始めた」というユーザーも多いMMOです。またプレイヤーの年齢層も比較的高く古いFシリーズのファンも沢山います。
そんなゲームであるため、そこに旧シリーズとのリンク要素を詰め込めば比較的簡単にプレイヤーを喜ばせ人気を保つことが出来るわけです。
そんなFF14だけの事情で、言い方は悪いですがFF14の客釣りの餌としてだけで、こういった事をやっているのかもしれません。

いずれにしても、この13世界の設定を、FF14のストーリーのど真ん中に入れてきている訳ですから、FF14はサービス終了までのあと7~8年?はこのスタイルでいくのしょう。
現在は鏡像世界はFF1~FF13までの計13個ですが、今後はFF15、FF16と新たなFFタイトルも鏡像世界に組み込まれるのかもしれません。

FF14のサービス運営期間はまだまだ先が長いので、今後FF14でこれまでにないスケールのファイナルファンタジーが描かれるかもしれませんね。

FF14が初代FF1の原点テーマを回収するかもしれない

こちらはさらにもう一歩深読みした話。

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1987年に発売された初代『ファイルファンタジー(FF1)』。
FF14はすべてのFFタイトルを繋げた上で、最終的に初代FF1が掲げていた”ファイナルファンタジー”というテーマを昇華させ回収するかもしれません。

この考察は長くなるため、別途下の記事でまとめています。

【FFストーリー考察】すべては『FF14』のラストに、FF1の”ファイナルファンタジー”に繋がる?

 

FF14のストーリーは面白いの?

最後にFF14のストーリーについて。
FF14はオンラインゲームではありますが、ストーリーがかなりしっかりと作りこまれたRPGです。本記事では少しFF14を否定するような書き方もしてしまいましたが、FF14のストーリーは、他FFシリーズのリンクある無しに関わらず、普通に面白いです。
ネットなどでは「つまらない」、「ストーリーは真面目に見てない」などといった意見もありますが、個人的にはとても面白く、私は過去のFFシリーズをほとんどプレイしてきましたが、FFシリーズの中では1、2を争うストーリーの良さに感じます。私は基本的にはストーリーを追うためにこのゲームをプレイしてます。
FF14は、FF10やFF13のような斬新さはありませんし、時にはくどいような話もありますが、「ああいい話だな」とおもうポイントが多々あり個人的にはとても好きです。上手く説明できないのですが、例えればジブリとダークファンタジーが混じった感じというのでしょうか。

FF14はMMOになるため従来のFFシリーズとは少々遊び方のかってが変わってきますが、とはいえストーリーを追うだけでも十分価値はあるかと思います。特にFFシリーズが好きな方であれば尚更です。
最後は宣伝っぽくなってしまいましたが、まだまだFF14はこれからのゲームで今から参加も遅くはありませんので、FF好きで未プレイの方はこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。

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コメント

  1. 匿名 より:

    FFXIV紅蓮のリベレーター実装されましたね、
    今回はかなりFF5のネタが多い気がしました。
    まず次元の狭間オメガのボスもFFVに登場した面々でした。
    でもこのボス達はFFVに登場した本人ではないっぽい、
    詳しくはFFXIVのオメガのストーリーを追えば分かると思います。
    オメガ自身はFFVのオメガと同一なのかなぁ。
    そうだったら嬉しいけど、FFXIIのオメガXIIやFF13-2のオメガはVのオメガではないですよね。多分
    神龍はFFVとは違う個体ですね、まずイ〇〇ルトだしw龍と竜も違います。
    関係ないですがFFXIVのオメガVS神龍のムービーのBGMが、FFIXのバハムートVSアレキサンダーのBGMに似ていて嬉しかったです

    1. syumi より:

      コメントありがとうございます。

      そんな状況なのですか。貴重なご意見ありがとうございます。
      実は少々バタバタしていて、紅蓮のリベレーターをプレイできていない状況でして。。FF5が絡むのかあ、はやくやりたいです。

      この鏡像世界の話自体がまだ推測のレベルですが、
      もしパラレルワールド化設定があるのであれば、同一個体ではないにしても、パラレル間で同じような存在が、双方の世界で実在する設定も考えられるかもしれません。そして影響し合っているとか。

      オメガVS神龍のムービーは正直涙がでてきました(笑)、ああこんな形でこの2体の戦いがまた見れるのかと。

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