禁煙2年達成、身体に起こった変化や症状

私は2019年の6月末頃よりタバコを止め、禁煙生活2年弱です（2021年10月現在）。

30代中盤、もともと1日1箱は吸うヘビースモーカーでしたが、2年前にきっぱりと止め、今はまったく吸っていません。

タバコを2年も吸わないでいると、身体にも様々な変化がありました。

2年経過後の症状や健康状態をまとめます。禁煙を考えている方はご参考ください。

禁煙2年経過後の身体の変化、回復症状まとめ

タバコを吸っていた頃は、声が低く濁った感じが続き、喉に何か詰まっているような違和感を感じることも多かったです。

これは禁煙3か月頃から改善がみられ、禁煙2年を過ぎた今では詰まりものが取れたかのように、ハッキリとした声がでるようになってきました。

以前は長い時間声を出して会話していると、喉が疲れたり、だんだんとトーンダウンや嗄声になっていくことがよくありましたが、今は無理せずとも透き通った声を維持でき、話すことが苦にならない感じです。

高音や裏声なども出やすくなり、カラオケなどにいくと回復を実感できます。

タバコを吸っていた頃は、とにかく朝の寝起きが不快でした。2日酔いのように頭が重く、モヤモヤした感じが寝起き数十分は続く感じ。どんなに晴れて爽やかな朝でも、どんよりとした疲れが襲ってきました。

寝起きに関しては、最も回復効果を感じている部分です。禁煙2年経過後、まったくといっていいほど解消されました。

朝はスッキリと目覚めることができますし、寝起きに脳が動きだすのも早くなった感じ。目覚め後、意欲的にもなりました。当たり前のことなのですが、タバコを吸っていた頃はあまりに寝起き時がひどかったので。

以前のような気持ち悪さがまるで消え、起床時に見える世界は、タバコを吸わなかった頃に戻った感じさえあります。

禁煙2年が過ぎ、肺の機能も大分改善された感じがます。

2年前は、階段の上り下り、急な動作をした時などに、歳の割にはゼーゼーと疲れていた感がありましたが、今では肺に負荷をかけてもさほど疲れなくなりました。年相応になったというか。

ジョキングも定期的にしていますが、息切れすることも減り、余裕をもって走れます。以前と同じ距離では物足りなさを感じるくらいに運動能力は回復した気がしています。

肌の変化は禁煙3か月頃より実感し、今ではさらに改善しました。以前は、肌がカサカサで、血色も青白く、ぱっと見不健康な感じがありましたが、今では潤いが戻り、健康的な肌色に戻りました。

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以前は「スモーカーフェイス」の前兆も出ていましたが、これも上手く消えてくれ、もともとの自然な顔つき、表情に戻った気がします。

あと、目ヤニや鼻くそなども減ったように感じます。

タバコを吸っていた頃は、毛が細くなり、頭頂部などが薄く感じたこともありました。ハゲまではいかないものの、予備軍的な。

禁煙2年後の現在は、髪に大分コシや艶が戻り、ボリュームも改善した気がします。若いころのように毛も立ちやすくなりました。

髪の毛は、ストレス、食生活、遺伝などさまざまな要素が絡み合ってるようですので一概にはいえませんが、禁煙もやはり効いているのではないかと実感しています。

禁煙を始めた頃は、対価として「禁断症状」が起き、集中力がガクっと落ちました。特にPC作業やデスクワーク中は、集中力が続かず、ソワソワしたりイライラしたり。

これがだいたい禁煙3か月を過ぎると消え始め、今ではタバコなしでも物事に集中できるようになりました。むしろタバコを吸っていた頃よりも一つ一つの作業の集中力は上がり、パフォーマンスも向上していると思います。

タバコによって集中力が上がるという説もありますが、それはプラスマイナスがゼロになっただけであり、やはりタバコを吸わずに依存しないほうが脳は活性化され集中力は上がると感じます。実感として。

禁煙1年目の頃は、疲れた時などに「吸いたい」願望が色濃く残っていました。2年過ぎた今は、これがだいぶ緩和されました。もう生活の中でタバコのことを考えることもほとんどありませんし、タバコを吸っている人を見ても何も感じません。

ただ、タバコの味、快楽は、脳裏にハッキリと残っています。これは事実。

「どうしても吸いたい」と強く求めることはもうないですが、「吸えるなら吸いたい」くらいの感情は残っており、どうにも消えません。

もしタバコがタダ、肺にも健康にもなんの悪影響もないとなり、今目の前にタバコがどうぞどうぞと置いてあれば、まあ吸うでしょう。この感情は一生きえない気がしています。

人によっても差はあるかと思いますが、やはり2年も禁煙をすると、自分でもハッキリとわかるような回復が起きてきます。その多くは、自分の健康にとってプラス（マイナスがプラス）になるものばかりかと思いますので、禁煙をする意味は大きいというのが結論です。